オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

空と雪渓

2020年06月28日 | 「白山登拝」

自粛も解除され天気予報も晴れだったので、急遽 今年初の 白山登拝 に出かけてきました。

登山道にはほとんど残雪もなく、2時間18分で山頂に到着! 着替え休憩をしなかったら、2時間チョイで登れた・・・ かも?
まぁ、初っ端にしては、まずまずのタイムです。
50を過ぎても、まだまだいけますぞ!

天気にも恵まれ、奥宮でしかりとお参りして下期分のパワーを充電しました。


真後ろには 剣ヶ峰 が荒々しく堂々と鎮座しています。
滑落の危険度が一気に増しますが、またいつか登ってみたいです。


この時期は、まだ雪が残っているところが沢山あり、帰りは雪渓を靴スキーで滑って下山。
なだらかに見えますが、実際はかなりの斜度があるんです。

この時期ならではの絶景を堪能しながら延々と下る下る・・・
靴の中はグチョグチョですが。


それにしても初夏の山はコントラストが効いて美しい。

こんな場所に立っていると、いろんなインスピレーションが思い浮かびます・・・
う~ん やはり 白山 は素晴らしいゾ!(キモト)

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令和 初 登拝!

2019年07月12日 | 「白山登拝」

令和初の 白山登拝 は、混雑する夏休みの前に行ってきました。
見どころ満載の お池巡りコース 今日は風も無く穏やかで歩いていて気持ち良かったです。

どこまでも続く水屋尻雪渓・・・ いつか、スキーで滑ってみたいなぁ。(´~`ヾ)


定番、大汝山からのベストショット!

ここは、毎月 しらやまさん をお参りしている者からすると、御神体が眠る神聖な場所な場所なのです。
今日もしっかりとお祈りをして、パワー充電完了!

皆さんもこの夏、家族や友人を誘って 霊峰白山 にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
登りも下りもキツイですが、それ以上に得るモノがあると思いますよ。(キモト)

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観光新道

2017年09月06日 | 「白山登拝」

白山に開山1300年記念拝登に出かけ、帰りは登ってきた砂防新道ではなく 観光新道 で下山してきました。
実は快晴でここを通るのが今回が初めて!
眼下に加賀から越前にかけての山々が見渡せて、こちらのコースの方が眺めはイイです。 


蛇塚 白山を開いた泰澄が、悪蛇3,000匹のうち、1,000匹を埋めた場所という言い伝えがある石塚です。
他の1,000匹は頂上の 千蛇ヶ池 に、もう1,000匹は刈込池(福井県大野市)に封じ込めたと言われています。


遥か先に殿ヶ池避難小屋と、これから下る尾根ルートが見えます。
これまではガスで雲って何も見えなかったんですが、晴れているとこんなにも見晴らしがイイんですかぁ。
観光新道はスケール感が大きいです。


途中、突き出た岩の上を通ったり・・・


巨大な岩の下をくぐる 仙人窟 があったりと、名前の通りこちらの方が 観光(見どころ) が多いかもしれません。
この窟で(室堂~別当出合の)ちょうど中間地点! あと半分です。


距離もほぼ一緒で見どころも多いのに、殆どの登山客が砂防新道を利用しています。 割合で言ったら(8:2)くらいかな?
理由は看板もあるように危険な箇所もあって歩き難いからでしょう。

 
お尻を付いて降りるような岩場があったり(濡れていたら滑りそう!) 道も荒れているし、傾斜もあって明らかにこちらの方が上り下りがツライです。
見どころが多く登山らしいルートですが最初は砂防新道で・・・ 
そして慣れてくれば、観光新道で登ってみるのがオススメです。

晴天の空の下、いろんな事を想像しながら登る山はホント気持ちがイイ・・・
ここで思いついたことを活かしてみたいね。(キモト)

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開山1300年記念 登拝

2017年09月03日 | 「白山登拝」
我が家は毎月、白山比咩神社に おついたち詣り に行くのが慣わしとなっています・・・
今年の9月1日は天候も晴れ!(しかもお休み) こりゃもう行くっきゃないね。

比咩神社の御神体でもある白山は今年で 開山1300年 を迎えます。
タイミングもバッチリ! せっかくなので奥宮がある山頂まで記念登拝をしてきました。


ウェアーはもちろん いいとこ白山 Tシャツです。(*^-゚)vィェィ♪


久々の快晴。 弥陀ヶ原から五葉坂、そして山頂とスッキリと拝むことができました。
こんなに天気が良いのは久しぶり・・・ イキナリ登る事を決めましたが、やはり来て正解ですわ。


