ちょっと、疲れております。
明け方。
まだもう一眠りできそうな時間に、息子に起こされまして。
「婆さんが玄関で・・・・」
何事かと行ってみれば、そこにはかえるのように突っ伏した婆さんの姿が。
うごめく手足と泣き声に。
意識はあるようだと解釈したんだけど。
抱き起そうとするも。
これがまた重たくて、なんともならないし。
病気由来のものなら、下手に動かさない方がいいのかも、と。
救急のお世話になり、病院へ。
血液検査に、CT。
結果を見ても、異常なし。
受け答えもするし、歩けるし。
とりあえずの栄養点滴2時間で帰された、までは人騒がせ!って笑ってたんだけど。
このあとがもっと人騒がせで。
座り込んだら立ち上がれない!
腕で自分の体重を支えきれないので、すぐに崩れ落ちてしまい、
あげく前のめりに突っ伏してしまうことがわかり。
ひとたび介助して立ち上がらせてしまえば、歩けるのだが。
ひとりで立ち上がれない、となると。
日本家屋の和室で和布団使用の婆さんは寝たきりへの道一直線になりかねない。
←元来依頼心が強い王様気質なので、自分で出来ることもしなくなる傾向にある。
ケアマネに相談して。
立ち上がり時に支えとなる補助柵のようなものをお試しに借りる手筈をととのえ。
ケアマネと、ヘルパーステーションの主任さん(←婆さんにとっては頭が上がらない相手)と、
補助器具の担当者との3人がかりで、
褒めおだて、こんこんといい聞かせて。
なんとか設置に成功し、柵(というか、てすり?)をつかって自分で立つ練習をさせ。
どうにか時間をかけてでも、ひとりで立てるようにはなりまして。
今まで外トイレだったのを中のトイレを使うことで多少の転倒の危険を回避することにし。
なんだかんだで、まるっと一日。
婆さんに時間を取られた格好になりました。
なんというか、疲れた。
インフルエンザで寝込んだことで体力を奪われたのが原因だろう、とは思われるんですが。
昨日、夫が帰るまでは。
本当に何事もなかっただけに。
新手の嫌がらせなんじゃないかと、勘ぐりたくもなる鬼嫁でございました。