東近江市朝桜中学校の生徒が6月13日、地元の自治会役員や近江鉄道の社員らと協力し、旧蒲生町内にある近江鉄道4駅と周辺で清掃ボランティアに励んだと中日新聞は伝える。
赤字経営に苦しむ近江鉄道は公金の投入による上下分離方式の形態に移行することになっているが何よりも客でもある市民・住民の理解協力が必要である。その1つとして身近な近江鉄道の駅が市民に「マイステーション」として愛されることは喜ばしいことである。
↑中日新聞より
この活動は東近江市青少年育成市民会議蒲生支部が主催し、総勢160人が参加。1994年から毎年6、11月に実施しているが、昨年は新型コロナウイルスや降雨の影響で中止したため、2年ぶりに行われた。
近江鉄道の朝日野、朝日大塚、桜川、京セラ前の4駅を朝桜中学3年生ら15人ずつで分担。ごみ拾いや草むしり、落書きの除去などに汗を流した。ごみは吸い殻や使用済みマスクもあった。
生徒会長の3年竹原颯希さんは「高校生になったら通学で駅を使うので、きれいにしておきたいと思った。皆がいい気持ちになれるよう、ポイ捨ては控えて欲しい」と話した。
<中日新聞より>