ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

最愛の母との別れを覚悟するときが来ました

2018-12-03 17:26:07 | ひとりっこの気持ち
母は来年の節分の日で80歳です。

けれど母に80歳の誕生日は来ないことが決まってしまいました。


わたしは今日、12月3日、「延命措置を望まない」というチェック欄に署名しました。



涙があふれてとまりません。


きょう、施設入所中の母に会いに行ったとき、もう透析をする意味がないことを医師から告げられました。


≪家族が拒否すれば透析は継続となります。

けれどいまの、お母さんの身体状況では、透析がかえって体力を消耗させつらい思いをさせるだけかと」


人工透析は生命維持の手段です。


透析をやめれば1週間から10日で天国に旅立つことは知っていました。


だからこの日がくことをずっと恐れていました。


わたしのサインで命の期限を決めること。


母にとってもわたしにとっても残酷な選択でしかありません。


最近がくんと状態が悪くなった母のことは十分わかっていて。


出来ることなら、そんな残酷な決断をわたしが迫られないうちに、


穏やかに眠るように、幸せな夢を見ながら天国に旅立ってはくれることを密かに願っていました。。。。


けれど、その願いは叶いませんでした。


きょうからわたしは電話の着信におびえて生きるしかありません。


母の最期の日まで、どう暮らしたらいいのか。


わたしはわたしを保てるのか。


12月6日は亡き父と母の53回目の結婚記念日です。


お父さん、どうかもう少しお母さんをわたしのそばにいさせてください。

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