公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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小阪万博はいつだっけ

2024-09-21 06:31:57 | 日記
尾坂万博来年じゃないの 準備はいいの

岡田朋之先生、59歳じゃ日本万国博覧会の勢いは知らんだろう。日本中で大騒ぎし、小学生はパビリオンの模型を作った。大阪人には公害のように迷惑なイベントだった大阪万博


2025年4月に始まる大阪・関西万博、建設変更やメタンガス対策により最大で98億円の費用が追加になる、既に建設費が当初予算の約2倍にあたる2350億円、運営費が50%増近い1160億円。前売り入場券は未だ目標の35%の販売。2カ国出展を取り止めた、出展を決めた小国も2カ国ある。建設予定だった場所は別途活用する。


あかひ「万博は時代とともに、開催の目的や展示のあり方が移り変わってきた。その変化をリードしてきたのが日本だった――。万博研究者の岡田朋之・関西大教授(59)はそう語りつつ、そのレガシー(遺産)が大阪・関西万博に継承されていない、と警鐘を鳴らします。その真意とは。
――関西大で今年、万博をテーマにしたリレー講義を行ったそうですね。講義を開いた理由は何ですか。
 昨夏に大学側から、万博を扱った授業ができないかと打診を受けました。学生たちの万博への関心は総じて低かったのですが、万博の実情や歴史がほとんど知られていない現状は、万博への賛否がどうあれ非常に問題だと考え、引き受けました。講義は4~7月に計15回行い、学内外から選んだ講師陣に、万博の歴史やテーマの変遷、街づくりとの関係、社会の受け止めの変化、パビリオン作りのノウハウなどについて語ってもらいました。
――受講生の反応はどうでしたか。
 講義の最後にアンケートをしたところ、ほぼ全員から「万博にぜひ行ってみたい」という答えが返ってきました。「万博のことがよく理解できた」という回答も多くあり、丁寧に情報発信すれば、関心をひける証左だと思っています。講義の内容ごとにみると、実際に万博のパビリオン作りに携わった展示ディレクターや、世界の万博を見て回った愛好家らの話が特に好評でした。万博が開幕する来年の上期にも、同じ科目を開講する予定です。
――ネット経由で様々な情報が得られる現代に、万博を開く意味は大きくないという指摘もあります。
 ネット時代でも、テーマパークや音楽フェスティバルには多くの来場者が詰めかけます。万博も、楽しめる仕掛けさえつくれれば、人々を引き寄せることは可能です。
記事の後半では日本の万博史と、近年の傾向や入場者数の推移を紹介します。
 私は2005年の愛知万博以降、世界の八つの万博を視察してきました。日本のパビリオンは多くの万博で、ドイツ館と並んでクオリティーが高く、来場者に好評でした。例えば、イタリアのミラノ万博(15年)では入館まで10時間待ち、アラブ首長国連邦のドバイ万博(21~22年)では、毎日ネット予約開始後わずか3分で入場枠がなくなるほどの人気だったのです。専門家が最先端の技術を駆使して作った展示は、スマートフォン経由のオンラインでは体験できない内容になっており、現場で一見する価値は十分にあります。
――世界の万博を見て、気づいたことはありますか。
 かつての万博は国威発揚の機会でした。しかし、愛知万博以降は、各国が地球の気候変動など世界規模の課題をどう受け止め、解決しようとしているのかを披露しあう場に変わっています。これに伴い、パビリオンの展示も、全ての来場者に同じ内容を一方的に見せる形から、個人の属性ごとにアレンジした物語を提供する双方向の参加型が増えています。以下略」

「大阪・関西万博に大阪府と市などが出展する「大阪パビリオン」で来館者の案内などを行うアテンダントの就任セレモニーが行われました。

21日、大阪市で行われた就任セレモニーには、大阪パビリオンの案内業務などに携わる「アテンダント」に内定した10代から60代の男女およそ120人が出席しました。
はじめに大阪府の吉村知事が「パビリオンに魂を込めるのは皆さんだと思っている。大阪パビリオンは会場の入り口にある非常に大型のパビリオンなのでまさに万博の顔であり、大阪の顔になる。皆さんと一緒に素晴らしいものにしていきたい」とあいさつをしました。
そして、最年少のアテンダントとなる18歳の男性が「今後、万博で一緒に働く仲間やそこに集まる人々とかかわりをもち、より一層自分の世界を広げられるような経験をしたい」と抱負を述べました。
内定者たちは来年3月から研修を受け4月の開幕に向けて準備を進めるということです。」nhk


著者 (1件): 岡田朋之
(関西大 総合情報)

資料名: 建築と社会 (Architecture and Society)

巻: 104 号: 1 ページ: 30-31 発行年: 2023年01月01日
JST資料番号: F0181A ISSN: 0912-8182 資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説 発行国: 日本 (JPN) 言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。・国際博覧会(万博)は,最初に開催された1851年のロンドン万博以来,様々な発明品を披露する場であったこと等についての報告。
・1994年のBIE(国際博覧会事務局)総会では,万博はより具体的なテーマと課題解決を提示するイベントへと変貌していくこと等についての報告。
・デジタル化の波に関し,21世紀の節目をまたぐ頃,デジタル化とインターネットの普及によりメディアの世界も大きな変化を遂げていくこと等の報告。
・2025年の大阪・関西万博は,いかなるヴィジョンのもとに,メディア技術のデザインを実装していくかが問われていると言えること等の報告。
シソーラス用語: シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (1件): 分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです都市問題,都市防災 (RD01030O)

引用文献 (3件):
  • Fielding, J. E. & Pelle, K.D. eds. Encyclopedia of World's Fairs and Expositions, McFarland (2008)
  • 加藤・岡田・小川編『私の愛した地球博-愛知万博2204万人の物語』リベルタ出版 (2006)
  • 吉原順平『日本短編映像史-文化映画・教育映画・産業映画』岩波書店(2011)
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