曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「MOZU Season 1」第6話の感想

2014-05-16 07:49:00 | テレビ・映画
概要:
拷問中に有村架純死亡。
新谷と明星が真相をべらべら喋った。
現在の新谷は女装趣味の弟・宏美で、死んだのは兄・和彦。

・・・・・・・・

手荒に扱いすぎたのか、治療の途中で連れてきたからか、有村架純が死んでしまった。今結構ギャラ高そうな人なのにもったいない。

突然、新谷が記憶を取り戻して真相をべらべら喋り始めた。明星も明星視点で補足情報を淡々と語り、爆弾関係以外のほとんどの謎が解けてしまった。何この急展開。

明星たちが追っていた殺し屋は、新谷和彦の弟・宏美だった。新谷が双子だということはアテナも分かっておらず、ずいぶん振り回された。防犯カメラの映像を自由にできる割には調査能力が低い。

どういうわけか戒めを解いていた新谷宏美が、今までの鬱憤を晴らすかのように、次々にアテナの雑魚を殺しまくる。なぜかナース姿で。

刺したい欲望の赴くままに殺りまくってるのかと思いきや、感電死もやった。演出としてバリエーションを付けるためなんだろうか。その前に散々刺したい欲望の話をしてたのに。

そのまま中神との一騎討ちに突入。ナース姿に笑い転げる中神は、本当にいいキャラクターだった。半沢直樹で何人かの俳優がブレイクしたが、MOZUで誰かブレイクするとしたら、中神役の吉田綱太郎だと思う。

あの倉木とも互角だった中神だが、ナース新谷の敵ではなかった。欲望で殺人やってるぶん、極限状態での闘気が勝っていたというか。何をするにも躊躇がなさそうな狂気の迫力というか。子供の頃からやってるキャリアの違いというか。

家庭環境がおかしかったののが原因のひとつなんだろうが、その刺したい欲求がどこから来たのかを、もっと分かりやすく説明してほしかった。モズと名付けた?何者かのせいなのか?

モズがはやにえを作る理由を新谷兄弟は理解できてるそうだが、今回はそれっぽい話がなかった。中神はきっちりはやにえにされていたが。

複雑だと思っていた喫茶店と雑居ビルの尾行合戦も、幼女が描いたオバケの正体もきれいに片付いた。あとは「謎の女」と爆弾、達磨のことくらいか。謎の女は千尋かもしれん。他に今までに登場した中で、他にそれっぽい女性がいない。

津城がやたらと「我々」を連呼するので混乱した。我々とは津城と明星ら秘密部隊(他のメンバーがいる気配はないが)のことなのか、津城と明星と倉木と大杉、つまり今この場にいる我々なのか。同じトーンで話すなよ。

第2話から第5話まで見ていないうちの奥さんが、久々に見ても今日は余裕で話についてきてた。いかに今まで同じところをグルグル回るだけで先に進んでいかない話だったかという。

予告で人工呼吸器を付けて病院のベッドで寝てる女性が映った。まさか有村架純が生きていたのかと思ったが、よく見ると人工呼吸器が喉から出ている。食道癌など声帯を切除するような手術をしないと、ああはならないと思う。本を出してた千尋の友人か?



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