「初飛行 軍需傾斜へ ステルス機」 2016年04月23日 | 時事川柳 国産初のステルス実証機「X-2」の初飛行で、防衛省は悲願の国産戦闘機に一歩近づいた。結果的に次期戦闘機が他国との共同開発になっても、戦闘機技術の確立は国内防衛産業の拡大を促し、民間企業の軍需依存率が平均約5%にとどまる国内産業の転換点になる可能性がある。武器輸出を原則解禁する防衛装備移転三原則が二〇一四年四月に閣議決定されると、翌五月には経団連が武器輸出に関する説明会を開催した。以降、防衛装備庁も各地の商工会議所などでX-2や武器輸出に関連する説明会を開いている。