公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

忘れられる権利

2017-03-09 18:12:11 | 意見スクラップ集

覚醒剤680gを密輸した疑いで逮捕  イラン人を不起訴処分  名古屋

覚醒剤3.8kgを密輸した疑いで逮捕  イラン人2人、不起訴処分  静岡

小学生の男の子へのわいせつ容疑で逮捕の韓国籍男性を不起訴 東京地検



2011年にフランスで裁判の中で「忘れられる権利」が登場したが、犯歴や公人としての発言はインターネットから消すべきだろうか?立証や歴史の証言としての価値があるかどうかは当事者が決めることではないように思う。

当事者が亡くなっていたり、インターネットに関する当事者能力が無ければ、削除申請した当事者と平等な扱いができなくなる。仮に同じ事件後2人の加害当事者ー起訴か不起訴かは関係なくーの一方が削除された状況が起こり得るのではないだろうか。当事者能力がないことをいいことに1人に全責任を被せることも技術上可能になる。

自分の不利益だけを考える輩が公平公正を蝕むことに有利である法制度では社会の道義が継続しない。

何よりも過去の情報を保存すべき公的機関のインターネット上の情報がどんどん消えるのは憂慮すべき行為と思うのだが、そういう声は聞かない。



追補2017.3.22
ジャーナリストの津田大介氏も、

「今回の決定の趣旨は『検索サイトは、ネット上で国民の知る権利に対し、重要な役割を担っている』と認めた上で『役割に応じた責任も負うべきだ』というものです」
 そう指摘しながら、
「日本では『忘れられる権利』はありませんが、欧州の考え方を受けてヤフーなどは自主的に削除基準を策定しました。グーグルも削除依頼用のフォームを設けたところ、数万件の依頼が寄せられ、うち4割ほどの削除に応じています。ですが、自分にとって都合の悪い情報をたやすく消せる、つまり忘れられるようになれば、民主主義やジャーナリズムに重大な影響を与えるおそれも出てきます」
http://www.dailyshincho.jp


明治神宮の液体事件、中国人の女2人に逮捕状 警視庁
産経新聞 4/13(木) 18:37配信

明治神宮の液体事件、中国人の女2人に逮捕状 警視庁
鳥居にかけられた液体を調べる警視庁の鑑識課員=4日午後、東京都渋谷区の明治神宮(宝田将志撮影)(写真:産経新聞)
 明治神宮(東京都渋谷区)で鳥居などに液体がまかれた事件で、警視庁は13日、建造物損壊容疑で、中国人の女2人の逮捕状を取った。ともに、既に出国しているとみられる。今月に入って宗教施設を標的にした同様の被害が全国で計6件相次いでおり、関連を調べる。

 逮捕状が出たのは、朴今玉容疑者と、朴善愛容疑者=ともに(49)。

 明治神宮の事件では、3日午前11時ごろ、南参道鳥居で明治神宮の職員が、数十センチ程度の液体の染みを発見。職員は雨などで自然についたものではないことを確認し、警視庁に通報した。その後、敷地内を調査したところ、門など計4カ所で同様の染みが見つかった。

 5日には、港区の増上寺で、国指定重要文化財の「三解脱門(さんげだつもん)」などに油のような液体がかけられているのが見つかった。そのほか、今月に入って、京都府や沖縄県などでも同様の被害が見つかっている。

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