公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

If Mexico is unwilling to pay for the badly needed wall, then it would be better to cancel

2017-01-27 07:44:20 | カウンター・グレートリセット
The U.S. has a 60 billion dollar trade deficit with Mexico. It has been a one-sided deal from the beginning of NAFTA with massive numbers...of jobs and companies lost. If Mexico is unwilling to pay for the badly needed wall, then it would be better to cancel the upcoming meeting.
(President Trump is right. I built a wall along Israel's southern border. It stopped all illegal immigration. Great success. Great idea 🇮🇱🇺🇸)Netanyahu
400b$の中の 60b$確かに大きいが、それで潤っている国内企業もある。メキシコだけの問題ではない。米国の貿易赤字は今に始まったことではないしそれ自体が問題を生むのでもない。

問題は新自由主義エコノミストの言う勝者の収益のトリクルダウンなんてものに騙された政治とその発信源ダボス会議を権威付けた成功者礼賛の国際文化(私はこれを煽るメディアやソロスらが指揮する非政府組織グループを収奪のための啓蒙主義国際主義者と呼んでいる)にある。

消費の増えない環境下での一部の特に金融の企業成長を後押ししていたグローバリズムー国境を超えた収益最適化(コストの最も安い国の利用と課税回避地の組み合わせによる収益最適化は外道のサル知恵)ーの非国民性は明らか、米国に耐えがたい社会崩壊を導いただけという理解に至って仕方なくトランプを選んだ。ここに歴史の結論が出た。

メディアもダボスの様な成功者礼賛の金魚の糞行為はやめるべきだろう。富の偏在とその持続にメスを入れるのは欧米には宗教の道しかない。教皇が「君たちの天国の門は閉ざされる」と言えば良いだけのこと。誇りがあるのなら、富を「自分の都合のいい慈善事業」に一部移転するのではなく、全部寄進して世界を作り直してみればいいい。


http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=BCA&c1=US&c2=JP&s=&e=

驚きの日本のGDP購買力平価80年から35年経過してほぼ5倍になっています。総合的にみて国力が毎年10%以上成長しているということ。日本人自身がバブルを懐かしんで、本当の実力(購買力平価換算は金持ち度)はバブル最盛期の2倍以上になっていることに気づいていない。なぜ気づけないかというと、国民は国内経済活動で完結した生活が99%だからだ。国内貨幣の金回りで判断する。海外資産が増えてもその国の発行者から感謝されないから金持ちになった実感はない。
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=PPPGDP&c1=JP&s=&e=

米国はどうなんだろうか?GDP購買力平価80年から35年経過してなんと6.5倍になっている。毎年18%成長している。1980年と言えばドル危機と言われ、ドル経済が崩壊するという割れていた時代だ。その間にラストベルトは悲惨に凋落した。日本は米国の道をたどるのだろうか?米国は金融とITで成長した。安易な外需で自動車・半導体・電化製品を育てた時代は東芝や三菱自動車に象徴されるように終わり、太平洋ベルト地帯と言われた経済成長の国土軸は、日本版ラストベルトとなる運命だ。日本は金融もITもいまいちというか弱い。いまさら競争の激しい領域で後出しの短い産業振興に意味はない。本当に世界に望まれる価値を提供しなければジパングは蘇らない。そのために気づくべきなのは、日本人のセルフイメージは自虐すぎるということだろうと思う。悲観的な予想の方が楽観的予想よりも賢そうに見える。インテリの解説者はみなこの法則に従って眉にしわ寄せる練習をしてコメントしているに過ぎない。もっと数字を見るべきであるし、数字が意味するものを理解すべき。確かに日本の人口減少するサイクルに入った。だからこそ現代の錬金術的価値創造に注力しなければならない。光る絹衣、繊維とセラミックで強化された超低燃費航空機エンジン、究極の地下資源メタンハイドレート採掘技術の確立などジパングのネタは無限にある。


http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=PPPGDP&c1=US&s=&e=
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