公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

事例研究8

2010-06-14 07:30:11 | 日記
人と地球の未来を見つめ、「くらし」と「いのち」のテクノロジーで21世紀の幸せをつくる企業。
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21世紀は始まっているが、見直す必要はないだろう。
まだ90年も残されている。
22世紀の幸せじゃ、嘘くさい。

貢献という観点で見ると、幸せということだが、抽象的過ぎる。
旭化成だから、事業ドメインを「くらし」と「いのち」においているのが納得できる。

先進企業ならばテクノロジーで幸せがつくれると、すなおに考えられない時代になって来ていることを意識した方が良いだろう。
素材で大きくなった会社は技術はもう日本が創らなくても良いという覚悟を示すくらいの思い切りが必要。
いうまでもなく原油をタンカーで運ぶ必要の無い樹脂系素材は限りなく安くなる。もはや日本に石油化学コンビナート方式は成り立たない。万遍なく需要を満たすコンビナートは万遍なくコスト競争力が無ければならないが、既に出来なくなっている。「くらし」と「いのち」に事業ドメインをおきながら、需要者にスポットで供給する技術の翻訳者、情報のナビゲーター、マーケットのエバンジュリストとして売るものをサービスにシフトせざるえない。
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