立山 は、雄山・大汝山・富士ノ折立 の3つの峰の総称で、富士山・白山と合わせて
日本三霊山 に数えられています。
主に
雄山 のことを指して「立山」ということもありますが、最高地点は中央の
大汝山 なんです。
地元の人でもあまり知らないかもね・・・
ギクっ (くみコ)
今年の町内会の旅行で立山まで来ました。
旅費がオトクだったので
散策や温泉などで浪費してしまって、時間が無いけど天気もイイことだし(やっぱ)山頂を目指すことにしました。
もちろん最高峰の大汝山まで。 残り3時間ちょっと・・・ 普通なら得に問題ないでしょ。
3日前に登った
剱岳 の筋肉痛が残っているけど、慣らしには丁度いい運動だと思って出発です。
夏も終わりに近づいていると言うのに、登山道の脇には雪渓がまだ解けずに残っています。
ここまで来たら万年雪なんでしょうね。
順調に登ってきましたが、一ノ越まで来ると、上は大渋滞。
さすが気軽に3,000M級に登れるとあってスゴイ行列です。
抜かそうにも、ほぼ一列なので無理はできません。
慌てて落石でもさせたら大変なのでここは我慢です。 時間が無いのに。
それにしても、園児(4~5歳)が挑戦していたのには驚いた!
急な岩場がありますが、滑落の心配はありません。
浮石にさえ気を使って一歩一歩慎重に登れば大丈夫です。
途中、渋滞に見舞われ予想以上の時間が掛かって ようやく
雄山 (3,003M)に到着です。
山頂も座る場所もないくらい大勢の観光客で賑わっていました。
ここから縦走ルートでさらに奥にある
大汝山 を目指します。
・・・なんだか空が曇ってきたゾ。
大汝山に行く人は少ないのか、ここから登山客が一気に少なくなります。
遅れた時間を取り戻すべく雲の中の銃走路を小走りで進みます。
道幅が狭く、交互通行の場所がありますが特に難しい箇所はありません。
多少のアップダウンはあるものの、落ち着いて歩けば大丈夫です。
おっ! 目の前に立山の最高峰(地点)が見えてきました。
う~ん・・・ 今回も天候がよくないなぁ。 途中まであんなに晴れていたのに。
そして、この大きな岩の上が立山(大汝山)の最高地点
(3015M) です。
本来ならは北アルプスの素晴らしい展望が望めるのですが、今日もガスの中です。 ショボーン(´・ω・`)
と、今日は登頂に浸っている余裕はありません。
バスの集合時間まで1時間ほどしかないので、サッと昼食を済ませ 急いで戻ります。
下りは滑り易いので 慌てず(イヤ慌ててます) 他の登山者に迷惑にならないよう(急いで)降りました。
途中にある
三ノ越 。
登っている時は見過ごしていたっけ・・・
そして、バスの出発15分前に無事に室堂に到着。
(最後はかなりのダッシュだった)
しかも、降りて来たら空も晴れて天気も良くなるもんなー 今年の登山は天候にあまり恵まれなかったカナ。
今回、8年ぶりに立山に来たけど、観光地として充実していて白山とは違った魅力があって楽しい旅でした。
次は家族全員で登りたいな。
今年の夏は、白山・剱・立山と、3峰登れたので満足です。 白山ならもう1回行けるか・・・?(キモト)