金より安い相場状態が固定化した。
『田中貴金属工業は13日、1~3月の資産用地金の売買実績を発表した。金地金の販売量は4247キログラムと前年同期に比べて48%減った。トランプ米大統領の就任後、減税やインフラ投資といった経済政策への期待から米株や日本株が上昇。投資マネーが株に流れ「金は買い控えられた」(同社)。顧客からの買い取り量はほぼ横ばいだった。
ドル建てで取引する金の国際価格は1~3月に上昇した。一方、円高・ドル安が進んだため、円建て金の平均価格は1グラム4444円~4513円(税抜き)と変動幅が小さかった。日々の値動きが大きく変わらず、買い取り量は6163キログラムと前年同期と同水準だった。
プラチナ(白金)地金の販売量は1705キログラムと前年同期比66%減った。16年は円建て金とプラチナの価格差が1グラム当たり1000円近くまで広がり、割安感から販売が大きく増えた。今年1~3月は価格差が縮まり値ごろ感が薄れた。一方、買い取り量は1727キログラムと前年同期の2.6倍に増えた。』
今やパラジウムよりも安い白金2018.5.31
『田中貴金属工業は13日、1~3月の資産用地金の売買実績を発表した。金地金の販売量は4247キログラムと前年同期に比べて48%減った。トランプ米大統領の就任後、減税やインフラ投資といった経済政策への期待から米株や日本株が上昇。投資マネーが株に流れ「金は買い控えられた」(同社)。顧客からの買い取り量はほぼ横ばいだった。
ドル建てで取引する金の国際価格は1~3月に上昇した。一方、円高・ドル安が進んだため、円建て金の平均価格は1グラム4444円~4513円(税抜き)と変動幅が小さかった。日々の値動きが大きく変わらず、買い取り量は6163キログラムと前年同期と同水準だった。
プラチナ(白金)地金の販売量は1705キログラムと前年同期比66%減った。16年は円建て金とプラチナの価格差が1グラム当たり1000円近くまで広がり、割安感から販売が大きく増えた。今年1~3月は価格差が縮まり値ごろ感が薄れた。一方、買い取り量は1727キログラムと前年同期の2.6倍に増えた。』
今やパラジウムよりも安い白金2018.5.31