功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

「誰かの推薦人になったり、支援するのなら、その候補が総理になれなかったときは、冷や飯を食う、干される、その覚悟はしておけよ」(2021-09-18 22:07:14)

2021-09-18 23:23:44 | On the Road
 もともと食べてますよ、たっぷり、冷や飯。
 だから誰を支持するのも自由、推薦人になるのも自由だし、考えてることを自在に申しあげています。
 高市候補や麻生財務大臣が「総裁選で負けた側は、冷や飯」という趣旨を仰っていることについて、ふと、思いました。



▼ちなみに、高市さんも麻生さんも、当然ながらご自分のことを仰っているのではありません。

 高市さんは、推薦人を含めてご自分を支援した議員のことを仰っていました。
 いわゆる出陣式での挨拶の時です。
「 ( 高市さんが総裁選で落選したら ) ここにいらっしゃるみなさんは冷や飯を食うことになる」という話し方でしたね。
 高市さんの思いやりと、厳しい現実認識が、ジョーク風に表れたのでした。

 麻生さんは、テレビ報道でたまたま、ちらり目にしただけです。
 麻生派の議員らに向けての発言かな ?
「誰かの推薦人になったり、支援するのなら、その候補が総理になれなかったときは、冷や飯を食う、干される、その覚悟はしておけよ」という趣旨だと思います。
 背景には、麻生派が、第1回投票で誰に入れるかを表向き、自主投票にしたことがあるわけです。

 そして冷や飯とは、総裁選後の人事、ポスト配分で憂き目 ( うきめ ) に遭うことです。
 ぼくはもともと地位を求めていませんから、ほんとうは冷や飯も何もありません。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本記者クラブ討論会でこれだけ憤る主権者 (2021-09-18 20:47:49)

2021-09-18 21:39:13 | On the Road


・・・日本の主権者の目覚めでもあります。
 ほんらいは一政党の党首選びである、総裁選でこれが起きるというのは、素晴らしいことです。

 高市早苗候補が立候補されて戦っていることの効果です。
 凄いことです。

 ただし、頑張りました、凄かったねで終わらせてはなりません。
 日本を敗戦国の頸木 ( くびき ) から解き放つ大切な第一歩としての高市政権の誕生まで、共に戦って、戦うのが、ぼくらです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高市候補に喋らせまい、質問もしないという傾向がありありと感じられたという憤激(2021-09-18 19:52:53)

2021-09-18 21:33:43 | On the Road
▼びっくりするほど沢山の主権者から、「怒りを感じた」というコメントが届いています。
 たとえば、外交問題について「外相経験者に聴く」と称して、かなりの長時間、河野、岸田両候補にだけ質問して、高市、野田両候補に聴かなかったのはおかしいという指摘がありました。
 真っ当な指摘だと考えます。

▼全体に、特に高市候補に喋らせまい、質問もしないという傾向がありありと感じられたという憤激が、コメント欄を大袈裟ではなく一時は埋め尽くすようでした。
 主宰者には言い分もあるでしょう。
 しかし、主権者からこれだけ多く、公平性について疑義が出ていることは、公正な報道を掲げる立場ですから、耳を傾けることが不可欠です。


▼ぼく自身、議員になってから5年、このメディアの無視作戦に直面し続けています。
 たとえば、予算委員会でいわゆる加計問題について加戸守行・元愛媛県知事がぼくの質問に答え「おかしいのは獣医学部を作らせなかった側だ」と証言したやり取りを、TVの生中継があったにもかかわらず無かったことにされたことは、多くの主権者がご存じの通りです。
 それだけではなく、そもそも青山繁晴という国会議員はこの世に居ないかのようになっています。ははは。

 したがって、今日の総裁選討論会を含めて、「メディアが高市候補は居ないように扱っている」と主権者が感じられるのを、思い過ごしとはまったく考えません。
 むしろ常套手段になっていて、これがオールドメディアの致命傷のひとつになっていくでしょう。
 滅びゆく産業、明日なき産業の葬送曲をみずから奏でているのと同じです。

 だからこそ、ぼくは記者出身者として、若い記者から社長に至るまで謙虚に顧みてほしいという願いを込めて、「オールドメディア」とあえて呼んでいるのです。
 議員会館の青山繁晴事務所に自然にやって来る若い記者諸君は、これを理解しています。

 今回のような関心の高い総裁選で、真っ当な主権者からこのような疑問や憤激を招くのは、ほんとうにみずからを貶め、滅ぼしていく行為です。
 ひとのことは報じて、自分のことは分からない。この癖も、人心の離反を招き続けます。

▼ぼくはまた、ベテラン記者が発した質問に呆れました。
 韓国をホワイト国から除外したことについて「むしろ日本の企業を困らせるだけの結果になっているんですが」と、自分の主張を客観的な事実のように装って強調したうえで、日韓関係を改善すべきだという趣旨で質問していました。
 一体どこの国の記者でしょうか。東京ではなくソウルで討論会を開いているようです。

