もう言わずと知れた 70‘大阪万博のシンボル
太陽の塔!
子供の頃から大好きで、これまで何度訪れたことか・・・
この
太陽の塔 は、たんにデカイ建造物ではなく、万博のテーマ 「人類と進歩と調和」 を表したテーマ館 (パビリオン) だったのです。
万博終了後、すぺてのパビリオンは取り壊される中、この
太陽の塔 だけは永久保存が決まりました。
ただ、その内部は半世紀の間、ずっと閉ざされたままでしたが 去年、補修工事が終わり一般公開がはじまりました。
何年越しの想いだろ・・・ ずっと見たくて仕方が無かった胎内にある
生命の樹!
念願叶って、ようやく拝見できます。(o^-^o) ウフッ
万博公園に到着! うわぁ! キレイになったなぁ。
過去の写真 からもわかるように、塔は堀の中に建てられていたんですが、そこが埋められてエントランスになっています。
ぐるっと一周まわって、地下から塔に潜入です。
ちなみに内部に入るには事前予約が必要ですゾ。(当日券はありません)
TOWER OF THE SUN MUSEUM
う~ん このマークもカッコええなぁ。
見ての通り 塔の内部はそれほど広くないので、10人ほどのグループに分かれて
ところてん方式 で鑑賞しながら進むようです。
せっかくなので、もっとじっくり味わいたいんだ! ってのが出来ないんだ。
(残念)
受付を抜けるとまず目に飛び込んでくるのが、そう
地底の太陽 です。
当時は塔の前段の地下展示場にあって、「過去:根源の世界」を表しています。
万博終了後に行方不明になりましたが、この展示のため復元されました。
未来の太陽(てっぺん)・現在の太陽(真ん中)・過去の太陽(背中)、そして地底と、まさに名の通り
太陽の塔 なのです。
地底の太陽 を過ぎると、ついに き、き来ました。
じゃん
「生命の樹」 です。
いやぁー感動!
ついに見れた!
まさにここは異空間? もう圧巻すぎて、しばらく言葉が出ません。
この地下から上へと伸る高さ41mもある
生命の樹 には、
単細胞生物からクロマニョン人まで、生命の進化をたどる33種の生き物が貼りついていて、
根源から未来に向かってふきあげる
生命のエネルギー を表しています。
この色使いといい まさに
いきもの の胎内!
信じられます? あの
太陽の塔 の中にこんな広大な世界が広がっているんですよ。
すべてをキレイに補修してあるわけではなく、時間の流れを知ってもらうために
あえて当時のまま にしてあるモノもありました。
特に機械むき出しの 朽ち果てたゴリラ には感動でした。
写真に収められないので、しっかりと脳内にキヲクします。
そして30年以上も待ったのに、干渉(鑑賞)あっと言う間におしまい!
外観の気味の悪さと、このエネルギッシュな内部・・・
知れば知るほど奥が深く、岡本太郎の世界観(思考)みたいなものがギュっと詰め込まれていて マスマス
太陽の塔 が好きになりました。
う~ん また、すぐにでも行きたい! 興味がない方でも見る価値はあると思うなぁ。(キモト)
人間の身体、精神の内には、いつでも人類の過去、現在、未来が一体となって輪廻しているんだ 【岡本太郎の名言】より