公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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ザビエル全書簡 河野純徳訳

2015-03-26 11:56:20 | 日本人
たぶん1549年か1550年ころに書いた書簡
『聖フランシスコ・ザビエル全書簡』平凡社1985年 河野純徳訳 第九十六書簡 p533
にはこのような部分があるという。
イエズス会の創業者ザビエルが日本でぶつかった問題は、信者になっても信者の祖先は神を知らずに死んだのだから、父母兄弟から先祖までが決して地獄から救済されないという以下のごとき問題だった。


『日本についてこの地で私たちが経験によって知りえたことを、あなたたちにお知らせします。
 第一に、私たちが交際することによって知りえた限りでは、この国の人びとは今までに発見された国民のなかで最高であり、日本人より優れている人びとは、異教徒のあいだでは見つけられないでしょう。彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません。驚くほど名誉心の強い人びとで、他の何ものよりも名誉を重んじます。大部分の人びとは貧しいのですが、武士も、そうでない人びとも、貧しいことを不名誉とは思っていません。

彼らはたいへん喜んで神のことを聞きます。とくにそれを理解した時にはたいへんな喜びようです。過去の生活においていろいろな地方を見てきた限りでは、それがキリスト教信者の地方であっても、そうでない地方であっても、盗みについてこれほどまでに節操のある人びとを見たことがありません。
 彼らは獣(けだもの)の像をした偶像を拝みません。大部分の人たちは大昔の人を信仰しています。私が理解しているところでは、哲学者のように生活した人びと(釈迦や阿弥陀)です。彼らの多くは太陽を拝み(日本古来の神道)、他の人たちは月(須佐之男命)を拝みます。
 彼らは道理にかなったことを聞くのを喜びます。彼らのうちで行われている悪習や罪について、理由を挙げてそれが悪であることを示しますと、道理にかなったことをすべきであると考えます。
(日本人は)好奇心が強く、うるさく質問し、知識欲が旺盛で、質問は限りがありません。また彼らの質問に私たちが答えたことを彼らは互いに質問しあったり、話したりしあって尽きることがありません。彼らは地球が円(まる)いことを知りませんでしたし、太陽の軌道についても知りませんでした。彼らはこれらのことやその他、たとえば、流星、稲妻、降雨や雪、そのほかこれに類したことについて質問しました。それらの質問に私たちが答え、よく説明しましたところ、たいへん満足して喜び、私たちを学識のある者だと思ったようです。そのことは私たちの話を信じるために少しは役だっています。
 彼らはその宗派のうちでどれがもっとも優れているかをいつも議論していました。

それぞれ異なった教義を持つ九つの宗派があって、男も女もめいめい自分の意志に従って好きな宗派を選び、誰も他人にある宗派から他の宗派に改宗するように強制されることはありません。それで、一つの家で夫はある宗派に属し、妻は他の宗派に、そして子供たちは別の宗派に帰依する場合もあります。このようなことは彼らのあいだでは別に不思議なことではありません。なぜなら、一人びとり自分の意志に従って宗派を選ぶことは[まったく自由だからです。それでも時には]彼らのあいだで争いが起こり、ある宗派が他の宗派よりも優れていると主張する者が現われて、しばしば戦争となります。

日本の信者たちには一つの悲しみがあります。私たちが地獄に落ちた人は救いようがないと言うと、彼らはたいへん深く悲しみます。亡くなった父や母、妻、子、そして他の人たちへの愛情のために、彼らに対する敬虔な心情から深い悲しみを感じるのです。多くの人は死者のために涙を流し、布施とか祈禱とかで救うことはできないのかと私に尋ねます。私は彼らに助ける方法は何もないのだと答えます。
山口のこの人たちは、私たちが日本へ行くまで日本人に神のことをお示しにならなかったのだから、神は慈悲深くないといって洗礼を受けないうちは、神の全善について大きな疑念を抱いていました。もしも〔私たちが言うように〕神を礼拝しない人たちがすべて地獄に行くということがほんとうならば、神は日本人の祖先たちに慈悲心を持っていなかったことになります。祖先たちに神についての知識を与えず彼らを地獄に行くに任せていたからです。





第16条
異なる主人の所有下にある奴隷は、昼であれ夜であれ、集まってはならない。禁を犯す者は、少なくとも、鞭打ちあるいは百合の紋章の焼印を(背中に)押すという体罰に処せられる。違反が頻繁に繰り返された場合、あるいは悪化した場合は、その奴隷を死刑にすることができるが、その判断は判事に委ねられる。官吏でなくとも、また逮捕令状がなかったとしても、我々はすべての臣民に対し、法を犯した者を告発し、拘束し、投獄する権限をゆだねる。

第33条
主人やその妻、あるいは女主人やその夫、またあるいはその子供に打撲や流血をともなう強打を加えた奴隷は、死をもって処罰される。

第38条
逃亡を試みた奴隷は、主人が法廷に通告した日から1ヶ月間逃げ続けた場合、耳を切って肩に百合の紋章を焼印される。そして、その奴隷が通告された日以降も違反を繰り返すようであれば、膝の裏側を切られ、もう一方の肩にも百合の紋章が焼印される。3度目は死をもって処罰される。
(アンティル諸島に関する「黒人法典」(1685年3月、ヴェルサイユ)








本当に神の教えを護る国は強姦率が低い 10万人当たり人 
エジプトは100万人に1人

Egypt 0.1
Azerbaijan 0.3
Armenia 0.6
Syrian Arab Republic 0.7
Turkey 1.4
Sierra Leone 1.4
Canada 1.5
Ukraine 1.9
Kenya 1.9
Belarus 2.5

逆に高い国は意外な国がある そこは異民族から同胞女性を守ろうとする移民・難民排斥派は、いつも「極右」とか「ネオ・ナチ」のレッテルを貼られてしまう国らしい。

Lesotho          91.6
Trinidad and Tobago   58.4
Sweden 53.2
Korea 33.7
New Zealand 30.9
United States 28.6
Belgium 26.3
Zimbabwe 25.6
United Kingdom 23.2

好意的計算でも
『2,631件(総計)-479件(未成年)-328件(未遂)-175件(多重カウント)=1649件 この「1649件」という数字が、スウェーデンでの成人に対して、レイプのみがなされ、既遂されたものの件数になる。スウェーデンの人口は904万7752人なので、このカウント方での犯罪率は(10万人あたりのレイプ件数)は18.23になる。』
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