公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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次の戦争はサウジアラビアとイランの構図になるのか

2017-06-08 05:16:08 | 意見スクラップ集
『[ロンドン/カイロ/ベルリン 7日 ロイター] - イランの首都テヘランで7日、国会議事堂とイスラム革命指導者のホメイニ師をまつる霊廟(れいびょう)が襲撃を受け、少なくとも12人が死亡した。

革命防衛隊は、サウジアラビアが事件に関与したと非難した。』

『【6月8日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は7日、イランの首都テヘラン(Tehran)で起きた同時攻撃事件を受けて声明を出し、犠牲者に哀悼の意を表した上で「テロ支援国は自らが助長する悪の犠牲になる恐れがある」と言及した。一方、イランの精鋭部隊「革命防衛隊(Revolutionary Guards)」は攻撃に米国とサウジアラビアが関与していると主張し、報復を誓った。

 事件では武装した男や自爆犯らがテヘラン中心部の国会議事堂と郊外のルホラ・ホメイニ(Ayatollah Khomeini)廟をほぼ同時に襲撃。これまでに13人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。イラン国内でISによる攻撃が起きたのは初。

 トランプ大統領は短い声明で「イランでテロ攻撃の犠牲になった罪のない人たちとイラン国民に祈りをささげる」と表明。その上で「テロを支援する国は自らが助長する悪の犠牲となる恐れがあると強調しておく」とした。

 一方、イランの革命防衛隊は6日の声明で「今回のテロ行為は米大統領と中東の反動国家の一つ(サウジアラビア)の指導者が会談した1週間後に起きており、彼らがこの残虐行為に関わっていることを示している」と主張。

「革命防衛隊はこれまで、罪のない民の血が流されれば必ず報復することを証明してきた」と述べている。(c)AFP』


追補
US Ambassador to Qatar Dana Smith has resigned amid a large diplomatic scandal surrounding the country.

WASHINGTON (Sputnik) — US Ambassador to Qatar Dana Smith abruptly resigned without explanation, according to a Twitter message on Tuesday.


Smith offered no other details about her decision to resign from the post.

The resignation comes amid a dispute in which neighboring nations of Saudi Arabia, Bahrain and the United Arab Emirates have severed diplomatic ties and imposed a naval blockade on Qatar over charges that Qatar supports terrorist organizations such as Hamas.



憲法上の規程で四年後は再選のないロウハニ大統領は、革命防衛軍に応じてサウジアラビアに対し強硬に出るタイミングがきている。イランを包囲する動きが急速に連動していることを見逃してはいけない。反イランでなければ国交断絶するという踏み絵に加えてテロ攻撃となれば、宥和路線は批判に曝されイランの選択肢を狭めることになる。北朝鮮製ミサイルに手を出せば、詰みとなるので、それまでは金正恩にミサイルショーをやらせる。

今朝もラジオをひねると北朝鮮ミサイルが飛んだというニュースが聞こえてきた。軍事攻撃よりも武器商売のためのミサイルショーケースとなった北朝鮮。追い詰めるとこうなるという地図が見えているから米英以はサードベンダーによる核輸送兵器体系の開発を放置してきた。史上初の国家間核戦争がペルシャ湾を挟んで数年内に起きるかもしれない。イランの革命防衛隊の「今回のテロ行為は米大統領と中東の反動国家の一つ(サウジアラビア)の指導者が会談した1週間後に起きており、彼らがこの残虐行為に関わっていることを示している」という報復反応を最も引き出したかったのはイスラエルとその支援国のご主人様だろう。ロシアはイラン支援国であるが単独では支援しない。危険すぎるからだ。9日プーチンはパキスタン指導者たちと上海協力機構の会合で合う。この意味は重い。パキスタンがサウジに核を渡さない約束ができなければ命の保証はないとでも言うのかな。
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