殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

華やかさとみみっちさ

2018年03月05日 10時55分47秒 | みりこんばばの時事
ああ、困った、困った。

あのおかたについて、色々言うのはもうよそうと思っていたのよ。

だけどこんな写真が出てきちゃ、反応せずにいられないじゃないの。


一目見るなり、わたしゃ食いついたわよ。

忍び寄る老眼で、このおかたの左手が胸元のフリルに見えちゃったのよ。

「あら!王子服じゃん!」

と思ってさ。

よく見たら、手だったわ。

な〜んだ。

でもナルシストは間違いないわね。


これ、ハタチの記念写真を撮影する時に

お母さんの元婚約者が写したスナップらしいわ。

場所は帝国ホテルの写場。

帝国ホテルで記念写真を撮りたいと言う母子のために

元婚約者のおじさんは送迎を引き受けたそうよ。

ちなみにこの子が履いてる靴は、おじさんのプレゼントですって。

いい靴よね。

5万円也。


そこまでしたのに、おじさん、記念写真には入れてもらえなかったそうよ。

こんな話が出てくるところをみると

おじさん、一緒に写りたかったのかしらね。


そういえば最初に囲み取材を受けた時や

婚約内定記者会見の時にしてたゴツい腕時計も

このおじさんのプレゼントですって。

気前がいいのね。


プロポーズの前年の2012年、彼がアメリカ留学した時も

「口座に200万円以上無いと留学資格が得られない」

とお母さんに泣きつかれて、おじさんは貸してあげたのよね。



でも生活費に使われちゃった〜ん。


お母さんの手練手管によって、晴れて留学できることになった計算。

出発する日は、おじさんが車で空港へ送ったそうよ。

優しいわね。

仏さんに砂糖をまぶしたような人って、こういう人のことね。


翌日、アメリカに到着した計算からメールが届いたそうよ。

お礼と、母のことをよろしくお願いしますという内容。

お礼は言わなくちゃね。

おじさんの振り込みが無かったら留学できなかったんだし

空港まで送ってくれたんだもの。


以後もメールのやり取りはあったと思うけど

留学して10日後のメールは、所帯じみた内容よ。

私、週刊誌の記事をそのまま写すことはしない主義なんだけど

週刊現代に載ったこれは、じっくり読まなきゃわからない。

彼の本当の姿にゾクゾクしてちょうだいな。


『こんばんは。実は先ほど以下のメールを祖父に送りました。

①シャワーの件を母から聞きました。

この間僕が祖父の家でシャワーを浴びた際に水力が弱い事を感じました。

人の家のシャワーだったんで何も言わなかったのですが

大倉山(注・計算のマンション)のシャワーとは取り替えないでください。

② 節約の事に関してですが、僕と母はそのままの暮らしを通常通りしますので

例えば母が電気を消し忘れたりした場合でも責めないでください。

母が責められるとそれがストレスになり、体調を壊し仕事に影響し

僕の学業に影響するので全てが悪循環になります。

複数で家に生活する際はこういった決まり事が大切だと思います。

大前提としてここは僕の家ですのでルールは守ってくださるよう

よろしくお願いします。


という文面です。

祖父が来ることになり◯さんにも色々とご迷惑をおかけすると思いますが

母のことをどうぞよろしくお願いします。

小室圭』



計算の留学と入れ替わるように、お母さんのお父さん‥

つまり計算のお祖父さんが来て一緒に暮らし始めたようだけど

その祖父と母親がギクシャクしてたのね。

そこでお祖父さんに注意した事柄をおじさんに報告する内容。


“残して来た母親を海の向こうから心配する、健気な息子”

このおじさんみたいな『いい人』は、そう感じるかもしれないわ。

でも私はいい人じゃないの。

「わしゃ、爺やに言うたった!感」が満載の、ねっとりした文章‥

見てはいけないものを見た気がして、シビれちゃう。


普通、こんなのは家族だけで解決する問題よ。

シャワーがどうの、電気がどうの

家庭の細かいゴタゴタを母親の彼氏に知られるって

マトモな男の子であれば恥と思うわよ。

でも知らせる。

知らせずにはいられない。

知ってもらった方が、何かと便利だからよ。

タカリ体質って、そうなのよ。


おじさんが同情しやすいタイプと知ってるから

事情を把握させておくと、次の援助が受けやすい。

常日頃、“母親はストレスに弱いタイプ”と認識させつつ

改めて強調することで、借したお金の催促もしにくくなる。

さらにオマケで、父親との同居に苦しむお母さんをなぐさめるために

たびたび外へ連れ出してプレゼントやご馳走をしてくれる。

どうよ、メールひとつでこんなにお得。


これを天然でやれるのが、タカリ体質なのよ。

甘え上手な母子にたかられて、おじさんは自宅を手放す羽目になったそう。

相手が絶世の美女ならまだしも、あれじゃあ悔いが残るわね。



私が一番食いついたのは、やっぱりシャワーかしら。

アレらの全てが現れているもの。

「爺やの家のシャワーが弱いからといって

ワシのマンションのシャワーと取り替えたら、いけんで」

この一文で、爺やは自分の住まいをそのままにして

娘の住むマンションへ転がり込んだことや

当時の爺やが大倉山のマンションに

永住する予定ではなかったことがわかるわ。


で、母子は、爺やが自分ちのシャワーと

計算名義らしきマンションのシャワーとを取り替えてしまわないか

マジで心配してる。

心配するからには、爺やが「取り替えようか」とでも

つぶやいたんでしょうね。

年寄りは物の無い時代に育ってるから、こんなこと、よく言うわよ。


シャワーヘッドだか、シャワー全体だか知らないけど

弱けりゃ買えばいいじゃん。

でもシャワーを取り替えたら水力が強くなるという保証は無いのよ。

水道の問題かもしれないじゃないの。

業者に見てもらえばいいじゃん。


計算母子が心配するからには

何でもタダで済ませようとする爺やの主義を熟知していて

爺やはやると確信してんのよ。

自分たちも同じ主義だから、ほっといたら本当にやるとわかるのよ。

もしも爺やがシャワーの交換を決行したら

自分たちのシャワーが弱くなると思って、恐れてんの。

それを新しいのに買い換えると、お金がいるからよ。


シャワーひとつで親子三代がモメてんのよ。

バカじゃないの?

帝国ホテルで記念写真を撮ったり

アメリカに留学させる家庭のすることじゃないわよ。

華やかとみみっちさの激しい落差が、アレらの怪しさなのよね。


知り合いに、“歩く一千万”と呼ばれる人がいたわ。

マルチ商売がうまくいってて、宝石と洋服が大好きだから

そりゃもう豪勢ないでたちよ。

でもお客に履かせるスリッパは色あせて、ほころびてた。

私はそこに彼女の“育ち”を感じたけど、そんなものかしらね。
コメント (8)
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