ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

退院したらどうするの?!

2011-10-03 18:08:18 | Weblog
1週間で歩けなくなってしまった母。
いきなり独居の家で暮らせるわけがありません。

入院中に病院の相談室にもいったし、区の福祉保健センターにも相談に行きました。
けれど、答えは
医師が指示を出していないから緊急性はなく、どうにもならない。

自分で老健や特養にも見学にいったりしました。

けれど、どこも「利用実績のない方であり、満床でもあるから今すぐは受け入れできない」

結局我が家で母を面倒見るしかなく、仕事を休むことになりました。

5分に一回同じ事を聞く母。やたらと食べ物を口にする母。

とにかく起きていればしゃべりっぱなし。

息子たちも初日はやさしく答えていたものの、1週間後にはできるだけ接点をもたないように自室にこもる始末。

しかたないよね、思春期だし。

「そんなにあたしが邪魔なら家に帰るから。迷惑かけたね、これ迷惑料!!」と万札をテーブルにたたきつけて不機嫌な母。

「また倒れるから、お茶は控えめに」というと「お茶で体調崩すわけがない。うるさいね、本当に!」と怒り出す母。

2週間で心身ともにくたくたになりました。

そこへようやく老健から「急に空室がでたのでショート可能ですよ」の電話。助かりました~。

急遽透析クリニックに紹介状を書いていただき、指定の用紙とは違うけれど書類を各種ファックスして、判定会議にっけていただき、無事ショートステイがかないました。





今度は母まで倒れた

2011-10-03 17:55:20 | Weblog
父のお墓や仏壇問題に頭をなやましている最中、母が救急搬送されるというハプニングが起きました。
透析後の急な血圧低下による失神で、命に別状はなかったのですが・・・。

要観察とのことで某大学病院に入院。
初日の夜は母に「具合が悪い」自覚がなく、何度も「帰る」と起きあがっては失神、嘔吐。
けれど目を覚ますと本人はなあんにも覚えていないのでした。

絶食で2日目を迎え、3日目に個室に移されました。
理由は認知症だから。

別に大声をだしたり暴れたりする人ではありません。

おまけに点滴を引き抜いてしまったり、転倒の危険があるからとベッドに拘束状態。
はじめてみましたよ、あの極太の腰ベルト。
かわいそうでした。

母は食事抜きで体力も気力も落ち、とても起き上がれる状況ではないのに。。。。

結局、貧乏人なんで15000円もする差額ベッド代は払えないと知ると、今度は認知症男性と相部屋。

あまりの扱いに腹がたちましたが、母が気にしていなかったので黙ってました。

退院まで1週間のあいだ拘束は続き、退院にそなえて座る時間をつくるとか、歩く練習をさせてほしいとお願いしたのに、結局退院前日までリハビリはありませんでした。

しかたなく車椅子をケアマネさんに手配してもらって迎えに行きました。