奥宮も建替されてキレイになっています。

室堂までの所要時間は1時間42分! おぉ! この調子で行けば念願の2時間を切るんじゃねぇ?
ここでもしっかりお参り・・・ お辞儀をして鳥居をくぐり、その先に続く参道を軽快に進みます。
とは言っても、最後は結構辛いんだよねぇ・・・


別当出合を出発して2時間5分17秒で登頂!
く~う 残念ながら2時間は切れませんでしたが、天候にも恵まれとても気持ちのイイ登りでした。
自転車で鍛えて?いるので、イケルと思ったんだけどなぁ・・・ まぁ 僅かながら記録更新できたので満足です。

山頂の天望も最高! 今年もまたここに来れたことに感謝し、しっかりとお祈りしてきました。
下期のパワーを充電です。

うむっ、それにしても 白山T 誰一人着ている人を見かけなかったなぁ~ あれれれれ?

マジでそれ着て登ったの? って 言う人が真横にいますが、記念年ですよ当然でしょ!
おかげで(いろんな意味で)注目度は高かったです。


霊峰白山は今年で 開山1300年 を迎えます。
日頃の感謝を込めて登ってみてはいかがでしょうか・・・(キモト)

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今年初白山!

2016年10月04日 | 「白山登拝」
今年の9月は台風の影響で天気があまり良くなかったねぇ・・・ おかげで計画していた登山は全部中止になりました。
梅雨よりも雨が多かったんじゃない?

・・・それでも白山だけはどうしても登っておきたいので、昨日晴れ間をみて行ってきました。


天気予報が 晴れ だったので来たものの、黒ボコ岩付近から風が強くなり雲行きが怪しい・・・
別山方面から雲が生まれるようにドンドン溢れてきます。(荒れそう)

やっぱ一般(地上)の天気予報はあてにならないね。


室堂からは雨が降り出し風が強くてキツかったけど、なんとか2時間半切りで到着!(2時間21分 ベストから14分落ち)

その山頂は暴風雨で立っているのがやっと・・・ 曇って何も見えません。
独りでいると次第に怖くなってきますが、以前にもっと ツライ思い をしているのでそこは心強いですね。

奥宮でお参りを済ませ、名残惜しいですが早々に下山いたします。(また来年) 


下山途中、親子連れとすれ違いました。
お子さんは小学校1年生の女の子だそうです。

たぶん一泊するんでしょうけど、この風の中スゴいねぇ。


コンニチワ・・・ 片言の日本語だと思ったら、今度は中国の団体さんが雨の中登っていきました。
白山もインターナショナルになったもんだ。

これまでで一番天候の悪い登拝でしたが、今年も無事に来れたことに感謝です。(キモト)

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白山拝登 「お池巡り」

2015年10月06日 | 「白山登拝」

秋も深まりつつある中、たぶん? 今年最後になるだろう白山の拝登に出かけてきました。
早朝の別当出合登山口  う~ん 今日も天気が良さそうだ!


秋晴れの雲ひとつない空・・・ あまりにも気持ちがイイので、少し遠回りになりますが南竜分岐からエコーラインで室堂を目指します。


こちらのコースは遮るものがなくて眺めが最高!
遠く浮かぶ北アルプスを一望しながら登山が楽しめます。(砂防新道と全然印象が違うね)
距離は伸びますが、足元もしっかり整備されているのでこちらのほうが歩きやすいかもしれません!


目の前に主峰 御前峰 の姿がハッキリと見えてきました。
見慣れた正面からの表情ではなくて、なんだか新鮮な気分です。

それにしても、谷から吹き付ける風が台風並みに強烈で飛ばされそうだ。 ヒェー


弥陀ケ原に伸びる木道・・・ ここからは砂防新道と平行して歩いて五葉坂の手前で合流します。

天気が良くて時間に余裕もあるので予定を変更! お池巡りコース で山頂を目指します。
今日のメインは と言うことで、久々の 時計回り です。


まず最初に現れた池は、白山の祖である 泰澄大師 が千匹の邪悪な蛇をこの万年雪で閉じ込めたという伝説がある 千蛇ヶ池 です。

夏が過ぎたのにガッツリと雪が残っていますねぇ。 さすが万年雪!
雪渓のヒンヤリした風は9月終わりだと冷たく感じます・・・


次に千蛇ヶ池のすぐ上にある2つの池・・・ ひとつは 百姓池 
まさに雲海に浮かぶ池の様です。 もしこれが温泉ならさぞかし気持ちがいいだろうなぁ。


もうひとつがその横にある 五色池  
名前からして5色に変化するんでしょうが、未だかつて違った色を見たことがありません。
一見 水たまり? のような浅い池・・・ 豪雪に覆われる冬から炎天の真夏まで、一年を通じて変わらないってスゴイことです。


