”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

女子野球の「東近江バイオレッツ」募集パンフ 全国に配布 チームの魅力まるごと掲載

2021-06-10 12:00:00 | 滋賀のスポーツ
 女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」は、女子野球の普及と選手募集を目的としたチーム案内パンフレットを新たに作成し、女子野球部がある全国の高校や大学などに配布した。

 パンフレットには、地域に住んで働き、地域活性を目指しながら野球に打ち込む「地域密着型チーム」を掲げるバイオレッツの活動意義をはじめ、チーム創設4年目を迎える選手たちの声や日々の生活、給料など仕事の様子や退団後の就職先事例、練習環境などが細かく掲載されている。


 チーム主務の坂原朱音選手は、「チームPRのほか、できるだけ選手とのミスマッチのないよう、高校や大学を卒業した方たちが安心して入団していただくために作成しました。創設4年目を迎え、本格的な戦力アップにつなげたい」と話す。

問い合わせもホームページやSNSなどで随時受け付けているという。

 バイオレッツの今シーズン初公式戦となる関西大会「第12回関西女子硬式野球選手権ラッキートーナメント大会」の初戦が6月13日、和歌山県の田辺スポーツパークで行われる。対戦相手は京都文教。観客数を制限して開催される。

<滋賀報知新聞より>
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長浜市と彦根市 観光振興「地域計画」 国から認定

2021-06-10 11:00:00 | 滋賀TODAY
 遺跡や博物館などの文化施設を起点に観光振興を図る「長浜市」と「彦根市」の「地域計画」が国の認定を受けた。
それぞれの歴史や文化を生かした観光メニューを用意し、2025年度までの5カ年で、来訪者数増などの目標達成を目指す。全国では今回15計画が認定され、計40計画になった。

VRや戦国体験ツアー 長浜

↑写真:中日新聞より

 長浜市は羽柴秀吉が長浜城を築いた町。町衆の経済力は、長浜曳山(ひきやま)祭の発展や鉄道敷設など近代化の基盤になった。
長浜市の地域計画は、こうした歴史を観光誘客につなげるため、長浜城歴史博物館、市曳山博物館、長浜鉄道スクエアを中核施設に設定
伸び悩む外国人観光客誘致のため、仮想現実(VR)などの理解しやすい展示などを計画する。
 また、長浜市では日帰り客に比べて宿泊客が少なく、市中心部に観光客が集中するのも課題。
戦国の舞台にちなんだ体験型ツアーの造成や電動アシスト付き自転車の整備などで、客足の周辺地域への波及も図る。

 事業費は9600万円の補助を含め、2億3500百万円。新型コロナウイルスの感染収束を見据え、2019年度705万人だった来訪者数は5%増、同三万人だった外国人は10%増の目標を掲げた。
長浜市や長浜市内経済団体などで取り組む。藤井勇治市長は「長浜らしい滞在型観光でアフターコロナに備えたい」と話す。


彦根城を中核に周遊促す 彦根
↑写真:中日新聞より

 彦根市の地域計画は、中核施設とした国宝彦根城と彦根城博物館への観光客を増やし、旧彦根藩足軽組屋敷や中山道の宿場町への周遊も促す施策を盛り込んだ。
計約2億円の補助金が見込め、彦根市などは、これまで進めてきた観光施策の充実化を図る。
 計画では、彦根城博物館で能や狂言、茶の湯といった伝統文化を体験できるようにするほか、夜間に貸し切りの玄宮園で食事ができる旅行プランなど新しい観光メニューも開発する。
彦根城周辺以外にも足を運んでもらうために、彦根市内の城跡や古墳を巡るツアーも企画する。

 観光客数の目標は、新型コロナの収束を前提に、2025年度に日本人で97万人(2019年度比15・6%増)、外国人観光客で69万人(同53・3%増)と設定した。
計画に基づいて彦根市や彦根観光協会、一般社団法人「近江ツーリズムボード」などが事業を進める。彦根市の担当者は「今後の観光振興の道筋となる。彦根市内全体での文化観光を推進したい」と述べている。

