
ぼんやりと。
赤い文字の君に、想いを馳せながら、
逢えるまでの日数を、数えてみたりする晩秋の午後。
昨夜の音楽番組で見た君は、
少し眠たげな表情。
相変わらずの、君の顔に現れる、いくつかの仕草。
眠れてるのかな。
食べれてるのかな。
疲れてるのかな。
また、釣りに没頭して、身体をいじめてはいないかな。
いくらリフレッシュ出来るから、って。
睡眠時間削って、
身体休める時間削ってたら、
自分でも気付かないうちに、疲れはたまっていくものだから。
今日の君の赤い文字を読みながら。
逢える日が待ち遠しくて。
逢える約束の日よりも前に、
遠い北の大地へと飛んでいきたくて。
北にある、まだ見ぬその地が、どれほどの広さでどれほどの大きさなのか、
私には見当もつかないけれど。
そこに集まってくれる大勢の人たちが、
君たちに恋をする。
そして夢を見る。
ひとときの。
うたかたの。
私にも、それを見せてね。
そしてまた、君に恋しよう。
次の日からも、また生きて行けるように。