3つの池を過ぎると、まず最初に目指す大汝峰が見えてきました。


大汝の鞍部からの岩登り開始! それにしても空がキレイだ。


標高2684m 大汝峰の山頂に到着! 
ここでもしっかりとお参りです。


剣ヶ峰と御前峰・・・ もう定番のショットですが何度見ても飽きませんね 絶景です。

奥の御嶽山をはじめ、ぐるっと見渡せば北アルプスの山々が横一列に並んで見えます。
こうやって見えるのはココだけじゃないかな・・・? 

彼方には2週間前に登った 剱岳 もその姿を見せてくれています。
あの時は向こうからこっちを見ていたので、なんだか不思議な気分です。


遠くに見えるお花松原の紅葉も色づき始めているので、あと数日後が見頃でしょうか・・・


大汝を下って進むと見えてくるのが一番大きい 翠ヶ池 です。

剣ヶ峰の荒々しい姿と深翠色のコントラストがとても美しく、多くの方が足を止める池です。 
カッコイイ池でなので、「お池めぐり」 の主役といったとこですかね。


その剣ヶ峰の麓にある 紺屋ヶ池 です。
去年はここから上がっていったんだけど、剣ヶ峰はルートが無いので どこを登ったのか? 今見てもよくわかりませんね・・・

今日も登りたいとこですが、都合によりパスです。(次回は必ず!)


そして最後に見えたのが 油池 です。 
下からは解りにくいのですが上からだとよく見えますね。
ここも水を多く蓄えている印象がないかなぁ・・・ いつ来てもこんな感じです。

こうして見ると大汝峰へと続くお鉢(火口)のルートが確認できます。


巡りめぐって 2702m 御前峰の山頂に到着!
ここは毎月参拝している白山比神社の奥宮になるので、少し早いですが今年一年 無事に過ごせたことのお礼をしてきました。 もちろん来年も・・・

先々週は違う山に登ってきたけど やっぱ白山は見所が沢山あってイイね。
そんなことを再確認した今回の白山拝登でした。(キモト)

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理に適う!

2015年06月17日 | 「白山登拝」

6月初旬の白山の登山道には、まだ雪が残っているので歩くのに注意が必要です。

朝方はツルツルに凍っていると思いきや、陽が上がるに連れ融けてシャーベット状に変わります。

このシャーベット状ってのもやっかいで、重心がつま先に架かる下りでは気を抜くと思ってもみない場所で転んでしまいます。

こんな急登で滑って落ちたら大変なので、安全に歩くにはちゃんとした装備が必要ですね。
ランニングシューズだとハッキリ言って歩き難いです。


足元ばかりに気を取られていると、ゴム長靴 で登っている人がいました。
雪山なんで間違いではないんだけど、何か違和感を感じちゃうなぁ・・・

そう言えば以前 こんな人 がいたのを思い出した。(キモト)

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水無月 白山

2015年06月15日 | 「白山登拝」

毎月一日の日に、白山比神社に 一日詣り に訪れているので、白山の山頂にある奥宮に行けるのを楽しみに待っているのですが、
今年は雪解けが早いと聞いたので、夏まで待ち切れず登拝に出かけてきました。
登拝 とは、山そのものが御神体となっている場所へ 信仰心を持って謙虚に登ること を言います。

初夏の当出合(登山口)には雪は無く、新緑に満ち溢れていました。 キモチーィ

・・・ところが。


雪が少ないとは言え、まだ6月初旬・・・ 別当覗(標高1750M)付近から残雪が現れ登山道を覆い始めました。
去年 転びまくったのを思い出すなぁ・・・
ってことは、今回もトレランシューズで来ました。


