ポール・ファッセルの日本降伏時の安堵感【「誰にも書けなかった戦争の現実」 単行本 – 1997/7
ポール ファッセル (著), Paul Fussell (原著), 宮崎 尊 (翻訳)】を引用して、ウォール・ストリート・ジャーナルは日本人の原爆観を批判している。
原爆投下を神に感謝した方がいいというのが記事の趣旨だ。ウォール・ストリート・ジャーナルを読むほどのインテリなら忘れないで . . . 本文を読む
「連合国が犯した間違いは、かなりあとになるまで明らかにならなかったが、休戦条約の結果、過半数のドイツ人が当初祖国の敗北を実感せずにいた。」p212 ドイツ問題
こうした反省が欧米知識人に共有されていることを、改めて認識した。つまり休戦の段階からドイツ国内が連合国に軍靴によって蹂躙されることがなかった事実が、歴史を一層困難なものにした。
その反省が日本を敗戦に追い込んだ後の徹底した蹂躙である。戦 . . . 本文を読む