ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

人工透析で介護施設の受け入れ先がない!と嘆くとき

2014-11-26 10:29:33 | Weblog
人工透析患者は年々増加しているようですね。

母は透析歴10年、5年ほど前から認知症も発症し3年前にグループホームに入ってもらいました。


透析患者を受け入れてくれる施設は本当に少なく・・・・・

つまり

豊富な財力があれば有料老人ホームは受け入れの可能性が高く

特別養護老人ホームや老人保健施設で病院併設のところは可能な場合があるが、待機が長い


ですが、我が母はごくごく普通のグループホームに入れていただいて丸3年、特別な食事管理もしていませんが元気です


同じように悩んでいる介護者の方の参考になれば、と過去にも書いた内容ですがまとめておきます。


はじめに、なぜ、透析患者の受け入れが難しいかというと

・病院への送迎問題

・食事管理

・体調管理(血圧の急変や感染症に非常にダメージを受ける確率が高い)

が主な理由のようです



では、うちの母が、グループホームに入れてもらえた理由はなんでしょうか?

それは、こうした理由をすべて潰していったからです。


・病院への送迎は家族側で行います。ホームの方にお願いすることはありません。

・食事は他の方と同じ献立、塩分管理等もみなさんと一緒でかまいません。

・体調管理はクリニックと、別途主治医の訪問診療で万全の態勢を整えます


本当に必死だったので、これらを約束するので「試験的に」受け入れてくれるようお願いしたんです。


ホームのスタッフには腎臓病がどんな病気で、透析は具体的にどう行われ、日々特に目配りしていただきたいことは何か、を書いてスタッフルームに配りました。


イメージ的に、「人口透析」というだけで、ものすごくコワイんだと思います・・・・



水分・塩分管理や服薬は、独り暮らしで全く管理出来ていなかった(毎食カップめんを食べてしまうとか)ので、特別な配慮がなくても、家で過ごすよりずっとマシだと思ったのです。


施設を切望するなら、覚悟をもって、とりあえず交渉することです。


下っ端のスタッフではなく、その施設のトップ層に直談判しましょう。

その時、大切なことは、その施設にとってのリスクを、家族側もじゅうぶん承知している、ということ。




頑張ってください。


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ひとりっこ介護(まとめ) 心の保ち方・自分の守り方

2014-11-01 07:59:54 | テーマ別まとめ
すっかり秋が深まってきました

母のグループホームの方が昨日で退職してしまいました

その理由が

「希望がないから・・・・どんなに頑張ってお世話しても、今より元気になることってないんですもの」

哀しいなあ


でも・・・・わかる気もします

「認知症介護」としてボケてはいるけれど元気な年寄りを思い描いて仕事に就いて、結局看取り介護をすることになった衝撃・・・・


今までありがとうございました!


さてさて、ここからは分散し放題だった記事をテーマ別にまとめていこうかなと思います

介護で忙しい中読んでいただくのに少しでも時短を・・・・と思いまして。



一人っ子介護者、こころの保ち方

・・・なんて言っても、本当にストレスに弱くて

弱いからこそ、逆境の中、自分を守るために 逃げ道を用意しているんですね、きっと


※タイトルをクリックするとそれぞれの記事に飛びます※


介護でうつになってはいけません(2013年9月)


我慢はほどほどに


でも、だって・・・は言わないことにしました


ひとりっこだからこそ一人で頑張らない


動揺する渦中でつぶやいたこと


残念ながら介護を楽しむなんて無理なわたしです


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