1Mほど積もっているでしょうかね・・・ カチカチに凍った雪の上を慎重に歩を進めます。
ちょっと気を緩めると、あっ!と言う間にスッテンコロリン。


本来の登山道がハッキリと解らないまま、単純に上を目指して登ってきましたが、ココに来て一気に雪の量が増えました。
うひゃー ツルツルで氷の坂です。 ちゃんと登れるのか心配になってきたゾ。


甚之助小屋に向かう付近もこの通り・・・ まるでスキー場ですね。
早朝なんで雪がバリバリツルツル。


去年も思ったけど、雪道を歩くことに慣れているはずなんだけど都会人みたいに滑って上手く歩けない。
こんな急登は靴底にローラーが付いてるんじゃない? って思えるほど辛い・・・


振り返って見るとこんな感じ!
夏の登山道は甚之助小屋を経由するルートですが、この時期は積雪があるのでそのまま直登できます。
まさにこの時期しか歩けない道ですね。


十二曲付近をトラバースする時は再三の注意が必要です。
さすがにアイゼン(雪の上を歩く際に滑り止めとして靴底に装着する金属製の爪) を着ける人が多かったなぁ・・・


滑り落ちると簡単には止まんないだろうから慎重に慎重に。(ヒヨコ歩きです)


なんとか弥陀ヶ原に到着しましたが、ここも一面銀世界。
目の前には御前峰が聳え、夏では見れない光景にちょっと感動しています。
雪山もイイもんだ!


出発して2時間40分で室堂に到着。(雪があったのでこんなもんかぁ)
山開き前で小屋は静まり返っていましたが、ちょっと休憩して山頂を目指します。

上は雪は無さそうなので一安心。


9時16分、今年初 2702Mの御前峰の山頂に来ました。(イェーイ)
頂きの風はまだ冷たいけど、ここに来れた思いで体はいつまでも暖かかった・・・ 
今年も来れたことに感謝感謝です。

この後、大汝峰方面に向かう予定でしたが、雪が多そうなので断念!
山頂でしっかりとお祈りして今日は下山します。

今年はあと何回来れるかな? と考えながら、あのツルツルの斜面を 転びながら チビチビと下りました。
靴は当然ビショ濡れです。

6月初頭の白山登拝・・・ 夏では見られない景色や登れないルートがあったりして、いつもよりも楽しく? 登ることができましたが、
安全に登るならアイゼンが必要かもしれません。

最後に 日本の名峰絶景探訪 の名セリフから・・・ 「いいもんだろう日本。 陽いずる国の美しさをもっと見せようじゃないか」

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白山登拝 三峰巡り 足跡2

2014年07月05日 | 「白山登拝」

白山三峰巡り・・・ 「御前峰」・「剣ヶ峰」・「大汝峰」の順に登って「お池めぐりコース」で室堂まで戻りますが、
この時期は途中でこの「水屋尻雪渓」をトラバースしないといけません。
う~ん 案の定 来てみるとやっぱ広いなぁ・・・ 
標識は雪に埋まってどこにあるのか解らないので、目指す方向をしっかり見定めて歩きます。

天候が今ひとつスッキリせず、ここでガスったら厄介だな。 
先を急ぎたいけど 相変わらず靴が滑って思うように進まない・・・


確か 「人が想像したことは、現実に起こりうる」 っていう言葉があったよなぁ。
ココに来て本当にガスが発生するかねぇ・・・ まったく何も見えない!


視界かまったく利かず方向も見失ってちょっと焦ったけど、
急斜面を滑りながら なんとか降りて来ると、ガスが晴れ室堂が見えてきました。

思っていたよりも随分かけ離れた場所を歩いて来たんだなぁ・・・ 視界を失うって恐ろしい。
晴れなければ迷ったカモ?


何とか無事に下山。
今回は日帰りで白山三峰をコンプリートしましたが、思っていた以上に雪上に苦戦した登拝でした。
下りで4回も派手に転んじゃった。(トレランのシューズは危険だわ)
7月中旬まで残雪が残っていると思いますので、登られる方は注意ですぞ・・・(キモト)

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白山登拝 三峰巡り 「大汝峰」

2014年07月03日 | 「白山登拝」

「オチャブロ」は、再び標高2702Mの頂に戻ってきました。
ここ(御前峰)から見ると、「大汝峰」には まだ雪が残っているようです。
この時はまだ天気が好かったんだけどねぇ・・・


白山登拝 三峰巡り・・・ 「御前峰」・「剣ヶ峰」と登って、最後に向かうのは「大汝峰」です。
火口にある登山道は まだ雪の下にあるので、ピークを目印にして残雪の上を歩いて向かいます。

