今回ご紹介する温泉は富山県氷見市(氷見市海浜植物園の側) にある
松田江温泉 民宿あおまさ です。
数年前にリニューアルされてから、今日が初めての訪問!
以前はまさに
昭和時代の民宿 って感じでしたが、一軒家的なお姿に変わっていました。
この寒い季節・・・ 夜の帳が下り、風情が溢れるのは おでん屋の提灯と温泉の看板くらいです。
あ、あ・・・ 見れば見るほどお湯が恋しい・・・
当然ながら、浴室もキレイになっていました。
リニューアル前はトタンで出来た手作り感満載のバラック小屋で、浴室はナント一つだけ・・・
男女交替制なのか、混浴なのかあまりよくわからない温泉でしたが、
今は男女別にちゃんと分かれています。
そして、脱衣場に入ったとたん ああ この臭い!
ここは強烈な
枕木臭(アブラ臭)がすることで有名で、某温泉マニアの中でも人気のお湯なのです。
この臭いを嗅ぐために、遠方からわざわざ訪れる方もいるとか・・・
泉質:ナトリウム-塩化物強塩温泉 泉温:30.6度C
適温を保つため加温して使用しています。(かけ流し式)
色は黄茶色で混濁しており、独特な油臭と舐めると少し苦い味がします。
枕木臭 とは、道路工事で漂うあのアスファルトの臭いです。
ありがたいことに、一番風呂!
着いた時は湯舟にはお湯が入っておらず、わざわざ入れていただきました。(感謝)
ふぅ~
それにしても波の音に耳を傾けながら、独特なお湯にゆっくりと浸かるのははサイコーの贅沢ですわ。
入れた直後はやはり臭いは強め!
油系と言っても刺激はありませんが、肌にまとわりつくような重い感じがするので、あまり長湯には向きませんね。 湯(油)あたりしそう・・・
その前に臭いにヤラレルかも。
ここは お湯を体全体でガッツリ味わうのではなく、休み休みチビチビと味わうのが最適なようです。
そんな
松田江温泉 民宿あおまさ は、ロケーションも最高!
目の前には富山湾が広がり、遠くには立山連峰の雄大な姿が見渡せます。
以前のような秘湯ムードは影を潜めましたが、そのかわりに女性も安心して?入れるようになったので、
ちょっと変わった温泉を体験してみたいなぁ って方にぜひオススメいたします。
海も素敵だったので、次は海岸を散策しながら入りにこようかなと思っています。(キモト)