”スローライフ滋賀” 

「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

子どもがデザインした「ナマズパン」 びわ湖大津プリンスホテルが再現、販売

2021-08-20 08:00:00 | 滋賀TODAY
 大津市におの浜のびわ湖大津プリンスホテルは、子どもたちからデザインを募集したアイデアパンの販売を始めた。8月31日(火)まで。
ビワコオオナマズの形をした特製のパンを味わえる。

 

「こんなパンが食べたい」アイデアメニューが決定!
https://www.princehotels.co.jp/otsu/informations/biwako-bread-idea-08/

 ホテルでは野洲市の太田みのりさん(12)が考案した「オオナマズ チョココロネ」(21日まで)と京都府長岡京市の宮崎茜音さん(11)による「びわなまちゃん」(22日〜31日)をそれぞれ300円で販売する。

↑写真:京都新聞より

 販売するのは表面を琵琶湖の形をした小麦粉をまぶした「びわなまちゃん」と巻き貝状のコロネパンでオオナマズの体つきを再現し、アーモンドチップでひれを表現した「オオナマズ チョココロネ」の2種類。再現した製パン担当のシェフ堀田勝史さんは「琵琶湖のシンボルを忠実に再現でき、楽しんで味わって欲しい」と話す。

 ホテルでは毎夏に子ども向けのパン作り体験を開いているが、コロナ禍となってからは開催できておらず、パンのデザインを初めて募集。7月に募り、滋賀県内外から16点が集まった。
 パンは1日5個限定。10:30に焼き上げホテル1階で販売している。テークアウトであれば随時予約を受け付け、宿泊者以外も購入できる

問い合わせ: びわ湖大津プリンスホテル
大津市におの浜4丁目7−7
077ー521ー1111
https://www.princehotels.co.jp/otsu/

<京都新聞より>
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【滋賀・近江の先人第202回】大豆ミートの不二製愉 実質的な創業者・西村政太郎(滋賀県)

2021-08-20 06:00:00 | 滋賀・近江の先人
 西村政太郎(にしむら・まさたろう)、(1913年1月ー2006年)、93歳没。滋賀県出身。大豆ミート事業のパイオニア。不二製油(株)相談役名誉会長、元社長。不二製油の実質的な創業者。

ヒストリー
1913年(大正2年)1月生まれ。滋賀県出身。(出生地は不詳)
1938年(昭和13年)九州帝国大学法文学部経済科卒業と同時に伊藤忠商事(株)入社、
1950年(昭和25年)不二製油(株)入社、常務取締役に就任。

不二製油」は1950年(昭和25年)に大阪で設立した、最後発の製油メーカーだった。
ココアバターの安価な代用油脂をシアから開発。一方で、大豆ミート事業を続けてきた。大豆の絞りかすには、大豆全体の3割のタンパク質を含んでいる。そこに2代目社長の西村政太郎が目をつけ、大豆ミートの原型ができた。

昭和41年(1966年)不二製油株式会社は分離大豆たん白質の製造を主とする事業を開始し、その利用開発に力を注いできた。
昭和44年(1969年)フジニックを発売。
昭和50年(1975年)頃から米国を中心として、大豆たん白質の栄養に関する研究は盛んとなり、
昭和54年(1979年)頃には活発な研究発表も行われてきた。
 
 当時、「不二製油」は、徳島大学の井上五郎より大豆ミート事業に種々指導を受け、日本にも大豆の栄養に関する研究体制を作ってはとの示唆を受けた。井上の主唱で粛々と準備が進められ、
昭和54年(1979年) 6月、設立のための準備委員会を開き、「大豆たん白質栄養研究会」と名付け、その場で財団の前身が発足している。 会は大豆たん白質の栄養、働きに関する研究助成を目的として、その助成金及び経費は不二製油の支出とし、第1回の研究助成が行われた。
その翌年(昭和55年、1980年)第1回の発表会がささやかに行われ、現在、第22回を数えるに到っている。
井上五郎は、平成8年(1996年)1月死去するまで、委員長および理事を担当した。このように不二製油は産学共同で戦後から一貫して今日の「大豆ミート」を研究開発事業を育ててきたことになる。
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