「急げ!」 ここでガスったら目標物が見えなくなって迷いそう・・・
走りたいんだけどシューズが滑って思うように進まない。


他に登山者が居ないので、少し?不安と孤独と戦いながら 何とか「 「大汝峰」の麓まで来れました。
それにしても雪の上は歩き難かった。 慣れているはずなのに・・・

 
斜面に残っている残雪はとても滑らかで、劇場の緞帳(どんちょう)の様に雄大な姿をしていました。
写真で見るよりも実際はもっと凄い。 ソリで滑ったら楽しいだろうなぁ・・・


ようやく「大汝峰」への登り口です。 やっぱ、去年の夏 に来た時と雰囲気が全然ちがいますね。
ここから上には雪は無さそうなのでちょっと安心・・・・カナ。


「大汝峰」の頂上に到着! そして大汝神社に参拝です。
今年もちゃんと来れることができました。(感謝) そしてまた一年間 宜しくお願いします。


ここから見る 白山 が一番好きです。

最初に登った「御前峰」(右)、そして次に向かった石だらけの「剣ヶ峰」(左)が一望できます。
三峰巡り 最後の峰なので、もっとゆっくりと過ごしたかったんですが、空模様が思わしくないので急いで下山するとします。
帰る道には大きな雪渓があるなぁ・・・ 天候の機嫌がこれ以上悪くならない事を祈る! もってくれよ。

「剣ヶ峰」はどちらかと言うと危険で攻撃的な男性の「峰」でしたが、こちらの「大汝峰」は滑らかで女性的な雰囲気がします。(登るのも安心)
こんな違った登山が楽しめるのも白山の魅力です・・・(キモト)

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白山登拝 三峰巡り 「剣ヶ峰」

2014年06月30日 | 「白山登拝」
霊峰白山は日本百名山にも選ばれ、富士山、立山と共に 日本三霊山 に数えられる山のひとつです。
最高峰の御前峰(標高2,702M)・剣ヶ峰 (2,677M) ・大汝峰 (2,684M) この「白山三峰」を総称して「白山」と呼ばれています。

今回、その三つの峰を日帰りで巡る登拝。 
主峰の「御前峰」の奥宮を参拝した後は、県第二位?の高さ を誇る「剣ヶ峰」に向かいます。

その「剣ヶ峰」には登山道がないので、自分でルートを見つけながら登っていかないといけません。
決して難攻不落の峰ではないのですが、危険な場所なので安易な気持ちで登らせないようにしているんでしょうね。


さぁ、去年時間の都合で断念した「剣ヶ峰」の麓に来ました。
いつ見ても人を寄せ付けない独特な雰囲気を出しています。

この日、登山客は見当たらず山頂付近は貸切状態!
初となる「剣ヶ峰」に挑戦です。 


まずは正面から喰らい付いてみましたが、実際に行って見てビックリ!
ラクビーボールほどの石を積み上げて出来た、かなりのガレ場で歩き難い。
急斜面にある不安定な石はすぐに崩れ、行く手を阻みます。

「御前峰」から見ると道らしきものがあるように見えても、実際は石だらけで踏み跡なんてあったもんじゃないね。


山頂に近づくに連れ、足元の石が大きくなって一層不安定になってきます。

手足で慎重に安全を確かめるも石がグラグラしているので、ちょっと気を緩めると石と一緒に落下しちゃいます。
アルプスマーカー(ペイント)が無いので、完全に自己判断ですし、誰かが上にいたら落石が超怖い。

 
「着いたぁ」 標高2677M なんとかルートを見つけながら念願の「剣ヶ峰」の頂に到着です。

それほど広くない山頂に大きなケルンが3つ積まれていました。
生憎の空模様で展望はよくありませんでしたが、ココから眺める「御前峰」もいつもと違って新鮮です。


しばらく登頂にひたっていると 雨がポツポツ落ちてきたので、急いで次の「大汝峰」を目指します。 
ココから見ると、あっちはまだ雪が残っているっぽいねぇ・・・(つづく)

※ 「剣ヶ峰」の印象は 石を積み上げて出来た峰 って感じです。
そのため、 不安定な石に体重が乗る下山の時の方が細心の注意が必要です。
崩れた石で足を挫いたボクが言うので間違いありません。

