10月18日より入院していた夫が、11月17日午前2時42分に、旅立ちました。
画像は、みなとみらいの日本丸。
享年72才でした。
入院した時は緊急入院でしたが、いつものように退院出来るのだろうと私は思っていました。
担当医師も、11月10日くらいに退院の話をしていたのですが、誤嚥性肺炎が治って器質化(きしつか)肺炎に代わってから、体全体が弱ってしまったように思います。
11月10日(金曜日)に、病院内のHCUに移された時に医師に呼ばれて面会に行くと、沢山の管に繋がり、肺に送る酸素は、最高の10㍑入れているという説明でしたが、酸素濃度が、90%以上に上がらないので、かなり重症な状態だとわかりました。
病院の面会は、土日には出来ないので、13日(月曜日)の午後に行くと、酸素量は6㍑で酸素濃度97%までになっていて、少し回復したのかと思ったのですが、マスク越しなので、夫が何と言っているのかわからず、次の日も行き、15日(水曜日)の午前中は、いつも運転の先生をしてくれているKGさんが来てくれたので、病院まで車で行く練習をしたりしていました。
ただ、その日の午後に面会に行くと、担当医師から、かなり弱っていることを聞かされて、夜中に緊急の電話をするかもしれないと言われていたので、そのことをKGさんに伝えると、自分の車で迎えに来てくれるという、ありがたい言葉をいただいていました。
KGさんのことは以前に記事にしていましたが、記事に出てくる奥様は今年5月10日に亡くなってしまいました。
本当にまだ若かったので、残念なことでした。
🐶 品川神社
16日(木曜日)は、午前中に担当医師から電話があり、すぐ来て欲しいと言われました。
病院に行くと、もう透析が出来ない状態で、止めてもいいかを判断して欲しいとのことで、それは透析をすることで、心臓が持たないということのようでした。
夫の様子は、意識は朦朧状態で、機械で強制的に呼吸している感じで、見ているのが辛くなる感じでした。
とりあえず、電話にはすぐに出られるようにしていましたが、いつしか寝てしまい、自宅の電話が鳴ったので、目を覚ましたのですが、時計を見ると午前1時でした。
担当の看護士さんに、
血圧と脈拍がかなり落ちています。
すぐに来られますか?
はい、何とか。
と言って、タクシーを呼ぼうとしましたが、深夜ということもあり、どこも無理な感じで、祈る気持ちでKGさんにお電話すると、
わかった。
30分は掛からないと思うから、道に出ていて。
と、言ってくださり、雨の中を迎えに来てくれました。
夫の妹にも、電話をして伝え、私が病院の部屋に着いたのは、2時くらいでした。
夫の血圧は45/20とかになっていて、脈拍は30代になっていました。
目を開けることはなく、数値がどんどん下がって行き、夫の妹とさすって声を掛けるしか出来ませんでした。
当直の医師が、
心臓マッサージは、しないということですが、それは変わりませんか?
と言われましたが、その時は血圧は計れなくなって脈拍は0になっていたので、もう無理なのだと思いました。
医師が心音を聞き、目に光を当てて、その時間が2時42分でした。
万が一の時のために、2年前に亡くなった父の時にお願いした葬儀社に事前に電話をしていたので、4時には遺体を引き取りに来てくれました。
自宅に帰ったのは、5時頃で葬儀社の打ち合わせは11時にして、私の妹が一緒に話を聞いてくれたので、助かりました。
18日(土曜日)は、葬儀社で夫の湯灌をしていました。
夫は、腕には針が刺さっていたりしたのと、足は床擦れで包帯だらけでした。
お湯でキレイに頭や顔を洗ってもらい、髭も剃り、鼻の上に酸素マスクで出来た斑点も塗ってもらってとてもキレイになりました。
火葬場は、混んでいるようで葬儀は家族葬で25日(土曜日)に決まりました。
前回に記した通り、夫の闘病は25年間に及びました。
本当に良く頑張ったと思います。
我慢強いので、それもよくなかったのかもしれませんが、愚痴も言わず弱音も吐かず、淡々と暮らしていました。
だから、私も一緒にいられたのだと思います。
今年は、介護状態で私も時間の制限がありましたが、ずっと好きにさせてもらえたのは、ありがたいことでした。
夫は、私のブログを読んだこともないし、私が何をしているのかも知りませんでしたから、、、
画像は、みなとみらいの日本丸。
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M子さんもどうぞご無理をなさらず、ご自愛ください。
ご冥福をお祈りします。
よく頑張ってこられましたね。
ほんとうに。
どうぞ、M子さんも
お大切になさってください。
しばらくはお忙しいかと思いますが
緩められるときには休んでくださいね。
心よりお悔やみ申し上げます。
ご主人さまもおつかれさまで
ございました。
息子を看取った時のことを思い出して胸がいっぱいになりました。
これから先のお通夜やご葬儀でとてもお疲れになることと思います。どうかご無理なきように。。。
大変な時に我々にまで訃報をお知らせ下さり
何と申し上げてよいやら。
長らくの闘病生活
M子さんもご主人様も、お疲れ様で御座いました。
ブログで垣間見るお二人のご様子に
クスっとしたり、勇気づけられたり、
沢山のパワーを頂いてきました。
寂しくなりますが、気を落とされませぬよう
今は何より御自愛下さいませ。
医療従事者として、旅立れた事にご主人様のこれまでの長期に渡る闘病生活。ご主人様を支える長期のミクネ様の看病介護生活。お二人の支え合う長期間の頑張りと精神力の強さに尊敬の念でしかありません。
そして、本当にお疲れ様でした。
ご主人様は、親族の方々が揃われるまで最後の最後まで頑張られたように思います。
心よりお悔やみ申し上げます。
ご主人は自分を解き放って、あの世で好きなことができるといいなと思います。本当にご苦労様でした。