一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒭‐5.増毛町・映画「駅 STATION」のロケ地~旧増毛駅へ  2024.10.1

2024-11-09 09:00:00 | ⒭映画・TV・CMロケ地

 増毛駅は、1921年(大正10年)に開通した深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅で、鰊場で栄えた最盛期には人や貨物の輸送の拠点としてにぎわいました。しかし、産業構造の変化、車社会、人口減などの時代の変化により客数が減少し、経営悪化が続き、1953年(平成28年)廃線となりました。 


 



 駅舎とその周辺は、高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」のロケ地になりました。駅舎をはじめ、駅すぐ向かいには「風待食堂」や旅館などの建物が今も残っています。この風待食堂内は、ロケセットがあり、映画に関連した小道具やスチール写真が展示されています。現在は観光案内所が併設されています。なお、駅舎は開通当時の状態に復元され、公衆トイレや駐車場なども整備されています。

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⒭-4.増毛町・映画「駅STATION」のロケ地~風待食堂へ 🎦 2024.10.1

2024-11-06 09:00:00 | ⒭映画・TV・CMロケ地

 1981(昭和56)年公開の「駅STATION」のロケ地;増毛町にやってきました。この町では、複数本の映画のロケ地になっています。


「駅STATION」のあらすじ~増毛町に関する内容てしてはー

 警察官である三上英次(主演;高倉 健)は、北海道警察の刑事です。検問中の先輩刑事が彼の目前で射殺されます。犯人は「指名22号」と呼ばれる警察官ばかりをねらった連続殺人犯でした。
 時が経過し、1979年12月のこと。三上は実家のある増毛町雄冬へ帰省するため連絡船の出る増毛駅に降りたが、悪天候で船は欠航。たまたま居酒屋に立ち寄った店が、増毛駅で偶然出会った桐子(賠償知恵子)の経営する居酒屋でした。
 年が明けてすぐ「指名22号」に関するタレコミ電話が入り、三上は桐子の様子から「指名22号」との関係を疑う。そして、三上が桐子のアパートで指名手配の男と鉢合わせ、射殺しました。後日、かくまった桐子の店を訪れたが二人の間に亀裂が入ったのを知り、三上は言葉なく立ち去ることに。
その居酒屋のロケ地がー

 


風待食堂


壁面の掲示物や置物








居酒屋のセット


 カウンター席の様子


 開いた戸の左が出入り口です


昔懐かしい手洗い


厨房の様子



駅前には食堂や居酒屋(写真右の建物)、旅館が建っています。


 「駅 STATION」では、北海道のいくつものマチがロケ地になっていますが、一番印象的なのが、増毛駅前の風待食堂です。 多田商店という食料品・雑貨店が映画では飲食店として画面に出てくるのですが、今は商店も営業を止めて観光案内所になっています。 

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⒭‐3.沼田町・NHK TV「すずらん」のロケ地;明日萌駅(=旧恵比島駅」へ 🎦 2024.10.1

2024-11-04 09:00:00 | ⒭映画・TV・CMロケ地

 「すずらん」を視聴した方も大勢いるかと思います。1999年(平成11年)に放送されたNHK連続テレビ小説です。留萌・増毛方面に行く折、”すずらんのロケ地は今どのようになっているのか!?”と立ち寄ってみることにしました。
 このロケ地は、旧留萌本線にある恵比島駅。この駅が、本ドラマのロケセットとして誕生した架空の駅名が明日萌驛(あしもいえき)です。

ドラマの概要】大正時代に北海道留萌地方の駅=明日萌驛に捨てられ、駅長に育てられたヒロイン=萌の母親探しと初恋を軸を描いたドラマです。その当時の炭鉱で発展した町と鉄道の栄枯盛衰を萌の一生を通じて描かれています。


右の窓3つある建物が「緩急車
※ 鉄道車両の一種で、列車にブレーキをかけるための装置
が付いた車両。これが無人駅として使われていました。








駅周辺の建物


プラットフォーム側






左の建物が緩急車を改装した無人駅でした。







読めそうで読めないが、これもロケセットの一つ。


駅舎内の様子








駅舎は立入禁止です。


中村旅館








この建物にはトイレがあり、その他は入室禁止です。



 駅前の道路~至;留萌



 駅の真正面の様子


 この恵比島駅が「すずらん」のロケ地に選ばれたのは、➀線路が一直線であること、②昭和初期の街並みがあること、③駅前広場があること、④駅前道路がメインストリートとしての雰囲気があるという理由とのこと。この恵比島駅の木造駅舎は、ロケのために昭和初期の駅舎を再現したものとのことです。


