功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

皇位継承マンガのアマゾンは (2021-09-19 19:53:50)

2021-09-19 21:48:28 | On the Road
「戻ることもあるようになりました」とは、半端な書き方です。
 なぜか。
 正価に戻っていますよと、読者から連絡があって、アクセスしてみると、また価格が上昇していたり、しばらく時間を置いて見てみると、確かに正価になっていたり。
 それが現状だからです。

 版元も、在庫を供給する努力をなさっているのでしよう。
 いずれにしても、皇位継承マンガを読んでくださる主権者がひとり増えれば、それだけじりじりと、天皇陛下のご存在を護ることに、実は直結します。



※ 皇位継承マンガとは、『誰があなたを護るのか 不安の時代の皇 ( すめらぎ ) 』 ( 扶桑社 )です。
  たとえば、ここです。




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決選投票の戦略について(2021-09-19 17:52:11)

2021-09-19 21:09:05 | On the Road
▼選挙は、それがどのような選挙でも、最初から最後まで変わらない要素と、最後の最後まで流動し、投票箱を開いて数え終わるまで分からない要素が、あります。
 政治記者の時代からの実感です。
 多くのみなさんもよくご存じのことではあると思います。
 ただ、いま進行中の総裁選で申せば、実感というより、痛感しています。


▼前者の「変わらない要素」は、オールドメディアの大半が高市候補を排除する傾向を持つこと、まず、それがありますね。
 これは、オールドメディアがとっくに、明日なき産業になっているにもかかわらず、みずからその終末を早める行為でもあります。
 しかし、たった今の現実としては、高市候補の苦闘の大きな原因のひとつになっています。

 一方で、総裁選における主権者の投票は、ご承知のように自由民主党の党員・党友113万人に限られています。
 11月に挙行されるだろう総選挙よりは、オールドメディアに影響される度合いが、やや小さいでしょう。

 ただし・・・自由民主党の党員・党友であることは、たとえば日本共産党の党員であることより、緩(ゆる)いです。
 議員になってから、縁あって、東大の非常勤講師を務めていました(現在は退任し、学生の自主ゼミで講義)。駒場のキャンパスを歩くと、民青、すなわち共産党と協力関係にある「日本民主青年同盟」の立て看板がかつてより少なくなり、それも「みんせい」と平仮名で名乗っていました。
 学生に「みんせいって、何?」と聴くと、わからない学生も珍しくはなかったです。
 共産党系の組織がガッチリしていて、自由民主党はゆるゆる、とはもはや言えません。時代は変わりました。

 それでもなお、自由民主党の党員・党友は依然、他の政党の党員と比べると、一般的な、政党の党員になどならない国民と大きくは変わらないとは言えるでしょう。
 すなわち、オールドメディアの影響を受ける党員・党友もいらっしゃるでしょう。
 その点、高市候補は他の3候補より、やはり不利です。

▼総裁選をめぐってこのブログにいただく膨大なコメントのなかで、少数のご意見は、決選投票の戦略について問うていらっしゃいます。
 その問題意識は正しいです。

 一方で、上位2人だけが残る決選投票では、自由民主党の派閥の利害がぐっと、大きく深く、関わることになるでしょう。
 その場合であれ、ぼくはいかなる派閥の影響も、1ミリ、ひとかけらも受けません。
 このように断言する議員は、無派閥のかたがたでも、そう多くないのではないかと考えます。
 これは「決選投票は派閥が決めてしまうから諦めましょう」という話では全くありません。逆です。

 派閥の利害、オールドメディアの常套句だと「派閥の論理」、そんなものは実は大した話ではないのです。
 勝ち馬に乗る、これだけです。
 どれだけ複雑に見えても、要は、これだけです。
 勝ち馬がはっきりすれば、その候補の政権で有利な立場、人事、ポストを確保しようと、派閥は群れをなして動きます。

 したがって、1回目の投票、議員票383、党員・党友票383、合計で766票の投票で、高市候補を「勝ち馬」にする以外にありません。
 別の側面から申せば、オールドメディアが何をどうしようと、どんな不利があろうと、高市候補が勝ち馬になってしまえば、決選投票で必ず、高市早苗総裁の誕生となります。

▼では、どうやって、1回目の投票で高市候補を勝ち馬にするか。
 党員・党友票で、オールドメディアの世論調査を覆す、圧倒的な票を獲得する以外にありません。

 1回目の投票の議員票で、高市候補が他の候補を圧倒する票を獲得するのは、かなり困難です。
 なぜか。
 ぼく自身の総裁選への出馬を秘かに話していたとき、ある重鎮は仰いました。「自民党が崩れている。かつてないほど崩れている。共産党のシンパであることがはっきりしている学者のご高説を拝聴している、自民党の勉強会もある。このような崩れ方は、自民党の長い歴史でも、今が初めてでしょう。青山さんの危機感と共通する気持ちを、持っていますよ」
 高市候補以外の候補のなかに、みなさん、どうですか、この指摘に通じる主張がありませんか。
 これが、議員票の現実です。

