公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

大吉

2015-06-02 15:40:06 | 日記
眼の大きい、ビックリしたような顔である。制服がなければ中学生と思われるかも知れない。こんな青二才が私だったのかと思うと、今朝からの張り合いが、みるみる抜けて行くような、又は、何ともいえない気味の悪いような……嬉しいような……悲しいような……一種異様な気持ちになってしまった。 その時に背後から若林博士が、催促をするように声をかけた。「……いかがです……思い出されましたか……御自分のお名前を……」 . . . 本文を読む
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