<中日新聞より>
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クラフトビール 彦根麦酒

2021-06-10 10:00:00 | 滋賀のグルメ・郷土料理
 彦根市の中西部にある荒神山の西麓に、ぽつりとたたずむ木造平屋の醸造所。
約1km先の湖岸の手前に集落があるほかは田畑が広がる彦根市石寺町でクラフトビールを作る「彦根麦酒(ビール)」だ。
 5月2日にオープンしたばかりで、「飲めば、石寺町の美しい風景を思い出すような味を作りたい」との目標を掲げる。

↑写真:中日新聞より

 現在販売している商品は2種類。地元産の小麦を使った「ISHIDERA(イシデラ) WEIZEN(ヴァイツェン)」は、小麦の風味と酸味が感じられる。「PALE(ペール) ALE(エール)」は、ホップの爽やかな香りと、すっきりした苦みが特徴という。
いずれも1本(330ml)税込み660円で、醸造所に併設する直売所で購入できる。

↑写真:中日新聞より

 醸造責任者の小島なぎささんは、クラフトビールづくりに携わってまだ1年半ほど。製造中に温度が少しでも予定からずれれば、味や香りも大きくイメージから離れてしまう。試作品を飲んだ地域住民から厳しい意見を受けたこともあるが、「彦根の味を出したい」との思いで試行錯誤してきた。

 彦根麦酒は、使われていなかった石寺町内の土地を活用するプロジェクトとして誕生した。滋賀県立大(彦根市)の教授が、町内で生産する小麦を生かして特産品を作り出すことを提案。地域住民と滋賀県立大、企業が協力して醸造所を設立した。

 小島さんは、滋賀県立大を卒業した2014年から石寺町に住み、古民家を改装して学生向けの下宿を運営するなどまちづくりに関わってきた。
 彦根市の統計によると、地区の人口は457人(3月31日現在)で、5年前から120人減少。集落の存続に危機感を持つ住民もおり、彦根麦酒に誘われた際は「仕事や居場所をいただいた石寺町のために、今度は私が仕事や居場所をつくる立場になりたい」と参加を決めた。

 もう一人のスタッフで、営業を担当する水野華織さんも学生時代に石寺町に住んでおり、里山整備といった活動に携わった。ただ、ボランティアだけで町を活性化させることの難しさも感じていた。
 「ビジネスがあれば、雇用が生まれて人が定住し、コミュニティーの持続が期待できる」。今も二人の他にアルバイトも雇っているが、事業を拡大して雇用を増やしたい考えだ。

 目標は、麦芽やホップなど全ての原材料について、彦根市内で生産されたものを使う「ALL HIKONE BEER」を開発することだ。「荒神山と、湖岸近くまで続く田畑。この美しい風景が記憶に残るような味を作りたい」と2人は意気込む。

彦根麦酒荒神山醸造所
彦根市石寺町1853
https://hikonebrewing.jp/

滋賀のクラフトビール 「長浜浪漫ビール」と「HINO BREWING(ヒノブルーイング)」

https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/5f963de7a10fdc121c2c29eb6f5a2e3f

<中日新聞より>
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びわ湖の離島 沖島百貨クラウドファンディング(近江八幡市)

2021-06-10 09:00:00 | 滋賀TODAY
 琵琶湖の沖島ならではの商品の開発と販売を通じて沖島が抱えている課題解決のきっかけづくりを目指す女性グループ「沖島百貨」が、クラウドファンディングによる沖島プロジェクトを立ち上げた


 沖島でカフェを経営する奥村ひとみさん、結婚を機に大阪から沖島に移住し沖島町離島振興推進協議会の中心メンバーとして活動する富田雅美さん、滋賀の魅力を発信する事業に取り組んでいる市田恭子さん(滋賀出身)の3人。
 3人は、漁業以外の仕事が島に誕生することで人との交流の機会が増え、島の新たな賑わいを創造をめざし、その取り組みの1つとして島の新商品開発と販売、PR活動等の資金をクラウドファンディング(実施期間は7月21日まで)で集め、活動をスタートさせた。
 目標額は200万円で「CAMPFIRE」のWebサイトのプロジェクト名「琵琶湖の離島5年後の沖島を想うモノを沖島百貨が届けたい」に掲載している。

