滋賀県は6日午前、新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」の適用地域を県内の13市全てとすることを決めた。
対象地域の決定に併せ、滋賀県独自の対応基準を一番厳しいステージ4(特別警戒)に引き上げた。
↑写真:中日新聞より
時短営業に協力した事業者や、酒類販売事業者に協力金や支援金を支給する案も出された。
8月8日から31日まで、適用地域の飲食店に20時までの営業とするほか、酒類の提供禁止を求める。大型商業施設にも生活必需品の販売を除き時短を求める。
三日月大造滋賀県知事は「このまま急拡大が続けば(緊急事態宣言の要請も)視野に入る」とした上で「まずは今回の措置をしっかりと行えるよう協力を求めたい」と話した。
当初は大津市など5市を軸に検討していたが、各市の10万人当たりの新規陽性者数や、JRなど公共交通のつながりを考慮した結果、全市を対象とした。
13市は大津、草津、守山、栗東、野洲、甲賀、湖南、東近江、近江八幡、彦根、米原、長浜、高島市。
滋賀県内全19市町のうち、適用対象にならない6町でも21時までの営業と、酒類提供を20時までにすることを要請する。要請に応じた店には協力金を支払う。