公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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今ここにある核兵器とは James Mattis Calls North Korea a 'Clear and Present Danger'

2017-06-03 16:31:03 | ロシア
『ロシアのプーチン大統領は2日、北朝鮮の核開発問題に関連し、「小さな国々は自分たちの独立と安全、主権を守るために、核兵器を持つ以外の方法がないと考えている」と述べた。北朝鮮などに軍事的圧力をかける米国を批判する文脈の中での発言で、北朝鮮の核武装に一定の理解を示したと受け止められかねない内容だ。』


核兵器とはすでに通常兵器となった伝家の宝刀。すでに弱者の牙となる。プーチンだけが真実をまっすぐに見て、真っ直ぐに発言できる。それは正直者であるということではない。王様の耳の真実を知っていることが武器になる状況を知っているということ。ご主人の手を噛まないことを約束したトランプにはもうできない芸当

核武装の中でもHANE EMP*にはハイテク社会はすこぶる弱い。広島型と違い使用に躊躇する残虐性は相対的に希薄だ


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NORTH KOREA
James Mattis Calls North Korea a 'Clear and Present Danger'
TIME
Robert Burns/AP

Jun 03, 2017
(SINGAPORE) — U.S. Defense Secretary Jim Mattis turned up the heat on North Korea and its main benefactor, China, on Saturday, calling the North Koreans a "clear and present danger" and chastising the Chinese for coercive behavior in the South China Sea.
His sharp words for both countries suggest he believes China will, out of self-interest, exert leverage on North Korea to halt its nuclear and missile programs even as Washington pushes Beijing to change course in the South China Sea.
Speaking at an international security conference in Singapore, Mattis said the Trump administration is encouraged by China's renewed commitment to working with the U.S. and others to rid North Korea of its nuclear weapons. He also said he thinks China ultimately will see it as a liability rather than an asset.
China blocked tough new sanctions against North Korea that the United States pushed in the U.N. Security Council on Friday. However, the Security Council did vote unanimously to add 15 individuals and four entities linked to the North's nuclear and missile programs to a U.N. sanctions blacklist.

In his speech to the Shangri-La Dialogue, sponsored by the International Institute for Strategic Studies, Mattis sought to balance his hopeful comments on China with sharp criticism of what he called Beijing's disregard for international law by its "indisputable militarization" of artificial islands in disputed areas of the South China Sea.
"We oppose countries militarizing artificial islands and enforcing excessive maritime claims unsupported by international law," he said. "We cannot and will not accept unilateral, coercive changes to the status quo."
Rep. Mac Thornberry, a Republican from Texas and chairman of the House Armed Services Committee, told a news conference later that he believed Mattis had effectively stressed the U.S. commitment to allies in the Asia-Pacific region.
"He was very clear, very strong," said Thornberry, who led a bipartisan congressional delegation on an Asia tour and attended Saturday's Singapore conference.


*高度100km - 数100kmの高層大気圏における核爆発においては、大気が非常に希薄であり、核爆発の効果において爆風はほとんど発生しない。核爆発のエネルギーは電離放射線が多くを占めることとなる。核爆発により核分裂後10ps(10-11秒)以内に発生したガンマ線(X線)が大気層の20 - 40km付近の希薄な空気分子に衝突し電子を叩き出し(コンプトン効果)、叩き出された電子が地球磁場の磁力線に沿って螺旋状に跳び、10nsほどの急峻な立ち上がりで強力な電磁パルス (EMP) を発生させることとなる。

大気が希薄であることからガンマ線は遠方まで届き、発生した電磁パルスの影響範囲は水平距離で100kmから1,000km程度にまで達する場合がある。この核爆発の影響は、EMPによる電子機器障害がほとんどのため、大量破壊兵器の使用であると同時に非致死性の性格も持つ。

高高度核爆発の実験を行ったことが確認されているのはアメリカ合衆国(ジョンストン島とアーガス作戦)、ソビエト連邦(カプースチン・ヤール)の2か国である。これらの実験では周辺での停電などの被害が発生した。

目標までの精密誘導が必要な核ミサイル攻撃に対し、EMP攻撃はミサイルを敵国の上空高高度で小規模の核爆発を起こして発生させるため、技術的にも比較的容易と見られている。

高高度核爆発(High Altitude Nuclear Explosion, HANE)用の運搬ミサイルは、数100km以上に及ぶ影響範囲の広さから地上攻撃ミサイルなどに求められる高度な飛行精度は全く不要である。

従って北朝鮮製ミサイルの本当の脅威は米国上空での爆発であり、日本上空では北朝鮮に近すぎて使用できない。


【AFP=時事】米国のジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官は3日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)で行った演説の中で、南シナ海(South China Sea)で中国が進める「軍事化」には毅然(きぜん)として反対しながらも、北朝鮮に核開発を抑制させるためには中国と協力し得る姿勢があることをアジアの同盟諸国に再確認させる発言をした。

 米国の従来の同盟国に対し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が無関心であるかのように見えることに長年の同盟国は神経をとがらせており、米国が環太平洋連携協定(TPP)や地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」から離脱したことも、トランプ政権が広く国際枠組みから撤退しようとしているしるしと捉えられている。

 だが、マティス国防長官はすべての同盟国の不安を取り除こうと試みた。同長官は「安全保障分野では、ルールに基づく国際秩序を強化するために、われわれは重大で持続的な取り組みを行っている。安定を創出しようとする多くの国の努力の結果だ」と述べた。

 またマティス国防長官は、北朝鮮が抱く核開発の野心は「われわれ全員にとって脅威」だと述べ、国際社会に対処における協力を呼び掛け、「われわれがそれぞれの義務を果たすこと、そして朝鮮半島(Korean Peninsula)の非核化という共通目標に向かって力を合わせることは必要不可欠だ」と述べた。

 日本の稲田朋美(Tomomi Inada)防衛相は、米国に「完全な信頼」を置くと述べ、オーストラリアのマリス・ペイン(Marise Payne)国防相もこれに同調した。【翻訳編集】 AFPBB News
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