カヌーで、特に未知の川を下るには、事前の情報収集が大切です。カヌー雑誌やHP、ブログ、YouTubeなどから、その川の特徴やレベル度、どこに危険な箇所があるか、ある程度調べておきます。しかし、川の様子は、その年、または大雨によって変わるし、その地域がそれまでどのような天候だったかなどにも注意をはらっておきます。そして、当日の天気予報、さらには、現地に行っての情報交換も必要です。

危険を回避する一番大切なことは、危険!と判断したら取りやめることです。岸にカヌーを着け、カヌーをかついで下り、安全な場所から再度川下りをします。このことを「ポーテージ」といいますが、川を下っていけば何十秒で下れる所を、その何十倍もの時間をかけ、ブッシュをこぎ、道なき道を歩き遠回りすることにも。そして、自分が危険かな!?と想定した場所を観察し、ポーテージしてよかった!または、これだったら大丈夫そう!と、その経験が次の決断に生かします。
しかし、早瀬から抜け出せなく、どうしても激流に突進して行かなくてはならないケースも当然発生してきます。大波にカヌーの先(バウ)を突っ込み、頭からザンブと水がかかってくることも。頭には、沈した時川底の岩に頭を保護するためのヘルメットを付けています。また、体とカヌーの間には、カバー(スプレカバーといいます)があるので、船体に水が入りませんが、一瞬なれど人力潜水艇!のような状態もあります。
しかし、早瀬から抜け出せなく、どうしても激流に突進して行かなくてはならないケースも当然発生してきます。大波にカヌーの先(バウ)を突っ込み、頭からザンブと水がかかってくることも。頭には、沈した時川底の岩に頭を保護するためのヘルメットを付けています。また、体とカヌーの間には、カバー(スプレカバーといいます)があるので、船体に水が入りませんが、一瞬なれど人力潜水艇!のような状態もあります。
カヌーは、スキーと似ています。スキーの場合、急斜面を滑るときスピードが出ると怖くなって重心が後ろになりがちです。そうするとスキーの先が上がるので押さえがきかなくなり、スピードが更に出て、転倒する場合があります。この現象は、カヌーも同様です。大波が次から次に来ると(=自分がその波の中に入っていくのですが)、どうしても体重が後ろ加重になります。この状態は、バウ(船首)が上がり直進性がなくなり沈することがあります。そのときこそ、まず体を前傾姿勢にし、パドルを交互に積極的に前に前に出し、水をしっかり捉え、バウを波に垂直に向け集中して漕いで行くのです。
沈は、少し練習すれば、ボートから脱失しなくても、オールと体のひねりで復元させることができます。この技術がマスターできると沈はあまり気にする必要がありません。もし、川底が浅かったり、まだ十分復元できなければ、スプレカバーをはずしカヌーから足を抜き、岸でボートの水を捨て、再度セットして川下りを続けます。
川下りで危険な場所は、えん堤などの人工物の場所です。また、波と波とがぶつかってウズを巻いているところや激流で舟底が川底に着くような水の少ないところも要注意です。あまり浅いところでは動かなくなりますがー。
ま、自分のスキルを客観的に捉え、「君主危うきに近寄らず!」を心して行動すれば、自動車やバイクの事故より少ないと思います。特に、カヌーの場合、冷静な判断力・決断力、スキルUPとともに、自然に対する畏敬の念・謙虚さ・感謝などをいつもココロしています。