恵比島駅の歴史】本駅は、1910年(明治43年12月);開駅、1965年(和40年9月);駅舎が改築。その後、1986(昭和61年11月)に駅舎が取り壊され緩急車を改造した簡易駅舎が置かれた無人駅となりました。ドラマを撮影中は、その簡易駅舎を古材で覆い、その横にドラマのための昭和初期の駅舎が再現されました。これが「明日萌駅」です。なお、恵比島駅は2023.3.31のJR留萌本線(石狩沼田~留萌間)の廃線に伴い駅としての役目を終えました。


 かつて、ドラマ放送直後は観光客で賑わっていた「明日萌驛」も、ブームも去り閑散としています。また、かってたくさんあった駅前通りの建物も、ほとんどが取り壊され、保存の大変さも納得できます。

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⒭‐2.映画 「愛を積むひと」~ロケ地;美瑛町 🎦 2024.9.16

2024-10-05 09:00:00 | ⒭映画・TV・CMロケ地

 あらすじ      上映日:2015年6月20日

  第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦の話です。篤史と良子は、 かつて外国人が住んでいた家で暮らし始めます。良子は、篤史に家を囲む石塀作りを頼みます。しかし、以前から患って いた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの一通の手紙を受け取りました。驚く篤史。『この手紙を読んでいることは、私はあなたのそばにいないことですね。アッチャンには最後まで石を積み続けてほしい!』と。篤史は周囲の人々の人生に関わって生きていきます。また、長年疎遠になっていた娘、聡子と再会します。~


フェルム ラ・テールから歩いて行けます。


塀の幅、高さ、長さから石積み作業の様子を考えました。


石の多さからも、この作業は大変だったことがー。



2階建で、部屋数も多く結構大きな住宅です。


ベランダの前に大きなハマナスがあります。


主たる暖房は、灯油によるセントラルヒーティングのようです。


煙突の様子から、どんな暖炉がついているのかな?と。


 ロケセット前に広がる風景 



 美瑛らしい光景が広がっていました。


 


ハマナスの花は終盤で、大きな実を付けています。


 このロケセットは、そのまま宿泊施設;「美瑛町体験交流住宅」になっています。この施設は、フェルム ラ・テール美瑛本店が管理していて宿泊予約が可能です。360°のパノラマ光景、刻一刻表情を変える農村風景に癒されに来ませんか⁉

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⒭-1.鉄道員「ぽっぽや」のロケ地~南富良野町・幾寅駅舎(=幌舞駅として) 🎦 2023.7.29

2024-09-29 09:00:00 | ⒭映画・TV・CMロケ地

 カテゴリー;「⒭映画・TV・CMロケ地」のはじめに北海道では、映画、テレビ、コマーシャル、小説などで、ロケ地になったり、撮影された場所や背景になった場所が所々にあります。本カテゴリーは、私が訪ねたそれらの場所を紹介していきます。


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 映画;「鉄道員(ぽっぽや)」をみた人も多いと思います。高倉健主演で、大竹しのぶ、広末涼子、志村けんなどが出演した1999年に公開された映画です。撮影で、廃線が決まったローカル線の「幌舞駅」として使われた駅舎は、南富良野町に実在するJR根室本線の「幾寅駅」です。

あらすじ】主人公の佐藤乙松(=高倉健)は、北海道のある廃止寸前の「幌舞線」の終着駅・幌舞駅の駅長です。彼は間もなく定年退職の日を迎え、また同時に幌舞駅も路線とともに廃止の時を迎えようとしています。彼は生後間もない娘を病気で失い、また妻にも先立たれ、孤独な生活を送っていました。ある雪の正月、彼のもとに真っ赤なランドセルをしょった少女が現れ人形を忘れて帰えります。彼女の来訪は、彼に訪れた優しい奇蹟の始まりにー。


ロケに使われた周辺の光景




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ロケ関連展示コーナー



プラットフォームの様子


プラットフォームへは階段を上ります


駅舎と同じくらいの高さか?


 富良野・旭川方面は、「ひがしこえ」の方向です。


 線路が真っすぐ伸びています。

🚂 この幾寅駅がロケ地に選ばれた理由は、➀駅舎とホームまでの行程に段差があり情感があること、②線路が真っすぐ伸びて様子も原作とフイットしたようです。なお、幾寅駅は、2016年夏の台風の影響により、線路が使えなくなり、現在はバスの代行輸送ルートとなっています。過日、富良野~新得間が廃線になることが決定されたとのニュースがありました。

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