高度感も多少あるので、一般に登らせないようにしている? のが来て見てよくわかりました。

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白山登拝 三峰巡り 足跡1

2014年06月28日 | 「白山登拝」

本格的なシーズンが来る前に、白山奥宮へお参り登山に出かけてきました。
朝の6時過ぎ、砂防新道の吊り橋を渡ってスタートです。


しばらくは大丈夫だったのですが、甚之助小屋 手前あたりから登山道に残雪が出現!
ここまで順調に登ってきたのに一気にペースダウン

 
十二曲がりでは、雪渓をトラバースしていきます。
踏み跡が残っているので慎重に進みますが、一歩足を滑らすと谷底にスッテンコロリン 上がってくるのが大変そう。

それにしても、トレラン用のシューズは無茶苦茶滑った。
一応雪国育ちなので、雪の上では自信があったんだけど、今日1日で4回も派手に転んだ。(ちょっとショック)


黒ボコ岩に向かう登りです。
途中にある延命水もちゃん健在でした。 これでまた? 長生きできるぞ。


弥陀ヶ原に来ると、おおっ! 今年も「御前峰」の雄姿が目の前に姿を現しました。
それにしても山頂の雲行きが怪しいのが気がかりだなぁ。

ちなみに、帰りにW・Oになって彷徨ったのが、左に見える大きな雪渓です。


まずは一峰目となる白山の主峰「御前峰」(2702M)に到着。
別当出会を出発して、2時間53分だった。 (雪がなかったらもう少し早かったかもね)
生憎の空模様で展望は好くありませんでしたが、今年もここに来れたことに感謝です。

毎月一日に 白山比神社 を参拝しているんだけど、やっぱ山頂はイイね。
今年も沢山お祈りしてきました。


しばらくして、山頂もガスがかかってきました。
一服した後は、急いで今回のメインにしている「剣ヶ峰」に向かいます。

どんよりした空模様で一層不気味な姿に映ってマス。
山頂にはボク一人だったので、孤独からか? ちょっとドキっとした!

登山道が無い「剣ヶ峰」 さぁ どこから登ろうか考えながら向かうとしましょう・・・(つづく)

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白山登拝 「別山」 後編

2013年10月01日 | 「白山登拝」

「油坂」を登り切ると目指す「別山」が目の前に姿を見せます。
後で気づくんですけど、「別山」は見えている頂きの裏にあって ここからではハッキリと見えないんですよ。(遠っ)
それにしても左側は切り立った崖で、体力以外にも険しい道のりになることが想像できます。

 
いよいよ稜線が始まりました。
北アルプスの山々が目線の高さに広がって本当に気持ちがイイ・・・ 始まったばかりなのでまだ余裕です。 
ただ、上にばかり気を取られていると・・・

 
道幅が50㎝ほどしかない場所もあるので注意です・・・
誤って足を滑らせると、一気に奈落の底に落ちてしまいますね。(こりゃ 落ちたら上がってこれないわ)
この辺から一気に緊張感が走ります。


最初のピーク(峰)が見えてきました。
石川県側から見てると なだらかなに見えますが、裏側は荒々しい姿をしているんですね。
左手にはずっと深い谷が続いています。


「天池」 加賀禅定道にある池で、この池の辺りは1800年頃に宿泊施設として利用された跡があるそうです。
穏やかな水面に景色が映って、疲れと緊張を癒してくれます。


稜線歩きは、アップダウンが激しく平坦な道が続いたと思ったら、一度下って再び急登が始まります。
そして、またジグザグの登りですわ・・・ とほほ・・


それにしても山は本当に静かだ・・・ 稜線に吹く風と踏みしめる足音、そして乱れた呼吸だけが響き渡ります。
南竜山荘を過ぎてから他の登山客に会ってないので、孤独感から ちょっぴり淋しい気持ちになって心が折れそう?


