梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

星野ジャパン惨敗

2008-08-23 22:34:34 | Weblog
 オリンピックも終わりが近づき、日本期待の野球を観て、なぜこんな結果にとなったのか?。・・・
私の表現力では表現できませんので、私のもやもやを解決してくれる鈴木公一様のメルマガの一部を紹介します。前日感謝!感謝!の投稿をしましたが、正に鈴木様もその事を書かれており、共感しました

以下紹介します。

日本の野球は、「金メダル以外はいらない!」と、監督が豪語した言葉が本当になりました。

今回のオリンピックでの、日本チームに対する感想としては、監督から選手まで、韓国にも、キューバにも、アメリカにも、対戦する相手チームには、深い敬意を払うべきです。
 そして、オリンピックで戦えることに、深い感謝の気持ちを持つべきです。

同じ負けるにしても、一生懸命さが出ていれば、誰もが納得します。

監督の傲慢さが選手の萎縮につながり、持てる力の半分も出せていなかったように、思われます。

 どんな場面でも、裏目、裏目で、幸運でラッキーなケースが皆無だった!ということは、天からも見捨てられていた!ということです。

 WBCの時の王監督とは次元が違いすぎました。
昼に行われた、オリンピックの野球は、またもや韓国に負けて、残念でした。

 星野監督は、一体どうしたのか?思考停止状態のようでした。

 今までの予選でも、調子の悪い投手や、活躍できそうもない選手を使い、今日の再度の韓国戦でも、同じような負けパターンに、自分から持ち込んでいたように思われました。


 予選で、何試合も戦ったのに、負けた試合から多くを学ぶことができるので、日本は有利だと思っていたのに、何を学習していたのか?

何のために一流の選手を、オリンピックに連れて行ったのか?

 一流と言っても、経験のない選手達は、大舞台では、何を意識していたのか?蛇に睨まれた蛙の如く、金縛り状態で、身動きできない三流の選手になっていました。

 今回のオリンピックでの韓国戦は、韓国の一流の選手と、日本の三流~五流の選手との対戦のように思われました。

 日本に、チームを牽引するような、超一流の選手が一人でもいたら、三流の選手にも火がつくのですが、監督の采配でも、選手のやる気を引き出せるのですが、残念でした。


 監督采配を比べると、一生懸命考えて選手交代を盛んにする監督と、まるで、思考停止状態で、将棋に例えると「王将」の首が取られかかっているのに・・・。

 いつまでも、飛車・角・金・銀を出し惜しみして温存し、負けるとわかっている「歩」しか使わず、みすみす相手に勝たせてしまう!
という、やる気のない監督の采配が、好対照でした。

 敗軍の将、兵を語らず!という言葉がありますが、せっかく日本から出陣のために派遣した兵なのに、この肝心な兵を戦いに使わないのですから、何のための兵なのか、何もしないで敗れてしまう兵がかわいそうです。

 コーチ陣の側近は、何のために雁首をそろえていたのか?
選手も、コーチ陣も、バラバラに分離していて、「あー、またか」と、負けパターンが、素人にもわかってしまうのですから、どの試合もお粗末な展開でした。


 投・打が、かみ合わず、選手の心も、コーチや監督の心も、バラバラに離れてしまっているので、実力の伯仲しているチームには絶対に勝てません。

  
 それに比べて、女子のソフトボールのチームは、一丸となって、試合に挑んでいました。
 守る時も、打つ時も、一球一球に、チームの魂が込められて、チームが一つになり、120%の力を出し切り、「奇跡」を呼び込んでいました。

 アメリカと日本との実力の差は、歴然とあり、予選では、コールドで負けていますから、プロ野球と、高校生ほどの、差があるように思われます。

 今までのオリンピックでも女子のソフトボールは、アメリカが、ダントツに強く、どのオリンピックでも、アメリカの金メダルが確定していて、どの国も勝負にならないので、 ロンドンのオリンピックから、除外される!?と、言われているようです。


 日本も、予選では、アメリカに、コールドゲームで負けて、準決勝でも負けて、二度も負けていますから、選手達は120%の力を出さないと、アメリカには勝てない!と言っているようです。

 ですから、誰もが、当然の如く、アメリカの金メダルを予想していたのです。


 アメリカのチームには、完璧な負け知らずの、一点も点を取られていない投手が3人もいます。

  そして、打者・バッターも、参加8チームのすべての選手の打率の上位NO,1からNO,5まで、アメリカのチームが独占しているのです。

 どの国と試合をしても、守っては、点は取られることもなく、打っても、どこからでも点が取れるのですから、完璧なチームで、負けることは有り得ないのです。

 プロ野球のチームに、高校の野球チームが挑めば、あまりにも実力の差が有りすぎて、10回戦っても1回も勝てないと思いますが・・・、

 これと同じく、アメリカには、どこの国のチームも奇跡が起きない限り、何回戦っても、勝つことはできないのです。

 
 ところが、有り得ない「奇跡」が起きて日本はアメリカに勝つことができたのです。

 「五輪ソフトボール 上野の三完投413球 悲願引き寄せる!」

 と、このような新聞のタイトルでしたが、上野投手の連日の超人的な完投のがんばりが、彼女の例え腕ががちぎれても投げぬく!という気迫が、チームの全員の心に火をつけたのです。

 アメリカ戦では、上野投手は、疲れたとか、痛いとか、腕がダメになるとか、自分の自我のすべてを殺して、無心の境地で、投げたように思われました。

 いつもの力が出なくても、命がけて取り組む姿は、神々しくもありました。

 命がけの上野投手の投げる姿を、目(ま)の当たりにした選手達は、彼女に対する深い感謝の気持ちと、深い思いやりの気持ちでいっぱいになりながら試合に挑んだのです。

 自分が上野投手を助けなければ、どんなボールが来ても死守して!なんとしても出塁して!と、選手の一人一人に勇気が深まり、命がけになったのです。


 命がけとは、正真正銘の本気の心です。選手達の心の奥の魂が揺さぶられるほどの深い勇気の思いが、心と体と魂の一体化が、なされたのです。

 心と体と魂の一体化は、人に神のパワーが与えられ、人が神になります。

 これは、神我との一体化ですから、当然の如く奇跡が起きます。

 そして、チームのスピリットも一丸となって、試合に臨んだのですから、すべての流れが、日本のチームに有利になるような試合展開になったのです。

 いくら無敵のアメリカであっても、神がかり的なチームには勝てません。
アメリカの選手達は、何か得たいの知れない大きな力に、負けたと、思っているのではないでしょうか。

 私達は、奇跡の現象から、勇気と大きな感動を頂きました。
 
 そして、日本のソフトボールの母と呼ばれている元監督さんからは、選手達や関係者、そして、ソフトボールに対する「無償の愛」を感じました。
 
 歴代の選手や、この方達の、ソフトボールに対する深い愛があったから、最後のオリンピックで、奇跡が起きて、金メダルが取れたように思いました。
 
 有り難う御座いました。