公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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シェディングについて

2024-10-27 18:54:00 | 意見スクラップ集
宮沢孝幸博士は慎重に言及しているが、私の経験では不完全なウイルス遺伝子でもウイルスのような粒子を細胞が吐き出すことは多く見られた。レトロウイルの学問では古くはパッケージングシグナルのないゲノムは粒子形成しないと、遺伝子治療ベクター開発者は主張してきた。その主張に沿って様々な欠損ウイルスをトランス供給なしに作ってみると、シグナルとは関係のないウイルスのような粒子が培養液の上清から回収された(当時のUCLA派遣社員の発見、特許公開されている)。細胞実験がそのまま人体で起こるという予想は現時点ではデータがなく、あまりに挑戦的だが、シェディング可能主張の合理性は否定できない。

宮澤博士のブログ(foomii)上の主張は以下のように、私も信じていた昔の常識(パッケージングシグナル説)を踏襲しています(太字強調は私が施した)。

コスタイベの基本骨格『ベネズエラウマ脳炎ウイルスでは、nsP1領域に複数のステムループ構造をとるRNA配列が存在し、それがパッケージングシグナルとして働いています。同じアルファウイルスに属するシンドビスウイルスや東部ウマ脳炎ウイルスもnsP1領域にパッケージングシグナルが存在しますが、セムリキフォレストウイルスではnsP2領域にパッケージングシグナルが存在します。nsP1またはnsP2とカプシドタンパクが結合して粒子内に入っていくので、サブゲノミックRNAや細胞のRNAはウイルス粒子内に入っていかないことになっています。』(第三回より)
「Meiji Seikaファルマ社が問題としているのは、科学的に誤りである部分についてです。具体的には、感染性粒子ができて個体間伝播すること、ワクチンのmRNAがDNAに逆転写されて組み込まれる危険性についての反論でした。Meiji Seikaファルマ社の反論は妥当と考えられます。」(第四回より)


宮沢孝幸(京都生命科学研究所 代表理事)1964年東京都生まれ、兵庫県西宮市出身。
甲陽学院高等学校卒業。東京大学農学部畜産獣医学科にて獣医師免許を取得。同大大学院で動物由来ウイルスを研究。東大初の飛び級で博士号を取得。
グラスゴー大学MRC Retrovirus Research Laboratory博士研究員(日本学術振興会海外特別研究員)、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻助手、University College London ウィンダイヤー医科学研究所名誉研究員、 大阪大学微生物研究所エマージング感染症研究センター助手、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授、京都大学ウイルス研究所(ウイルス・再生医科学研究所、医生物学研究所)助教授(准教授)を経て、一般社団法人京都生命科学研究所代表理事。
日本獣医学学会賞、ヤンソン賞を受賞。
2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延に対し、「1/100作戦」を提唱して注目を集める。
著書に『京大 おどろきのウイルス学講義』『ウイルス学者の責任』『コロナワクチン 失敗の本質(共著)』『ウイルス学者の絶望』『なぜ私たちは存在するのか』『新型コロナは人工物か?』など。

それより気になっているのはカナダのニュース



カナダ、コロナワクチン接種で負傷した国民数百万人の安楽死を開始

ジャスティン・トルドー政権は、新型コロナウイルスワクチンに関連した重篤な障害を患うカナダ国民の安楽死を開始した。同ワクチンは、同政権が国民の大多数に接種を義務付け、強制したワクチンである。

遺体袋が積み重なり、ワクチンによる被害を受けた人々がさらに名乗り出るにつれ、トルドー政権の社会主義医療制度は厳しい現実に直面している。被害者の医療には数十億ドルの費用がかかると予想され、訴訟によって政府と大手製薬会社の両方が財政的に破綻する可能性があるのだ。

かつては心が広く寛容であることを誇りにしていたこの国は、現在では社会信用スコアの低い国民を安楽死させる政権を抱えている。そして、現地の現実はあまりにも恐ろしいため、メディアは事件を隠蔽するよう命じられている。

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