公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

凡庸であれ

2010-04-05 21:49:19 | 日記
「卓越した者の強みや能力が他の者にとっての脅威となり、その仕事ぶりが他の者にとっての問題や不安や障害となることほど、組織にとって深刻な問題はない。」

   ドラッカー
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「次の二つは絶対に軽視してはならない。第一は、寛容と忍耐をもってしては、人間の敵意は決して溶解しない。第二は、報酬と経済援助などの援助を与えても敵対関係は好転しない。」

   君主論
   マキャヴェッリ
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まず敵意は相手に生じないようにしなければならない。
一度相手に生じた敵意とは徹底的に戦わねばならない。
恐怖を感じさせるほど耐える覚悟がないのでなければ、忍耐してはいけない。

 どこかの市長が命令に従わない職員を処分して裁判に負け、マスコミの一部に言動がおもしろおかしく書かれているが、この市長に行っていこと、言っていることは非常にマットウ。
 だが、敵意を生じるようなやり方を避けながらも、敵意とは戦わなければならない。
「仕事は単に収入を得るものととらえてはいけない。一瞬一瞬が皆さんのかけがえのない人生。本当に大切にしてください。その機会として仕事の場が与えられたと考えてください」
こう言っている市長の言葉に耳を傾けない大人は反省したほうがい。
 役所も会社も社会も世界も自動運転で動いていて、自分がお客になっている。もしも社会の半数がお客で、残りがお客のために働いているのなら、自分は一生お客の立場にとどまりたいと思っている大人のなんと多いことか。

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