公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

カタルーニャの独立、真の目的

2016-09-29 10:20:44 | 麻薬
カタルーニャ独立派はついに来年9月独立のための国民投票の機会を獲得したが、この動きは単なる地域性の解放ではない、何かと注文の多い中央警察権のスペイン(すなわち同志国同盟)からの独立を意味する、この運動はコソボと同じように麻薬ルート(特にコカイン)の安定化を確立したい裏の動きとスポンサーが連動していると推量し展開を考えておいた方がいい。


経済記事として注目された処方薬オキシコドンによるトヨタ役員の検挙をおぼえているだろうね。ハフポストあたりの国際主義者は日本が欧米に比べ疼痛管理が遅れているなどと言っているがとんでもない誤解だ。がん性疼痛管理にはオキシコドン以外にも様々な選択肢がある。米国が飛び抜けて使用量が多い理由は、既に米国は麻薬流通の疼痛から手軽な痛み止めとしての大衆化が始まっているからだ。米国をモデルとした中毒ビジネスの成立条件は、中毒者の大量創造にかかっている。もちろん処方薬では限界があるから裏側での流通を見込んでいる。

その上に表向き合法な麻薬が大量に商業流通するためには、大幅な規制緩和が必要となる。そのために必要な米国と同じ条件での世界流通の整備、世界中に麻薬流通と精製の中継基地を作る。それが彼らの中毒による世界支配の目的だ。

『グアルディア・シビル警察は5日、カタルーニャ州とカナリア島で、違法薬物を密輸していたとして、6人を逮捕、コカイン約375キロを押収したことが分かった。押収されたコカインは、捜査の目を逃れるため薬品等を使用し黒く着色され、匂いも変化させていたとされる。 また、密輸する際に大型のヨットの燃料タンク付近にセメントで蓋をしていた。コカインはベネズエラから持ち込まれたとみられている。 逮捕されたのは、スペイン人1人、ベネズエラ人3人、イタリア人2人。 拳銃二丁も押収された。

この黒コカインを精製するための施設がカタルーニャ州、バルセロナ郊外のトレイエス・デ・フォイシュ(Torrelles de Foix)にあり、こちらにもコカインが約57.5キロ発見された。 その他にも学薬品1,050リットル、4,200ユーロの現金等が押収された。』


今日のニュース↧

『スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は28日、州議会で「来年9月後半にスペインからの分離独立を問う住民投票を実施する」と述べた。投票に強く反対するスペイン中央政府と交渉する考えを示す一方で「合意がない場合も投票を行う」と強調した。

 州首相らの独立賛成派は昨年9月の州議会選で「1年半以内の独立」を公約し、第1党となった。この経緯を踏まえ、プチデモン氏は「来年6月までに独立に必要な自治州法整備を完了させた上で、同9月の住民投票で最終的な是非を問う」と説明した。

 中央政府は昨年12月、今年6月の2回の下院選を経ても、二大政党と新興2党に議席が四分し、政権が樹立できない事態に陥っており、自治州側との交渉は不可能な状況。3回目の下院選が実施されれば、カタルーニャ独立問題は大きな争点となる。(共同)』



『スペイン・カタルーニャ州の分離独立を主張する左翼共和党(ERC)のオリオル・フンケラス党首は9月16日演説を行い、カタルーニャ州政府が11月9日に行う法的拘束力のない州の独立を問う住民投票を妨害せずに「守る」こと、そして住民投票の実施を保証することを求めた。そしてカタルーニャ州政府首相で、中道右派の「カタルーニャ集中と統一」(CiU)党首のアルトゥール・マス氏から申し入れがあれば、ERCの幹部に加える用意があることを示唆した。』
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