公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

大菩薩峠さてさて全部読めるかな

2015-04-07 16:36:50 | 今読んでる本


大菩薩峠甲源一刀流の巻中里介山この小説「大菩薩峠」全篇の主意とする処は、人間界の諸相を曲尽して、大乗遊戯の境に参入するカルマ曼陀羅の面影を大凡下の筆にうつし見んとするにあり。この着想前古に無きものなれば、その画面絶後の輪郭を要すること是非無かるべきなり。読者、一染の好憎に執し給うこと勿れ。至嘱。著者謹言




『人間界の諸相を曲尽』とは、何だ。

類型を設けつつ、全体を漏らさないということは人間にできる業ではない。ただ無限に区別と比較を積み上げるだけです。

『花は散りても、春は咲く。鳥は古巣へ帰れども、行きて帰らぬ死出の旅』
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