ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

父の入所決定

2010-08-12 11:21:10 | Weblog
先日、ホームの方の訪問面談が終わり、昨日入居日決定の電話が来た。

これといった理由もなく、9月になったらお引っ越し・・・と考えていたが先方は極力早くとのことで今月26日となった。

今いるホームで22日に納涼祭に参加できるのは少し嬉しい。

ホームで誰とも親しくすることを拒否した父。
けれど行事の時だけはいつもと違って楽しそうにみえた。

わたあめばかり5本も食べたときには「へえ甘いもの好きだったのか」と驚いた。
2年前までは輪投げだっていやいやだけど参加して、景品は私にとピンクのハンカチを選んでくれたっけ。

父は初め「タクシーをよべ。家に帰る」とか「ここは何の楽しみも無くてひどいところだ」と怒っていた。
けれど1年が過ぎるとたまに自宅に帰ってもそわそわしてホームに戻りたいようだった。
2年たったら住めば都。

そんな「我が家」を離れるのをどう感じるんだろう。
最近は反応もかなり減ってるから全く心の内がわからない。

かつて記念行事に来賓として参加した立場であった老人ホームにお世話になるってことを
どう感じるんだろうか?

あれこれ考えがめぐるけど、これまではそうだったように、これが最良の選択、最良のタイミングであると信じたい。


さてさて、今後いろんな仕事が待っている。
荷物の整理も、手続きも。。。。

特養入所への一歩~いよいよ面接

2010-08-04 16:44:56 | Weblog
明日、父のところに特別養護老人ホームの入居担当スタッフの方が来ます。

父はどう反応するかなあ?

なかなか本人に転居を言いだせなくて、とりあえず見学に行ったこと、職員の方々が(父の昔の知り合いなので)是非こちらへと言ってたことは話したんだけれど。
それに対しては無反応だったけど、
「○●さんが、懐かしがっていたよ。お父さんも会いたい?」
と聞いたら、はっきりとうなづいた。ちょっと涙目にも見えた。

父が病気のせいで言葉を発せられないのか(でも「うるさい」だけは時々言う)、すべてが面倒で黙り続けるのかよくわからない。

明日面接。

とんとん拍子に決まったら・・・・今度は母を説得するのに苦労しそうだな。