 これに対して河野候補が、最初は「韓国側の改善が必要」という趣旨を答えつつ、結局は「日韓双方の努力が必要」と言ってしまい、まるで日本にも悪いところがあるようなことを述べてしまったのは、新たな、大きな疑問点です。
 これでは、河野大臣がみずから属している内閣の方針とも真っ向から食い違っています。ボールは韓国側にあると、日本政府はずっと言っているではありませんか。
 左巻きメディアの誘導に、思わず河野さんの本心が引き出された感もあります。

▼高市さんは、このような事態を予め覚悟はしておられると思います。
 それでも公正を欠き、不公平であるのは事実だし、不利なのも事実です。

 主権者があくまでご自分の意思で、ネット、SNSを駆使して、戦ってくださることだけが公正と公平を取り戻す道です。
 ぼくもこのブログや動画を通じて、不公正、不公平とは戦います。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最初の小説の単行本「平成」 (2021-09-18 18:37:35)

2021-09-18 20:12:10 | On the Road
▼定価が1414円 ( 税込 ) でしたから、たいへんな値上がりです。
 最終的にいくらぐらいまで上がっていたかは、忘れてしまいましたが、1万円ちょうどで止まるわけでもなく、びっくりするぐらい高くなっていました。
 ほんとうに目が丸くなって、息が一瞬、止まるぐらいの高値が付いていて、10万円以上にもなっていたかな?
 当時は参加していた地上波のテレビで「このゲストの古本は、1円、このゲストの古本も、1円。青山さんの古本は、○○万円」と予告なくMCから紹介されて、困惑したこともありました。

・・・しかし、それは版元の文藝春秋社が絶版にしていて、古本だということが分かっていましたから、ごくふつうの経済原理でした。



▼そこでぼくは、読者のことを考え、手持ちにあった「平成」を、そんな高値の付いた新古書ではなく、ふつうの本として希望者にお分けすることを決め、募集が多かったので抽選し、郵送費こちら持ちで、1冊、1冊、梱包して近所の郵便局から発送しました。
 かなりの冊数で、たいへんでしたが、読者にこゝろから感謝していました。

 次に、読者の希望を受けて、文庫本にすることを決め、幻冬舎文庫で発刊されました。
 その際、全ページの一字一句をすべて見直して、手を入れ、タイトルを「平成紀」と改題しました。

▼今回、皇位継承マンガの「誰があなたを護るのか」に起きた問題は、読者にとってこのサイト ( ネット書店 ) にアクセスしても、それが街の書店で売っているふつうの新しい本なのか、それとも古本なのか、あるいは新古書なのか分からずに、値段が上がっているということなのです。
 したがって、このエントリーで紹介したような問いかけが読者からあったわけです。
 再掲はしませんが、その一部だけもう一度紹介するとー

【コメントのタイトル】 ( 前略 ) 皇位継承マンガの「価格」が間違いでは ?
【コメントの一部】皇位継承マンガのリンク先に表示されている単行本の価格が¥2,640とありますが、単行本は¥1,760ではないのでしょうか ? ( 私も6/22に¥1,760で購入しました ) 。購入のハードルを下げるためにも、念のため ご確認されたらと思います。

 また、こういうコメントもありました。
「 ( 前略 ) 定価を書いた上で、釣り上がった価格を書けば、百歩譲って ( それでも ) いいが、まるで釣り上がった価格を定価のように表示する」

 もうひとつ、コメントを紹介しておきます。
~以下、引用~
2021-09-18 11:48:33に投稿
マンガ本について。

小生も価格違いに気が付かず高い値の本を購入しました。
( 中略 ) 書店で在庫なしだったので、ネット書店 ( ※ 実際にはサイトの実名が書いてあります ) で購入しました。
孫に読ませようと買ったので、年寄りの冷や水ですが以後、気を付けて
挑戦しようと思います。
本が届くのを楽しみに待ちます。
いつも納得のいく みちすがら ( ※ このブログのこと。サブタイトルは「青山繁晴の道すがらエッセイ」なのです ) を読ませていただいています。
青山様のご健闘を祈っています
~引用ここまで~

▼なぜ、こういうコメントを紹介したか、分かっていただけるでしょうか。
 読者の不利益になることが、ぼくには大きな問題なのです。
 おのれの利益、不利益ではまったくありません。
 ぼくはプロフェッショナルの書き手、つまり作家でもありますが、おカネ儲けのために書いているのではありません。
 そして本は読み手、読者がいなければ、個人的な非公開の日記と変わりません。
 読んでくれるひとが居て初めて、本は本になれます。これが作家としての信念です。
 だから読者の不利益になることについては、おのれのできることなら、改善の努力をしたいのです。忙しくても。

