功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

5年3か月まえの参院選の街頭演説の時のような輝くような熱気(2021-09-27 18:15:25)

2021-09-27 19:13:53 | On the Road
▼きのう東京で開いた第117回独立講演会@よみうりホールでは、5年3か月まえの参院選の街頭演説のときのような、輝くような熱気が、みなさんから伝わってきました。

 いま明後日、たまたま総裁選の当日でもある9月29日水曜の午後1時にいったん〆切が来る、第118回独立講演会@神戸の参加者を募集しています。ここです。



▼そしてきょう9月27日月曜、講演会の主宰者である独立総合研究所から連絡があり、第119回独立講演会@よみうりホール、すなわち東京会場としては昨日に続く独立講演会の募集が始まったということです。
 これは11月7日の開催です。

★政府は今、緊急事態宣言の解除を検討しています。
 これについて、講演を主宰する独立総合研究所からは以下のような見解が、講演者であるぼくに届きました。

「緊急事態宣言の解除はまだ正式に発表されていませんので、募集人数については、『緊急事態宣言が解除され感染拡大状況が改善されているようであれば、会場定員の50%以上になることもある』と、第119回独立講演会@東京の募集要項に明記してあります。
 もしも宣言が解除されましたら、対応をお伝えします」

▼これを諒解し、そして、その募集要項の一部をこのブログにも転載することを、独立総合研究所に許可してもらいました。
 みなさん、またあの生きる歓びのある時間を共に過ごし、それぞれの志ある質問にひとりでも多く、お答えしたいです。
 逢いましょう、ぜひ。

第119回 独立講演会@東京 (2021年 11月 7 日 : お申込み受付を開始致しました)

【開催日】2021年11月7日(日)

【スケジュール】講演:14時30分~19時00分 ※講演中に20分程度の休憩あり。共用部分の消毒を行います。
【講演テーマ】
武漢熱に打ち克ち、中韓の無法を許さず、祖国に真の独立をもたらすために、われら日々いかに戦うか。それを一緒に考えましょう その8
【会場】有楽町よみうりホール(指定席) 読売会館7階 ※参加人数は会場定員の50%まで
緊急事態宣言が解除され、応募者多数の場合、型コロナウイルス感染拡大状況が改善されているようであれば、50%以上の参加人数(550人以上)になることもあります。(会場の公演に関するガイドラインに従います)
なお、参加人数が550人を超え多数の場合は、受付時間を長く取りますので、開演・終演時刻が後ろにずれる可能性があります。
◎おおよその参加人数と確定したスケジュールは、当落のお知らせに明記いたします。
東京都千代田区有楽町1-11-1 JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 国際フォーラム口すぐ 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 D4、D6出口 東京メトロ日比谷線・千代田線 日比谷駅 A2出口より徒歩3分 東京メトロ銀座線・丸の内線 銀座駅 C9出口より徒歩5分
都営地下鉄三田線 日比谷駅 D4、D6出口  詳しくは、こちらをご覧ください。
【受講料】一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)
【申込期間】2021年9月27日(月)正午~ 2021年10月15日(金)13時 申込期間内のみ、お申込みを受付致します。
【申込方法】「申込フォーム」ボタンをクリックし、リンク先のページよりお申込みください。
※「申込フォーム」へ入力される前に、必ずページ下の【新型コロナウイルス感染予防対策】までお読みください。

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幻の「最後に私が訴えたいこと」(2021-09-27 14:49:19)

2021-09-27 17:09:18 | On the Road
※ いま9月27日月曜の午後2時52分。
 ほんらいであれば、護る会主催の総裁選討論会「最後に私が訴えたいこと」の最初に ( 各候補との日程調整の結果として ) 最初に登場される、岸田候補との議論の真っ最中、あと8分で終わるところですね。
 4候補の背後に掲げられる予定だった、この看板は、党選管によって突然に中止となったあと、業者さんとのキャンセルが間に合いませんでした。
 請求書とともに、議員会館の青山繁晴事務所へ届きました。
 とりあえず、ちいさな会議室の椅子のうえに、こうやって鎮座しています。



▼もともと、ありとあらゆる困難を予期しつつ、要請を受け容れて、出るはずのなかった選挙に立候補したのです。
 それは、降りかかるだろう困難への、単なる心配などではありませんでした。

 政治記者の時代から、与野党の政治家の懐へ飛び込んでいました。
 そして民間専門家として、どうにもならないほど厚い壁、自由民主党と官僚機構が癒着して形成している既得権益の壁に直面し続けて、この党の内奥を、知り尽くしていました。
 そこから来る予期です。

 特に、民間の側から、国家の資源エネルギー、外交、安全保障、危機管理の実務に携わって、自由民主党の実態に対峙してからは、やわな神経では、あるいは生半可な志では、とっくの昔に絶望していたとしか言いようがありませぬ。
 評論や批評をしているのではないのです。

 国民は、批評では食べられません。
 まつりごとを、内側から、正していくほかないのです。
 外からでは、そもそも評論や批評だけで変わるほど簡単なことではありませんし、もしも無理にでも外から変えるなら、それは革命です。
 日本には革命はない、だからこそ天皇陛下という祈りのご存在も、日本国の古代からの「民は宝」という理念も、保たれてきたのです。
 内部から変える、それが、他でもなく日本の王道です。

