公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

多死の時代

2012-05-28 18:44:34 | 健康など
 今日本で死亡する人の数は年間120万人、18年後の2030年には160万人へと急増。「多死」の時代が確実に到来する。社会が死を受け入れる形がかわらないといろいろなものが不足する。そのなかでもこれから問題になるのがデータの死。著作や個人情報としてサイバースペースにのこっているこのような書散らしの雑文を含めたデータだろう。遺族が継続管理するとしても面倒な話だろう。さらに言えば死んでいるはずの著者が、遺族や第三者の手によって営々と生き続ける事もある。歴史的に重要な事実記載や証言も含まれているだろうが、もはや本人がいなければ創作や作話とも疑われる。証拠性を求めると物証という事になるが、情報に物証能力があるかどうか疑問である。故人のデータには厳密な物証性はないだろう。公証人は紙がベースであるし、サイバースペースの公証人も必要になるかもしれない。
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