▼高市候補や、不肖ぼくの主張と共通点のある思想は、西暦1955年という古い時代に「自主憲法の制定」を最大目標に掲げて自由民主党が結党したときの方が、おそらく色濃くあったでしょう。

 その後の自由民主党は、高度経済成長とも相俟(あいま)って、利権構造の組み立てと維持に走り、だからこそ憲法改正も「政治的コストが高い」と称して、延々と先送りにしてきたのです。
 現在の自由民主党のなかに、自称リベラル、自由のためには臆せず戦うほんらいのリベラリズムとは似ても似つかない考え方の議員が、少なくないのは、その歩みの結果でもあります。

▼護る会(日本の尊厳と国益を護る会)に、衆参で67人もの自由民主党議員が結集しているのは、その流れに抗するまさかの達成であると同時に、380人を超える議員全体のなかでは、少数派です。
 高市さんは、8月27日金曜の正午に、議員会館の青山繁晴事務所におみえになり、すでに電話で仰っていた「推薦人になって欲しい」ということを、あらためて熱く、語ってくださいました。
 そのとき「護る会は、ほんとうに貴重な存在です。総裁選のあとに、しっかり続いて頂くことが大切です」と高市さんは述べられました。
 ぼくは護る会の代表として、印象深く、耳を傾けていました。

▼ぼくがずっと言い続けている「自由民主党を内部から変える」ということは、いくつもの重層的な意味を含んでいます。
 かつて小泉純一郎総理が叫ばれた「自民党をぶっ潰す」、それは「潰す気もないのに潰すと叫んで、ムードを煽る」ということに他なりませんでした。
 内部から変える、それはブームにもなりませんし、ひたひたと地道です。
 変えようとする人間が、傷つけられることにもなります。
 小泉総理が、他者を切り捨てながら、ご自分は安定した権力を維持したままだったこととは、対照的な道のりになるでしょう。

▼高市早苗候補は、まさしく、オールドメディアや自称リベラルに傷つけられながら、立党の原点に戻る努力もされています。
 敗戦国を乗り越える、それこそが自由民主党の原点だったのです。
 高市候補と、連帯します。

 連帯の表明は、この動画にもあります。「高市早苗チャンネル」のうちの、目立たない1本です。(※ 「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」とはまったく別です)
 高市選対の求めで、短く、1分54秒で、お話ししました。
 よろしければ、ご覧ください。

 みなさん、第1回投票で、高市候補が勝ち馬になれるほどの票をとるには、党員・党友票383で他の候補を圧倒するほかなく、それにはネットの力が最大の働きをします。
 批判、非難、罵倒では、ひとは集まれません。
 一致点を、大きなこゝろで探す、そのネット運動を進めましょう。




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むしろ野党の議員とすれ違ったりすることが、少ない印象です。(2021-09-18 23:36:51)

2021-09-19 00:07:32 | On the Road
「総裁選で、自民党の議員はひとりも国会に居ない」
 こう、テレビ画面で仰っていました。
 まったくの虚偽です。

 現に、この青山繁晴・自由民主党参議院議員は、国会に行っています。
 ほかの自由民主党の議員とも会います。
 むしろ野党の議員とすれ違ったりすることが、少ない印象です。これはあくまで印象ですが。



 北朝鮮の巡航ミサイル、弾道ミサイルの発射に対処していますし、そのほかの外交、安全保障、国家危機管理、資源エネルギーの課題、そしてもちろん武漢熱をめぐるたくさんの課題、主権者・国民の生活、仕事、教育の苦況をめぐって対処を続けています。
 ぼくは総裁選で高市候補の推薦人になっていますが、国政の課題をおろそかになどしていません。
 このブログでも、動画「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」でも、具体的に主権者へ伝えているとおりです。

 安住さん、口が滑ったのでしょうか。
 昔、ぼくが民間の専門家の時代に、テレビ朝日の「TVタックル」でご一緒していましたが、それ以来、お付き合いはありません。
 衆議院と参議院の違いもあって、お会いすることが少ないのでしょう。
 いずれにせよ、安住さんがどんな怒り、不満をお持ちでも、事実に反すること、確かめてもいないこと、あるいはご存じないことを、主権者・国民に向けて、安易に口にされるのはどうでしょうか。

 ぼくはふつう、野党を非難したりしません。
 それぞれの立場をあくまでも尊重するべきだと考えているからです。
 個人的にも、政治記者時代から自由民主党議員の現在に至るまで、野党のみなさんと肩の力を抜いて、お話ししています。
 しかし、事実でないことは、正しておきます。




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