 資金を提供すると沖島百貨が開発した新商品を届けたり、びわ湖での漁師体験や沖島に宿泊して島民との交流などをリターンとして準備している。寄付のみも可。

 5年計画のプロジェクトで、1年目は商品の販売拠点の拡大および新商品の開発と生産、PR活動、2年目は販路拡大により沖島百貨で雇用創出および来島者の増加、5年目は移住者を増やして島で働く場を作り、漁業者の担い手育成や他の産業の創出を目指している。
 既にコクヨ工業と共同開発した「沖島百貨オリジナル野帳ノート」や「沖島日和の手ぬぐい」、オーガニック化粧品メーカー・アルデバランと共同開発した島に自生する野草(むべ)の「ハンドクリーム」などの新商品を開発しており、資金を得て販売を予定している。

「CAMPFIRE」のWebサイト

<滋賀報知新聞より>
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【滋賀・近江の先人第188回】天台寺門宗(寺門派)の宗祖/智証大師・円珍(香川県・大津市)

2021-06-10 06:00:00 | 滋賀・近江の先人

 円珍(えんちん、弘仁5年3月15日(814年・4月8日)- 寛平3年10月29日(891年12月4日))は、平安時代の天台宗の僧。天台寺門宗(園城寺寺門派)の宗祖。諡号は智証大師(智證大師、ちしょうだいし)。入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人。
法号は「南無大師智慧金剛(なむだいしちえこんごう)」である。


概説
弘仁5年(814年)讃岐国(香川県)金倉郷に誕生。多度郡弘田郷の豪族・佐伯一門のひとり。俗姓は和気。字は遠塵。

空海(弘法大師)の甥(もしくは姪の息子)にあたる。生誕地は善通寺から4kmほどのところ。幼少から経典になじみ、15歳(数え年、以下同)で比叡山に登り義真に師事、12年間の籠山行に入る。

承和12年(845年)役行者の後を慕い、大峯山・葛城山・熊野三山を巡礼し、修験道の発展に寄与する。承和13年(846年)延暦寺の学頭となる。仁寿3年(853年)新羅商人の船で入唐、途中で暴風に遭って台湾に漂着した。

天安2年(858年)唐商人の船で帰国。帰国後しばらく金倉寺に住み、寺の整備を行っていた模様。その後、比叡山の山王院に住し、貞観10年(868年)延暦寺第5代座主となり、園城寺(三井寺)を賜り、伝法灌頂の道場とした。

後に、比叡山を山門派が占拠したため、園城寺は寺門派の拠点となる。

寛平3年(891年)入寂、享年78歳。三井寺には、円珍が感得したとされる「黄不動」「新羅明神像」等の美術品の他、円珍の手による文書が他数残されており、日本美術史上も注目される。

著作
著作は90を数え、円珍の教えを知る著作である「法華論記」「授決集」の他、自身の書いた入唐旅行記の「行歴抄」など著名である。『智証大師全集』全3巻がある。「行歴抄」では、円載との確執が描写されている。

肖像
国宝・智証大師像(中尊大師)、園城寺所蔵。平安時代の作。
円珍は、園城寺では宗祖として尊崇され、同寺には国宝の彫像をはじめ、多くの円珍像が伝わる。同寺唐院大師堂には「中尊大師」「御骨大師」と称する2体の智証大師像があり、いずれも国宝に指定されている。いずれの像も頭頂が尖り、頭部の輪郭が卵型を呈する独特の風貌に特徴がある(これを「霊蓋」(れいがい)といい、左道密教では未来を予知できる能力を備えるとされ、非常に崇められた。反面、その験力を得ようと切り取られることもあったため、入唐時に諭され非常に警戒された)。

円珍の書
書風は「枯枝のような」と評される独特のものである。真跡は20余点現存し、その代表的なものは次のとおりである。

東京国立博物館所蔵の国宝「円珍関係文書」のうち。古今集の歌人である遍照僧正への返信で、年はなく5月27日の日付があるのみであるが、晩年の手紙と推定される。一見稚拙のようだが、古渋な勁い書である。

    園城寺所蔵の国宝「智証大師関係文書典籍」のうち。入唐からの帰国後、伝法のための公験(証明書)を請求するため、朝廷に提出した文書の案である。貞観5年(863年)11月13日の日付がある。書風は行書風の特徴ある楷書

<Wikipediaより引用>
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