▼アマゾンを含め本のネット販売 ( 通販 ) の癖のようなもの、あるいは慣習を熟知されている読者にとっては、『ああ、これは版元からの本の供給が足りなくなって、新古書を売っているんだな。だから値段が上がっている』とお分かりになります。
 しかし、それが良く分からない読者も、沢山いらっしゃいます。

 分かっていらっしゃる読者には、ぼくが余計なことをすることは決してありません。
 一方で、あまりよくご存じない読者のためには、ささやかな改善努力を致したいと思います。

▼版元の編集者に連絡を取ったところ、以下のように仰いました。とても良心的な編集者です。
( 1 ) このような事態については、他の出版社でも困っていて、ネット書店に改善を申し入れている。
( 2 ) 皇位継承マンガは、増刷 ( 追加の印刷 ) を急いでいるので、まもなくネット書店にも充分に供給されて、元に戻ると思う。

 ぼくからは「前にも同じ混乱があったので、読者のニーズがあるときは、速やかな本の供給をお願いします」と述べました。
 ただし、版元の事情はよおく分かるのです。
『この出版不況のなか、議員になる前はよく読まれて増刷もしやすかった青山繁晴の本は、議員になってから偏見を受けたのか、前にようにはなかなか読まれない。増刷してしまってから読まれないのでは、困る。だから慎重になろう』ということだろうと拝察しています。
 この判断は、無理のない面もあります。
 出版社からすれば、ぼくが議員になってくれなければ良かったわけですからね。

▼もう一度、申しますが、読者の不利益は、それが一部の読者の不利益であっても、ぼくは見逃したくありません。
 そして、「平成」ないし「平成紀」を読んでくださる読者がいて、議員になる前のようには読まれずとも、2作目の小説「わたしは灰猫」も読んでくださるひとはいらっしゃるし、皇位継承マンガの「誰があなたを護るのか」については、天皇陛下のご存在を護るために不可欠の1冊であると考えてくださるひとも少なからず居るので、感謝しています。
 どの読者にも、敬意と感謝を、深く感じています。

 前述の真面目な編集者の努力で、まもなく実際に印刷と供給が進んでいくでしょう。

※ そのうえで、皇位継承マンガは、たとえばここです。値段はいずれ、定価に戻るでしょう。
 「わたしは灰猫」は、たとえばここです。こちらは残念なことに ? 在庫が充分にあって、定価のままです。わはは。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わずか4か月前のことでしたね (2021-09-18 15:26:13)

2021-09-18 16:58:08 | On the Road
▼これは5月21日金曜に、スパイ防止法の制定とも関連する「経済安全保障17か条」を、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) が加藤勝信官房長官に提出したあと、総理官邸のロビーで記者団のぶら下がり取材を受けているところです。

 この写真も含めて、写真と文章をその翌日の土曜にブログへアップしました。
 先ほど、誤字の指摘があって、その修正をしました。 ( 17か条の7項目目の「創設」という文字にタイプミスがありました )
 そのとき、ふと、写真の1枚を見ると、これです。
 当時のエントリーには「▼ぼくの説明が終わり、護る会の山田宏参議院議員、山谷えり子元拉致問題担当大臣、高市早苗元総務大臣が発言なさっています。」と記しています。

 この時、ぼくは実は、総裁選への出馬を覚悟してからすでに8か月ですね。
 高市さんがどうであったか、それは分かりません。護る会へ「経済安全保障の考え方に凄く共鳴しました」と仰って入会されてから、まだ間もない頃です。
 その積極的なお言葉の通り、官邸に同行してくださいました。



▼あれから、そんなに長い時間でもありませんが、今や、総裁選に出馬なさった高市さんを真ん中に、左から山田さん、ぼく、山谷さんと、みんな推薦人になっていますね。
 何度も丁寧にお話ししたとおり、護る会は会として特定の候補を総裁選で担ぐことはしません。
 しかし、山田さん、山谷さん、そしてみずからの出馬をおのれの判断で取り下げたぼく、それぞれが、ひとりの議員として、今は高市総理の誕生を推しています。
 ちなみに、山田さんとも、山谷さんとも、推薦人になるかどうかについて、ただのひとことも協議、相談したことはありません。みな、個人の判断です。 

▼それにしても、世の中は、動きますねぇ~。
 すくなくともぼくは、今日の日を、まったく想像しませんでした。
 このダイナミズム、活き活きとした動き、生きる醍醐味のひとつではないでしょうか。

※ 元のエントリーを見たいなというひとは、ここですよ。
  探していると、大変でしょうから。
  実はぼく自身、誤字を修整するためにこのエントリーを探すのに、凄く時間を要してしまいました。
  ま、それだけ、ある程度は、エントリーを更新して、蓄積されているということではありますね。
  ほとんど何の役にも立っていませんが。
  役には立たないけど、いつも丁寧に文章を練っています。タイプミスは残念でした。
  このブログの全エントリーは、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR ) と同じく、すべて自分ひとりだけで記しています。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする