![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/f4/0fcc0687fde9211d96cdfd94fb0a788d.jpg)
最低でも
往復10時間 で戻らないといけない今回の
剱岳 日帰り登山。(一般的な所要時間は16時間)
中間地点? である早月小屋まで今のところ予定通りに到着です。
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小屋で休憩と着替えを済ませ早々に出発!
後ろに見えるのが早月小屋・・・ こうして見ると尾根伝いに登っていることがよくわかります。
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登山道は森林限界を越え、荒々しい岩が目立つようになってきました。
以前はこの辺りで足がつってしまったんだけど、今日は一睡もしていないにもかかわらず絶好調です。
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ひとつ峰を越すと目の前に
剱 の主峰が姿を現します。
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(」゜ロ゜)」おぉ。
晴れているとこんなにも素晴らしい景色の中 登れるんだねぇ・・・
過去2回残念な思いをしただけにテンションがあがります。
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目の前に頂を見ていや応にも足取りが速くなりますが、ここから岩場が続くので慎重に登ります。
せっかちなので逸る気持ち(興奮)を押さえるのが大変。
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アブネ・・・ 晴れて景色がいいってことは、足元の切れ落ちた崖も見えるってこと。
この前は気づかなかったけど、ガスがないとこの辺りにも危険な箇所があるんだね・・・
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順調に高度を上げていきます。
9月中旬とあってそれほど暑くもなく、気持ちのイイ登山です。
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(」゜ロ゜)」うおぉ。 頂が朝日に照らされ輝いて眩しい・・・
やっぱ迫力あるなぁ・・・ 峰を越すごとに主峰が大きく近づいて来ます。
んっ。??? クンクン・・・
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さっきから何か臭うと思っていたら、右手に
立山の地獄谷 が見えました。
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そこからの硫黄が風に乗ってここまで来ているのです。 スゲー!
よく見ると室堂やアルペンルートも一望できます。
晴れているとやっぱスケールが違うなー
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小屋に前泊客かな? 前方に登山者が頑張って登っています。
ボクも負けじと最後の峰を越します!
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そして、
キターっ 最後の峰を過ぎると岩の王様とも言える剱岳が堂々たる姿で聳え立っています。
やっぱ、カッコいいなぁ・・・
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うむっ、それにしても前はいったいどこをどう登ったんだろ?
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よく見ると山頂に
あの標識 が見えます。
アレはこんな場所に立っているんです。
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さぁ、いよいよ核心部に突入!
ここからはペイントを確認しながら三点保持で慎重に登ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ae/5f5be5e74889af258c5d7d201301fd33.jpg)
ところで写真の中央付近に上から降りてくる登山客が見えますか・・・?
なるほど! こうやって見ると、(やっぱ) キワドイとこを通っているんですね。
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主峰の真下からいよいよ正念場(岩登り)です。
眺めがよくて登るのが楽しみなのですが、寝ていないせいか ここに来て頭がボーっとする。(集中!)
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浮き石に気をつけ、落石させないよう慎重に一歩一歩・・・ 真下に人が居たら大変です。
高所恐怖症の人は無理かもしてませんが、落ち着いて登れば特に問題ありません!
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とは言え、振り返るとこんな感じ・・・
誤って足を滑らせば大ケガは間違いありませんけど。
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「コリもせず また来たよ!」
ピークを登り切ると、別山尾根ルートとの分岐を示す例の標識がお出迎えです。
風化して何が書いてあるか相変わらず読めませんが、こんな気持ちイイ場所に立っているんだね。
数ヶ月前に来た時と全く違った光景が広がっていました。スゲー!
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標識にあいさつを済ませ、最後のガレ場・・・ ここまで来たら頂上はすぐそこ。
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午前9時32分 標高2999M 剱岳の山頂に到着しました。
あまりの天気のよさに写真を撮りまくっていたけど、目標の5時間を切ってまずは一安心です。
それにしても、ここから眺めはやっぱ最高ですね。
この景色を見ればこれまでの疲れが吹っ飛びます。
思い切って登って本当によかった・・・ そして後半につづく。(キモト)