追い打ちするかのように、今回最大の難所?に到着・・・
ここまで来たら、もうほとんど崖を横切るようなもんです。
立ち止まって、どこがルートなのか確かめるもハッキリした足跡のようなものは見当たりません。
どうやら薄くなってる箇所を進むようです。
こんな時って、リュックの重みでバランスを崩してズルッと・・・ 必ず悪い事が頭を過るものです。
もちろん落ちたら最後、無事に上がってこれないでしょうね。


崖っぷちも無事に通過。 うひょー まだ全然遠いじゃないか・・・
南竜から かなり歩いたけど全く先が見えない・・・ ダラダラした登り坂を行きながら とにかく先を目指します。


「オイオイ、いったい どこがゴールなんだ」と言わんばかりの稜線が延々と続いています。
日中のうちに戻るんだから時間的に余裕があるのかと不安が増してくるねぇ・・・


下っては登ってを繰り返し、ようやく後600Mの標識まで到着。
とは言っても、走れば3分ほど着く距離も山ではその5倍から10倍ほどの時間がかかりますからね。


おおっ! ようやく頂きが見えてきました。
ここまで来たら不安などはいつの間にか消えて高揚が高まってきます。 あともう少しだぞっ・・・


「別当出会」を出発して約4時間、標高2,399M 霊峰白山「別山」に到着です。
未知の世界だったので、体力よりも精神的に疲れたような気がします。

 
それにしても天気が良くて、眺めも素晴らしい・・・ (実際はこの100倍素晴らしい)
剱岳から立山、槍ヶ岳に穂高岳・乗鞍岳、南に目を向けると御嶽山、そして遥遠くには八ヶ岳の山々も見る事ができ、北・中央・南のアルプスを総なめ できちゃいます。 
ここに来て立った者だけが見える絶景です。 来て本当によかった。


振り返ると雄大な白山(御前峰・大汝峰)の姿と、これまで歩いていた稜線がよく見渡せます。
白山とは 別の場所にある山 と言う意味で名前が付いた「別山」。
いくらなんでも少し遠過ぎだろ と思いながらも、ここから見る白山はとても美しい・・・


そして、いよいよ今回の目的である「別山神社」を参拝。 
これで「御前峰」にある奥宮、「大汝峰」の大汝神社と合わせて「白山三神社」を無事に今年中に参拝することができました。(感謝)


山頂は(って言うかこの登山道は)他の登山客はおらず貸し切り状態。
御前峰(白山)を眺めながら持参した おにぎりをパクつきます。 言い間でもなく、山頂で食べるおにぎりはサイコーに旨いです。


穏やかな陽気に釣られて、帰りの事を忘れて一時間ばかし山頂で過ごしちゃった・・・(焦)
来た道を今一度ゆっくりと戻って行きます。


午後3時30分、無事に「別当出会」に到着。 山の一日は早いのか、辺りは薄暗く感じました。
今回の「別山」へのルートは、距離も登りもあるので健脚の方でないと日帰りは難しいかもしれませんが、
白山に慣れてきたら、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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白山登拝 「別山」 前編

2013年09月29日 | 「白山登拝」

今年は、霊峰白山の3つの神社に登拝することを決め 残るは一つ「別山」です。
天気のイイこの日、寒さが本格的になる前に行く事を決めました。
ルートは「市ノ瀬」からチブリ尾根で向かうルートもあるようですが、展望が良くないのと白山(御前峰)を間近に感じたかったので、
砂防新道から「南竜ヶ馬場」を経て向かいます。

午前6時、砂防新道のスタート地点に架かる橋には霜が降りてました。


登山道も整備され比較的 楽だと言われている砂防新道ですが、登ってすぐにある石段は呼吸も体も慣れてなくて結構シンドイ。


「南竜分岐点」ここで砂防新道とはお別れ・・・ 右折して南竜山荘を目指します。
気温も調度イイのでペースも順調です。


このコースは登りは少なく なだらかな斜面に沿って進みます。
途中にロープが張ってある箇所もあるので慎重に・・・


朝陽を浴びながら、右手に「別山」を見ながら進みます。
いつ見てもキレイな山だなぁ・・・ と思う反面、「あそこまで登るのか」と考えると少しゾッとしますね。


「油坂頭」 南竜山荘から「別山」に向かう最初の登り坂。
中腹に見えるジグザグの登山道は案外目立って、御前峰の山頂からも見ることができます。
いつ登ってもそうですが、小学生の頃に父親と「白山」に登って見た このジグザグの道が子供のころからずっと記憶に残っているんですよね・・・ 何故か気になって。
今回は35年ぶりにその全貌が明らかになるので、このルートを選んだ理由の一つです。


「別当出会」を出発して2時間ほどで南竜山荘に到着。 いいペースで来ているので、ここで少し休憩です。
この山小屋は設備もしっかりして、トイレも水洗なので女性の登山者も安心して利用できると思います。


南竜山荘を後にして、ここからは いよいよ未知の世界です。(ワクワク・ドキドキ?)
湿地帯かなぁ? この時期は枯れていましたが、置かれた板の上をゆっくりと進みます。


登山道は一度下って赤谷の沢に向かいます。
あの「油坂」を下ってから登るとは思ってもいませんでした。(キツそう)


さぁ、念願だった「油坂」に挑戦です。
思ってた以上に岩があって歩き難い・・・ しかも急!


