終わってしまいました。
大阪三日間4公演。
楽しかったです。
誘っていただいた方、ありがとうございました。
どれほどがんばってみても。
自分名義がかすりもしない、今回のツアー。
(いや、今回だけじゃないけど)
入れたことからして、夢のようでした。
空に近い場所からでも。
後ろが壁でも。
そんなこと。
彼らからもらうパワーには、なんの関係もなくて。
すばるから受け取る熱い、
なんだろう、
熱い塊のような声にはなんの障害にもなってなくて。
あの華奢な体から溢れ出したものが、莫大なエネルギーすぎて。
受け取る私の心の器が小さすぎるのが、悔しいくらい。
何度願えば、叶うだろう。
何度願えば、通じるだろう。
私は、あのコに、歌い手でいてほしい。
歌い手、という言い方が。
正しいのかどうかはわからないけれど。
アイドルだけれど、アイドルでは終わらない。
アイドルの枠に収まりきらない、自由な、
「伝えられる」歌い手であってほしい。
あのコが与えられた場所。
遠回りして、寄り道して、
でもずっとそこにあり続けた、あの場所で。
自分をj思う存分解放できる、あの場所で。
時には誰かを癒し慰め、
時には誰かの何かを突き動かし続ける、歌い手でいてほしい。
彼の歌に癖があるのは知ってる。わかってる。
万人向きじゃないことも。
耳さわりの良い、きれいな歌い方じゃない。
彼が歌うのは。
彼というフィルターを通り越した、彼自身の表現だから。
そこには受け取る側の、好き嫌いがあらわれる。
それでも。
彼には、ここからもずっと。
今からもなお。
年齢を重ねていく分だけ、ふえていく「期待値」だってある。
いつかどこかで。
いつか誰かに。
まるごと受け止めてもらえるはずだと、信じてる。
・・・信じてる、っていうのは。
んーー。
ちょっとニュアンスが違うのかな。
どういえばいいのか、わかんないけど。
とにかく、もっと、もっと、もっと。
彼に「歌える」場所が欲しい。
どんな形でもいい。
彼を認めてる人以外の人もいる場所で。
彼を知らない人がいる場所で。
彼が「歌える」場所が欲しい。
切実に。
そう感じたツアーでした。
今は。
今日の公演で。
セトリに入ってるライオンで。
両手広げ、ぐるりと回った。
その瞬間を思い出すだけで鳥肌が立つ。
All is Well で。
気持ちよさそうに音を感じて、音に揺れて、目を閉じて。
何かを体に溶け込ませているかのような、
幸せそうにせつない表情の、あの彼を思い出すだけで、
涙が出る。
私は、彼が泣いていたかどうかはわからない。
私自身が泣いているから、かすんでてよく見えてない。
彼が泣いていようがいまいが。
私が彼から感じとったものだけは変わらない。
だから、もう。
お願い。
ずっと。
愛させて。