公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

今日は馬頭まで

2013-05-05 23:40:45 | 旅行
馬頭には大量の金が奈良に運ばれた最古の産出地が記録として残っている。749年の陸奥が最古とも言われる。記録がないだけのことかもしれない。最初の鉱山はおそらくは渡来人の仕事と思われている。

奈良時代のことだから、証拠は無いのかもしれない。しかしなぜ馬頭だろうか。霊亀二年(716年)東国の大地に1799人の高麗人が入植したという。霊亀といえば和銅の後、養老の前。続日本紀に書かれているらしい。668年高句麗の滅亡の後から随分と時間が経って後の入植となる。最近の発見では5世紀の島根県出雲市の三田谷遺跡遺物に金精錬の痕跡があることから、もともと日本の誰かが行なっていた採掘(あるいは椀掛け)からの精錬があったと考えるのが自然だろう。

馬頭は大子にも近く、金が産出してもおかしくはない。
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