公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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年末の小局

2010-12-29 09:39:57 | 日記
小沢一郎の反撃は表面上小局に過ぎる。双方三つ巴でいずれ選挙で決戦の組合わせと考えているのだろう。戦いの軸を小沢においている野党も菅も小局の石に転ぶだろう。

小沢氏、政倫審出席を表明=仙谷長官の交代要求-菅首相「無条件で」、対立続く

 民主党の小沢一郎元代表は28日午後、衆院議員会館で記者会見し、自らの政治資金問題について、来年1月召集の通常国会で衆院政治倫理審査会に出席し、弁明する意向を明らかにした。ただ、早期に応じる条件として国会運営の円滑化を挙げ、問責決議を受けた仙谷由人官房長官らの辞任を事実上要求した。無条件での出席を求める菅直人首相らとの対立は解けておらず、党内の主導権争いは首相が検討する内閣改造も絡み、1月に最大のヤマ場を迎える。
 小沢氏は強制起訴されることを理由に政倫審出席を拒否してきたが、28日の会見では「国会運営と選挙が政党としては最大の問題。進んで出る決断をすることが良かろうと判断した」と表明。2011年度予算案の審議や来春の統一地方選への影響を考慮し、出席する方針に転じたと説明した。
 小沢氏は政倫審出席の理由などを記した見解を読み上げ、弁明の時期に関して「私が出席しなければ国会審議が開始されない場合は通常国会冒頭にも出席する」とする一方、「出席が審議開始の主たる条件でないならば、予算成立後速やかに出席したい」と述べた。
 小沢氏側は、参院で問責決議が可決された仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相の交代に応じないことが国会運営の最大の障害となっていると判断しており、自らの政倫審出席は「審議開始の主たる条件ではない」と強調することで、仙谷、馬淵両氏の更迭を求めた発言だ。
 会見に先立ち、小沢氏は鳩山由紀夫前首相を都内の事務所に訪ね、政倫審に出席することを伝達。両氏は「問責がこのままでは国会審議は進まない」として、仙谷氏らの辞任が必要との認識で一致した。 
 これに対し、首相は28日午後、首相官邸で岡田克也幹事長らと協議。小沢氏は条件を付けず、通常国会前に政倫審で説明すべきだとの考えで一致し、小沢氏が従わなければ政倫審で議決する方針を堅持することを確認した。早期に決着させなければ、内閣改造を含め、通常国会に臨む体制整備に支障が出かねないと判断した。これを受け岡田氏は、「役員会の決定の通り、通常国会開会までに政倫審で説明していただきたい」とする幹事長名の文書を小沢氏側に渡した。
 首相はこの後、記者団の質問に答え、小沢氏の政倫審出席表明について「大きな前進だ」と評価。同時に「役員会で、早くけじめをつけようじゃないかという声が大勢で、通常国会が始まるまでに政倫審に出席されたいと決定した。従ってもらいたい」と強調した。内閣改造に関しては、「次の通常国会までに強力な体制をつくりたい」と重ねて意欲を示した。(2010/12/28-22:01)
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