公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

「延安の娘」

2010-05-31 09:39:34 | 日記
 我が家ではハイビジョンなどは映らないので作品の存在さえ知らなかったが、はじめて「延安の娘」を観た。屈辱と苦しみは封印したいと思うのは日本人も中国人も変わらないということがよくわかった。いい作品だった。
 私の父親は特攻隊の生き残りだったが、外で戦後の特攻隊員の生き残りの扱われ方について話すことはまったくなかった。人々が味わった構図が再現されていた、勝利の記憶が生々しい日露戦争の生き残りは太平庄戦争敗戦後の帰還兵を軽蔑し、帰還兵(復員者)は特攻隊の生き残りを捕まえては命を惜しんだと蔑んだ。
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