公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

2023年9月のGDPは−3% 成長率の逆回転の原因

2023-12-09 06:20:48 | 経済指標(製造業)
GDP成長率 -0.70 0.90 パーセント Sep 2023
GDP成長率は年率 -2.90 3.60 パーセント Sep 2023
  今回 前回    
GDP一定価格 555082.20 558081.50 JPY - 10億 Sep 2023
国民総生産 577101.40 580260.40 JPY - 10億 Sep 2023
総固定資本形成 134388.70 135106.50 JPY - 10億 Sep 2023

 

日本の病に一部財務省が関与していることは明白だが、

民間経済活動は随意気ままであるので、資金の回転に速い遅いや地域格差がでるのは避けられない。

しかしトータルで総固定資本が減るというのは異常だ。企業は固定資産消却費用が積み上がって見た目の利益が減少していることになる。これでは企業は利益や配当によって存在価値を測定できなくなる。

経済はゴーイングコンサーンという未来学である。見通しが悪い経済環境では外部資金が逃げてゆく。つまり簡単に言えば内外資金停滞、血流量不足がこの成長率逆回転 日本病の原因である。

製造業の純利益が15年ぶりに非製造業を逆転した。2023年4〜9月期は11兆6425億円と前年同期から12%増え、非製造業(8%増の11兆5652億円)を上回った。同期間での逆転は08年以来になる。対ドルで7円程度の円安進行や供給網改善による生産回復、値上げが下支えした。中国の景気減速など不透明要因は多く、今の増益ペースが続くかが焦点になる。

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