たった40分足らずのライブ。
いつもなら、さあここから!ってとこで「最後の曲です」ってなっちゃって、
いささか、拍子抜けになっちゃうような、短さ。
だけど。
だけど。
だけど。
なんで、あんなに身体中に幸せが満ちていたんだろう。
ふわふわふわふわ。
身体の中に、愛がいっぱい詰まって来て。
地に足が着かない感じ。
彼らの声に包まれていく感じが心地よくて。
彼らが奏でる音が、どんどん私を昂揚させていく。
細胞の一個一個が、動き出すような。
活性化していくような。
待ち焦がれた、
大好きな、
すばるの、あの声。
ぱんっ!って音たてて、私の中で何かが割れて。
一気に流れだしていく、
たくさんの、言葉にならない思い。
気づかないフリして、
さらりと身体をかわすフリをして、
目線すら合わさないような彼の姿。
暗闇にスポットライト浴びて、
揺れるトロッコの上。
彼は、でも、誰より感じてる、受け止めてる。
あの瞳に映る風景に、
たとえば、私が映らなかったとしても。
受け止めてもらえた、と。
思ってもいいよね?
ER、TWL、モンじゃい。
歌って、踊って、
楽しそうな姿を見れるのが、嬉しかったんだ。
合間、合間に、きゃいきゃいしそうなネタもあった気がするけど。
なんか、忘れちゃってるな。
妖精が、イチャついたのは、あれはいつだったか(笑)
バクステで歌った「渇いた花」。
聴いてると身体が自然に揺れだして、
とっても気持ち良かった。
伸びやかな、メンバーの声。
艶やかに、歌いあげていくすばるの揺れる声。
身体に沁み込んでゆく、
次から次へと、絶え間ない波のような。
それから、えっと。
急上昇は、ホント、無条件に好き。
なにも考えずに、ただ楽しい気分になれる。
バンドで、Eden。
今の彼らが歌う、Eden。
その時々で。
少しずつ、受け止めるこちら側の気持ちが揺れ動く。
そこからの。
パズルで、号泣・・・だった。
あの夏に聴いた、見た、この楽曲で抱いた感情。
まだ、どこかで。
ほんの少し、待っていた想い。
そこから3年を経て。
変わりゆく、風景。情景。
引き戻せないもの。
とどめることの出来ないもの。
心残しながら、
先へ先へと、歩み続ける道。
思うところは、いろいろあって。
言葉にはしがたくて。
戻れない道なら、
違えた道なら。
ただまっすぐ。
信じて進んで行ってほしいだけ。
いつか、どこかで交差した時には、
それが間違ってなかったといえるように。
愛でした。は、優しい。
ただひたすら、優しさに満ちてる。
やわらかな、ラブソング。
泣いた心が、ふわり包まれて温かくなる。
最後のひとつのうた。
会場を見渡す、
歌ってとマイクを向けるすばるを、愛しく思う。
あの夏の。
暑い夜の。
時間が気になりつつの。
サプライズすぎた、夢のような時間が、甦る。
「エイターっ!」と叫んだすばるの、
ただ、その一言に。
また、涙溢れて。
「ありがとーーーッ!」って声が、ただ嬉しかった。
ありがとう。
通路はさんで、手を伸ばし合って。
繋ぎきれない距離を、
心でつなぎあったエイター。
最後の最後まで。
何度も何度も。
繰り返す。
ありがとう。
ありがとう、ありがとう。
次は、ツアーで。
また。
笑顔を見せてね。