★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

バリのリスに出会うことができました

2010-08-22 | 自然観察(哺乳類)
朝、ちょっと表通りの喧噪から離れて裏通りを散歩していたら。



電線の上にリスがいました。
電線を伝っていきながら、街路樹の枝の皮を食べているようです。



器用に電線を伝って移動していました。
よく見ていると、枝で覆われていないところを通る時は、けっこうな速さで移動していきます。
天敵に襲われないようにするためでしょうね。



道路を横断する電線の上は、力をためて弾丸のように渡っていきます。



足下から見られていても、そんなにきにしていない様子。
現地の人たちの生活にとけ込んで生活しているんでしょうね。
このあと、住宅地の木々の中へ消えていきました。

おなじみの鳥がたくさんいました

2010-08-21 | 自然観察(鳥)
世界遺産のプランバナン寺院へ行ってきました。
ヒンドゥー教の古代寺院で、見るものを圧倒する寺院ですが、見学していると聞き慣れた鳴き声が。



おなじみのスズメです。
バリ島でも、ジョグジャカルタのプランバナン寺院でも、もう一カ所の世界遺産ボロブドゥール遺跡でもチュンチュンと鳴いていました。



仏像のレリーフの上にも乗っかり…



角のレリーフの上にも乗っかっていました。

見学が朝だったので、よけいにうるさく鳴いていたようです。
おかげで、なんだかあまり遠くに来た気がしなくなってくるような…でした。

バリ島では毎日朝夕にお供え物をするんですが、それをつつきにも集まってきていました。
どこでも街の鳥なんですね。

モンキーフォレストにも行きました

2010-08-21 | 自然観察(哺乳類)
モンキーフォレストにも行きました。
寺院の森にサルがたくさん住んでいる所です。



親子のサルもいます。
普通親子連れのサルは、母ザルが守ろうとして危険なんですが、ここは観光地なので慣れていますね。



子ザルも石の上でえさを食べている光景がよく見られました。
観光客からはバナナをもらい(食べ残しのおかげで発酵臭が…)、村の人たちからは定期的なえさとしてサツマイモをもらいます。
村の寺院なので、村人が世話をするそうです。



あの人間からも、もらえるかな…。



暇なときは、石をこすって遊んでいました。
なんだか人間の子どもとそっくりですね。



あんまり人間を気にしていないようで、よく周りを見ています。



顔に毛が生えたサルは、歳を重ねたサル。
ゆったりとしていることが多いです。
こうして座り込んで周りを眺めていました。



カメラを向けると、目線はくれましたがこの直後に「シャーッ!!!」と歯をむかれてしまいました。
すまんすまんとその場を立ち去りました。
サルに目を合わせると怒って襲われることがありますが、カメラのレンズも同じようですね。

先日見つけたトンボをじっくり観察

2010-08-20 | 自然観察(昆虫)
引き続きバリからです。
先日載せたバリのトンボ、今日行ったジョグジャカルタでじっくり見ることができました。
バリ島ではなく、お隣のジャワ島です。飛行機で1時間の距離。
ということは、このあたり一帯の島々に生息しているトンボなんでしょうかね。



体全体の色や模様は、シオカラトンボのメスや若い個体に似ています。
腹の先も白いし。
でもなんかちょっとへん。



真横から撮ってみると、腹の第3、4、5節だけ長くて細いんですね。
こんなトンボ初めてみました。



後ろから撮ってみると、腹の真ん中だけ細いのがよくわかります。
なんでこんな形になったんでしょうね。



再び前から。
このトンボ、ランチで入ったジャワ料理屋さんの庭に来ていましたが、他の水辺でも見かけました。
なので、日本のシオカラトンボのような存在のようです。

しかしまぁ、料理そっちのけで(もちろん後できれいに、たいらげましたけど)トンボを撮っているわけですから、ウェイトレスのお姉さんたちの目には、さぞかし変な日本人に見えたでしょうね。

