『第5世代通信(5G)対応スマートフォン用の水晶部品は新製法以外で作るのが難しい』というのは本当か?
一年前から機械式製造よりも半導体製造に変わると言われ日本が優位と見ているが、設備投資一年を観察して来年以降から成果が出るのかもしれない。「自動車1台当たりで使用される水晶振動子の個数は、通常の車両では30個から40個程度。高級車では100個以上が使用されているとされる。車1台当たりの水晶デバイス搭載点数は、自動車の電子化や高機能化に伴い、今後も毎年増加していくことが確実視されている。」「「水晶発振器は安く、品種が多く、入手しやすい。使用実績もある。他の選択肢は考えたことがない」(無線通信モジュールの開発者)。「MEMS発振器の単価が安くても水晶発振器を置き換えるとなれば検証のコストがかかる。こうしたコストや時間まで考えれば既存の水晶発振器で十分」(欧州の電装品メーカーの技術者)。このように考える技術者が少数派になる時期が、いずれ訪れるのかもしれない。」MEMSはまだまだだ。