公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

夏も終わりの兆し

2011-08-29 10:20:59 | 日記

夏も終わりの兆しをあらわし、夜ともなれば虫の声は秋の調子に代わってきた。


民主党代表選挙とかAKB総選挙とか喧騒だけの祭りにエネルギーを発散していることで何か日本の中心にいるかのように錯覚するのは全くの心得違いでしょう。

AKB48のタレントや5名の代表選挙候補者の名前を覚えるよりは、これからも、これまでどおり役所の幹部公務員の名前を覚えておいたほうがいいでしょう。中心は格段に後者にある。

例えば、
松永和夫、前の経済産業省事務次官。

この人はやらせ質問という些細な責任でで更迭されたことになっているが、しっかり部屋付き顧問に就任して経産省にいる。

この人物は、今年の霞が関の最大”功労者”だろう。中央官庁に不人気な菅直人を情報操作によって原発事故の当事者に引きずり込んで海水注入をおくらせた風評を醸し出すことに成功した。続いて、更迭されたかのような予定調和人事を自ら差し出して経産省を守り、海江田万里経産大臣のリーダーシップを演出してみせた。
https://matome.naver.jp/odai/2135698769260188401

奸臣が有害であることは今更述べるまでもない。しかし中身の空っぽな喧騒で国民の政治参加を代替、換骨奪胎することよりは罪は軽い。空蝉ほどの政治の軽さに虚しさを感じる夏も終わる。


まさに平成の『官僚たちの夏』こそが日本の中心だった。

PS 後日 総理大臣は華のないドジョウを自称する野田氏になった。くるくる変わる最高権力者に最高の冠はふさわしくない。経済破綻している米国政府の報道官にまで甘く見られて、オバマにあった時のドジョウジョークを今から募集して考えな。


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