曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サッカーは時計を止めたり表示したりすべき

2014-05-24 23:41:45 | スポーツ
なでしこジャパンがアジアカップ準決勝の中国戦で劇的な勝利を収めた。ロスタイム残り10秒くらい?で岩清水が頭で決めて勝ち越した。あの時点でテレビの時計は18分。キックオフしたらすぐ笛が鳴ったので、ああ本当に際どい、ぎりぎりの時間での得点だったんだなと思った。

あれはあれでハラハラさせられたが、残り何秒なのかがはっきりわかっていれば、もっとエキサイティングできたのではなかろうか。

例えば、アイスホッケーは3秒あれば1点入ると言われるほど動きの速いスポーツである。シュートだけなら1秒あれば足りる。第3ピリオド残り1秒、敵陣内でフェイスオフの場合は、キーパーを下げて6人攻撃。センターフォワードは斜め後ろのロングシュート要員にパスを出してノートラップでシュートする。ほとんど成功しないシュートだが、残り1秒に賭ける緊迫感は見ていてもやっていてもぞくぞくするものである。

アメフトなんかは、残り10秒のうち7秒で5ヤード進め、次の2秒で時計を止めて(スパイクというブレイ)、最後の1秒でフィールドゴール、サヨナラ勝ちを狙うとか普通にやるし。

それも時計表示があるからだ。残りわずかだとわかっているからスペシャルな作戦をとれるし、見てる方もその数秒に集中することができる。

これが、あとわずかだとは分かっているが、具体的に何秒かは分からないと、捨て身の作戦を取っていいのか判断しにくいし、場合によっては中途半端なタイミングで試合終了になるかもしれない。

まあ、サッカーは表示の有無以前に時計が止まらないから、スペシャルな作戦を準備する時間がなかったりもするのだろうが。

そんなわけで、サッカーはラインから出たとき、反則、タイムアウト(回数制限あり)などで時計を止め、残り時間は表示した方がエキサイティングになると思う。それをやると、試合のトータル時間が長くなるというなら、前後半30分ずつにすればいい。

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「リバースエッジ 大川端探偵社」第6話の感想

2014-05-24 02:00:00 | テレビ・映画

依頼者は中途半端なツッコミでウケない中上。
中上は毎晩何者かに弁当を届けてもらっている。
犯人は中上の母親だった。



村木が見た夢は弁当。

依頼者の漫才コンビに名前がない。ブログに感想を書くときに困るので、何か設定して欲しかった。

ボケの澤井役が趙●和だった。「(大)東京トイボックス」のチーフプログラマー依田である。同じテレビ東京だから起用されたのかな。ツッコミの中上はキングオブコメディの今野浩喜。

澤井が大川端探偵社で、あらゆる部分に探偵っぽいと感動する。僕もミステリ好きとして、本物の探偵事務所に入ったら、同じように感動すると思う。

ZがSになってる給食のネタは確かにつまらないが、今野がいかにも下手にやってるように見えてしまっていた。彼は実際のお笑いの現場でも仏頂面だから、同じ顔で中途半端なツッコミをされると「ほんとは下手じゃないんだが」と思ってしまう。

ネタよりも、その後のやり取りのほうが面白かった。というか、そういう風に脚本を作ってある。
「ネタは俺が書いてるだろ」
「コンビの地味なほうがネタを書くって法律で決まってんだ」
「どこの法律だよ」
「カンボジアだよ」
「帰化したランナーじゃねえし」

細かいところは違ってるかもしれんが、こういう感じ。野暮を承知で補足すると、帰化したランナーは猫ひろしのことだと思われる。

さらに、調査料は「童貞割」で10万ぽっきり…の会話もウケた。「だから童貞じゃねえって」「探偵には守秘義務がありますから」「童貞割でお願いします」

中上が自転車を華麗に乗り捨て、ちゃぶ台のガラクタを手で払って弁当を食べるところは、そのまま弁当屋のCMに使えそうなクオリティだった。

弁当を見た村木の感想「茶色主体ですね」が伏線というかヒントだったんだな……。

村木の調査方法が、実に普通の張り込みだった。あれで10万は高いわ。とはいえ、さすがプロなので居眠りなどせず、あっさり弁当を置きに来た女性を捕捉。僕は「母親だったりして」と思っていたので、あれ?と思った。新規開店の弁当屋のモニターにされてるのかな、と予想を変更。


わざとらしいヘリコプターの騒音で会話を消し、レッドカーペットで犯人登場。やっぱりお母さんだった。お母さんは弁当工場で働いていて、焦げて廃棄する揚げ物などを息子用に詰めて、同僚の女の子に頼んで届けてもらっていたのだ。

こんな秘密でもなんでもない真相のために10万も払って、母ちゃんにしかられるぞ、と思ったら、やっぱり叱られた。だが、その叱られ方がネタのヒントになって、次のライブでは大いにウケたのであった。実話ネタなので、笑わせてるというより笑われてる、とオカンは評していたが、女の子の「売れたら(交際を)考えてもいい」言質を取った。


オカンの顔の触りかたをそのままネタにしてウケた。

やっぱり親は常に子供のことを気にかけてるのだ、というのが今回のテーマかね。オカンがブサイクな息子を貶しながら励ますところは、いい母ちゃんじゃないか、仲のよい親子だなと思った。


原作の宣伝もあった。

●は王偏に民

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執筆時はコンビ名がないと思っていたが、見返すと「給食当番Z」がコンビ名だった。失礼しました。

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