ティエルタ・エンプルの魚

2010-08-19 | 自然観察(魚)
ティエルタ・エンプルの湧き水池。
中をのぞくと、魚が泳いでいます。



ちょっと細長いですが、日本でもおなじみのフナの仲間のようです。



それ以外にも小さい魚が泳いでいました。
どうもティラピアの仲間のようです。
他の所でも、日本なら錦鯉が泳いでいるようなところに、カラフルなティラピアが泳いでいました。
南国らしいですね。

バリ島に来ています

2010-08-18 | 自然観察(昆虫)
18日からバリ島に来ています。
幸いホテルがインターネットにつながっているので、バリからも更新します。



まずは、バリで見かけたトンボ。
サイズはシオカラトンボ程度ですが、腹の模様が独特です。
名前は後で調べてみますね。



もう1種類、日本では見かけないトンボを見ました。
湧き水がこんこんと湧くティエルタ・エンプルに行きました。
とっても澄んでいる池でした。



そこで、トンボを発見。
赤トンボですが、なーんかいつもとは違う感じ。



近づいて撮ってみると…なんと翅が真っ赤っかです。
日本にも翅がオレンジ色になる赤トンボがいますが、ここまで赤いものはいません。



よく見ると、翅のまわりは透明なんですね。
先日載せた日本で見られるショウジョウトンボの仲間かな?
日差しがきついためか、日本でも見られるように腹を上げて止まっていました。
この格好は同じなんですね。

このトンボが飛ぶと全体が赤いのでとてもよく目立っていました。
いつもと違う生き物が見られるとわくわくしますね。

ヨシ原の中にはヒメジャノメ

2010-08-16 | 自然観察(昆虫)
浮島ヶ原自然公園の木道を歩いていたら、ちょっと薄暗いところにヒメジャノメがいました。
幼虫の食草は、ススキなどのイネ科の植物です。
園内のオギなどを食べて育ったのでしょうね。



ジャノメチョウの仲間の翅には、目玉の模様があります。
これで鳥などの天敵を威嚇というか、ひるませるんでしょうね。
大きな2つの目玉の間にある小さな目玉が3個ならばヒメジャノメ、4個あるとコジャノメです。
…なーんて書いていますが、覚えきれないので野外でジャノメチョウの仲間を見るとつい悩んでしまいます。やっぱり図鑑が必要ですね。

国道1号線の法面をのぞいてみると

2010-08-15 | 自然観察(植物)
国道1号線の盛り土をしている区間の法面にはススキがたくさんあります。
そのススキをかきわけてのぞいてみると、ナンバンギセルがひっそりと咲いていました。



結構まとまった量がありました。
つぼみが大半なので、これからが見頃ですね。



咲いている花もちらほらとありました。



ハマウツボ科の寄生植物なので、自分では光合成しません。
ちょびっとだけ葉がくっついているだけ。
ススキなどの根に寄生して育ちます。
そして、咲く花の形が「煙管」に似ているため「ナンバンギセル」。確かに煙管の形ですね。
ただ、たばこが日本に入ってきたのは安土桃山時代と言われています。
なので、それ以前はススキの根元でうなだれたように咲く姿が物思いにふけっているように見えることから「思い草」と呼ばれました。万葉集にも出てきます。



正面からのぞくと大きなめしべの柱頭が見えます。
おしべはこの柱頭の裏側にあります。

薬草でもあり、干して煎じて飲むと喉の痛みに効くそうです。
確かに干したらいかにも漢方薬といった感じになりそうですね。



今年もショウジョウトンボに出会えました

2010-08-15 | 自然観察(昆虫)
眼も胸も腹も翅の根本も赤いショウジョウトンボ。
いわゆる「赤とんぼ」であるアカネの仲間では無いですが、一番赤いトンボかもしれません。
今年初めて会いました。



チョウトンボも健在です。
というか、翅がきれいな個体がたくさん舞っていたので新たに羽化したようですね。まだまだ楽しめそうです。