笹がお生い茂った道をこんな感じにジグザグに進みます。
上から見てたのはここだったんだぁ と、ちょっと感動してみる。


振り返って見ると、白山(御前峰)の勇姿を拝むことができます。
やっぱ、雄大な山です。 そこに居ると、こうやって山全体を見渡すことって出来ないですからね。


そして、ここは最後の直線急登です。 6枚目の写真を見てもわかるように急斜面を一気に登っていきます。
前半戦やはり、ここが一番キツかった。


「油坂」を登りきると、一気に展望が開け左手には北アルプスが一望できます。 
「おおっ!」 思わず声をあげちゃった。
それにしても「別山」は まだ遥先だなぁ・・・  
ここからは、この稜線を辿って「別山」に向かいますが、これがまたスリリングな道中だったわけですよ・・・(つづく)

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白山登拝 「御前峰」

2013年09月14日 | 「白山登拝」


「大汝峰」から見た「御前峰」です。
石川県側と違って岩がゴツゴツして荒々しい姿を見せ ここが火山であったことがよくわかりますね。
「大汝神社」を参拝して ゆっくり過ごした後は、比神社の奥宮がある「御前峰」の山頂を目指します。



登って来たルートを一度戻って、血ノ池方面(時計回り)に進みます。
しかし、後から登って来た人は山頂でビールを飲んでましたが、この下りは大丈夫なのだろうか・・・?



しばらく進むと「血ノ池」の側を通過します。 名前とは違って、淡いグリーンです。
この辺でルート(踏み後)が曖昧になって迷うハメに・・・ 見晴らしが良いので特に焦ることもないんですがね。



白山には、大小7つの池があり、これらのほとんどが火口の跡です。
そして その中でも最も大きい「翠ヶ池」の畔にでます。
「翠ヶ池」は古文書によると長久3年(1042年)の噴火でできたと云われ、翠色の水を蓄えて神秘的です。

白山も10時を過ぎると辺りにガスがかかってきますので、進む方向を間違えないよう注意が必要です。



途中にスパっと岩を割ったような道を通過しますが、これも自然に出来たものなのかなぁ・・・?



次に現れるのが「剣ヶ峰」の麓にある「紺屋ヶ池」です。
こうやって「お池めぐり」をするだけでも十分に白山の景観を楽しめますよ。



その「剣ヶ峰」、名前の通り鋭い岩の山でひと際 存在感を示しています。
山頂には行けるようですが、登山道がなく浮き岩も多くて危険を伴うので、よほどでないと登ることはない山です。
今回は目的ではないので行きたい気持ちを抑えてパス・・・ 次回は必ずこの「剣ヶ峰」の頂きを極めたいと思っています。



1000年前は火口のど真ん中だった場所を歩いて、これから登る「御前峰」を望みます。
ルートは中央付近から右手に見える大岩(御宝庫)を目指し一気に登り、そこから峰づたいに山頂に向かいます。



こちら側は完全に逆ルートでしたね。
上からゾクゾクと降りてくる人は居るんですが、下から登る人はボクひとりです・・・
それもそのはず、正面側と比べても明らかに登り難く疲労度も違いましたわ。



最後の登りも岩場・・・ 「大汝峰」の後だけに太ももの疲労もイイ感じです。



11時28分、霊峰白山「御前峰」山頂に到着・・・ さすがにここは登山客で賑わっていました。
約1年ぶりの登拝です。 一年間、ありがとうございました。(感謝)

ちょっとガスってきて展望も悪くなってきましたが、雲の隙間から見える山々も素晴らしいものですね。
ここでも一服、もう一つのおにぎりをパクリ・・・



12時過ぎに室堂に帰ってきました。
いやぁ・・・ 久しぶりに楽しく充実した登山でした。(本当に天候にも恵まれ最高でした)
今回、「白山三山」の「大汝峰」と「御前峰」の2峰を登拝することができましたが、残るはもう1峰 「別山」です。
今年中に行けたらいいなぁ、と思ってますが 果たして行く いや、行けるだろうか・・・(キモト)

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