 内部から変えるのなら、よけいに旧弊にぶつかります。
 しかし、ぶつかってこそ、じりじりと進展していきます。
 ぶつかること自体は、どうということもありませぬ。

 その信念があってこそ、いまの現場での取り組みがあります。
 ぼくは、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の一員です。代表ではあっても、67人の連帯の一員です。
 護る会は、写真の看板とともに、日章旗も新調しました。
 看板と共に掲げる予定でした。

 その志は、困難を超えて、生き続けます。




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「奇跡が起きた」(2021-09-27 11:33:24)

2021-09-27 17:05:19 | On the Road
▼重大な変化でありながら、中央のメディアがほぼ注目しない選挙がありました。

 きのう9月26日日曜、北海道旭川市で市長選があり、自由民主党が中心になって推した新人、今津寛介 ( ひろすけ ) さん、44歳が、立憲民主党が中心になって推した新人の笠木薫・元道議、64歳を大差で破って当選しました。
 ぼくの知己でもある今津・新市長が当確を聴いて「奇跡が起きた」とTVカメラと支持者のまえで仰ったように、これまで積み重なった長い経緯と歴史を考えると、たいへんな逆転劇です。
 旭川は、日本社会党から立憲民主党につながる左派系のまさしく牙城だったのです。



▼まず第一には、今津ひろすけさんの優しく、決断力のある、スカッとした人柄と、見事に成長なさった演説が最大の勝因です。
 同時にゆうべ、当確の報の直後に、関係者に電話すると「総裁選の影響が大きかった」と分析なさいました。

 菅総理が総裁選で再選を目指しておられたとき、ぼくはあくまでも客観的な見通しとして以下のように、総理経験者を含めて、重要な役割のひとびとに警告をいたしました。

「自由民主党は来たる総選挙で70数議席以上を喪って、政権が野党に渡る可能性があります。その場合は共産党が選挙での下支えの功績で大きな影響力を持つことになります。日本の永い歴史で初めての政権に一変する恐れがあります。共産党が入閣しなくとも、閣外協力を表明しなくとも、同じことです」

「自由民主党に失政がどれほどあってもなお、今の野党は各小選挙区で共産党に頼まないと、自由民主党に勝てない。勝つときは、必ず、共産党が各小選挙区で確保している基礎票が活きる時です。自由民主党中心の政権を根本的に変えないと、日本国が共産党に基礎を置く政治となります」
「そうなれば、皇位継承は必ず巧妙に壊され、天皇陛下のご存在が喪われることに繋がります。日本国の終焉です」

 ぼく自身が総裁選に立たざるを得ないと、去年の9月から覚悟していたのも、このためです。
 それが高市早苗候補の出馬を含め、総裁選が一変してから、政治全体の情況が根こそぎ変わりました。

▼旭川に話を戻すと、ここは北海道で第二の人口を持ち、地政学的にも極めて重要な都市です。
 ぼくは民間の時代から、今津寛介・新市長のお父さま、今津寛・元代議士の応援を含めて、ちょっと数えられないほど訪れています。
 今津寛・元代議士がまだ初当選もなさっていない時代からです。
 先日も、数年ぶりに地上波のテレビ ( よみうりテレビ ) の番組に参加するため富良野を訪れたとき、旭川に足を延ばして今津家をお訪ねしました。今津寛介さんともお会いしました。
 たいへんに僭越な物言いながら、その成長ぶりに一驚し、内心で感激しました。
 今津ひろすけさんは3年前、現職市長に挑むことをみずから決断して市長選に出馬し、大敗したのです。それが、目覚ましい成長の土台になっていることを、ありありと感じました。
 成功ではなく失敗を活かす人間こそ、人材です。

 今回の市長選では、緊急事態宣言のために応援の遊説はできませんでしたが、陣営の中心のひとりである、誠実なわが友、安田佳正・旭川市議と連絡を取りあっていました。

▼さて、この旭川市は、社会党出身の五十嵐公三さんが37歳から市長を務めたように、長く、野党系が市長選も国政選挙も非常に強かったのです。 
 五十嵐さんは、非自民政権の細川政権で建設大臣となり、村山内閣では官房長官を務めた人と申しあげると、思い出されるかたも少なくないでしょう。
 今回、市長選となったのも、4期目を務めていた西川将人前市長が、立憲民主党の公認で衆院北海道6区から立候補なさるために辞職されたことによるものです。
 立憲民主党はその時点で、余裕を持って後継市長として笠木・元道議の当選を予測していたはずです。

 自由民主党が旭川市長の座を奪還したのは15年ぶりです。
 今回、当選した今津寛介・新市長は前述の通り前回市長選で、現職だった西川市長に大敗していたのです。メディアに「惨敗」と評されました。今回は真逆の結果となりました。

▼総裁選の効果で、明らかに、これまでと逆の大きな流れが起きています。
 さぁ、こうなると、自由民主党の負のお家芸である油断を懸念します。深く、懸念しています。

 総裁選の緊張感を保つためにも、ぼくは、高市早苗内閣総理大臣が誕生して、自由民主党がこれまで怠け、回避していた命題に着手することを祈り、願い、明瞭な信念をもって、支援します。
 それが旭川市民の判断と選択を、活かすことにもなります。




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